テレビ好きだから思わず、「使いたい時に欲しいだけ」として、鋼材を切り売りをして
業績をぐんぐんと伸ばしている、元気のある企業のドキュメントに、ホント偶然に出合う
ことが出来る訳でありますが、その努力と成長ぶり、元気さはたいしたものですね。
市場に同じ事をして売る競争相手が出て来るまでは、利益を伸ばし続けて事業規模を拡大し
新工場も手狭になるぐらい取扱量や売上、利益とも右肩上がりで推移して、企業は安泰で
あり続けるるのでしょう、特殊な技術もさほど必要もなく、取引先のお客様の事を第一に考え
資材資源も無駄が出ない売り方を大切にして、常に、社会の役に立ちたい真心さえ忘れずに
創業者の初心を貫き経営を続けていれば、お客様にも大切にされ成り立つ、ある意味の隙間商売
その便利さとお客様の資材費削減のニーズが力となり、今の成長を奢らずに、2代目が売上げ
重視にさえ走らず競争相手も出なければ、社員達も安定した収入を得られ続けるでしょうね。
「使いたい時に欲しいだけ」これを、他の業種では出来ないのかと、ふと考えてみる。
製品としての自動車は、まず、無理である、その代わり、カーシェアリングが行われている。
電力で考えてみると、基本料は掛かるが、量り売りが行われていて、既に入り込む隙間はない
ならば、住宅建築で「使いたい時に欲しいだけ」をも採用してみるとどうなるのだろう
今年は、一生懸命に働いたから、200万円を貯める事が出来たから、まずは、便所と風呂を
新築をして、来年はもっとお金を貯めて子供部屋と玄関を、新築したいと考えた時に
土台を載せる基礎が細切れになるから、どう考えても、上物は先に建てる訳には行かないだろう
ならば、既にマイホームが欲しいと思う人が、既に住宅を建てられるだけの土地を持って
いるものとして考えたならば、マイホームを建てたい人は、住宅を建てる為の基礎を作る
その費用があれば良いのではあるが、基礎だけでは直ぐには、住めずに、結果的には
「使いたい時に欲しいだけ」の言葉は成立せず、「欲しい」だけが前に出てしまう訳で
使いたいのであれば、銀行などでローンを組んで、建設費を捻出をして、上物を建てるしか
欲求を満たす方法が無くなってしまい、建てる方も細かく建てるとなると、経費も掛かるから
メチャメチャ面倒であるし、費用や経費も多く掛かるのは目に見えている。
ならば、居室などが、既に完成されているユニット式にしたならばどうだろう
それならば「使いたい時に欲しいだけ」に近付い住宅の建て方が可能になりそうである。
将来は子供達は家を出て行くのだから、必要のなくなった部屋を、欲しがる誰かに安価で
売ってあげることも可能であるし、必要のなくなった部屋を取り外すことで
空きスペースに庭や家庭菜園の場所を作ることも可能であろう。
地面に残る基礎コンクリートは、将来的に取り外すことを見込んだ、その部屋を加味して
基礎に掛かる重量バランスなどの、設計を事前に行っていれば、容易に撤去する事も可能となり
お金があまりない人が、中古住宅を一式で購入するよりも、中古の安いお好みの部屋を集めて
自分が住みたい家が創れるだろうし、格安なマイホームを手軽に持てる結果となるだろう。
しかも、ユニット式だから、内装の変更や補修などは、建築会社の敷地で出来るので
早く安く仕上げることが可能となり、現場に集まる業者の車などで、長期間に渡り
近所の人達の迷惑にもならず、大型クレーンが止まれるスペースと、ジブが伸ばせられ
ユニットを吊り上げられる環境さえ整っていれば、上手く行きそうである。
資源を有効活用する観点から、部屋を使い回せる様にする為には、どのメーカー業者が作った
ユニットでも組み合わす事が可能な、接合方式を採用しなくてはならず、そこは専門家である
頭脳明晰な建築設計士達が、皆で集まり考えて、最も優れた設計を出し合いって、災害にも強く
強度がある接合を考えて貰い、ユニット式の規格として定めるべきであろう。
木造のユニット式になるのか、金属をベースにしたユニット式になるのかは、考えてはいないが
木造を主軸として作り、移動、吊り上げの時に、強度と安全を確保する方法をとるのが良いと思う
その前に、既存の住宅などでも、厳しく縛られている、法律の問題もあるのだろう。
想像、空想するのは自由であって世に出す人がいるから、違う人がその事にヒントを得ては
産業や技術、新しい物を創る研究も進んで行くのであろう、こんな馬鹿馬鹿しい考え方も
世の中にはきっと必要なのであり、考える、想像をする事が、今の世の中には足りな過ぎるから
誰かが何かを成功させた利益を掴んだならば、2匹目のドジョウを狙う、人真似ばかりが流行り
真似をさせない為に、特許、特許と、東京特許許可局が必要になるのだろう。
実際には、東京特許許可局は存在していないらしいが、それすらも疑問にも感じない
人達が多いのだから、エコエコ、エコエコアザラク、今、流行の金を生む呪文に、金欲しさや
自分が手に出来る欲の為だけに、ガッチリとしがみ付いてしまうのであろう。
「欲しいだけ欲しいぐらいに」これは、官僚公務員達のキャッチフレーズだが
突然開かれた事業仕分けに、目玉を丸くして驚いているのだろう。
おわり