<消化器がん>少量の血液で9割検出 金沢大グループ開発
11月20日5時0分配信 毎日新聞
少量の血液から遺伝子群の変化を調べ、従来より極めて高い確率で
消化器がんを診断できる方法を、金沢大の金子周一教授(消化器内科)
らのグループが開発、19日に発表した。
血液を用いた従来の方法ではがんを検出する確率は20%程度だが、
9割にまで上げることができ、人間ドックや健康診断に導入すれば早期発見につながる。
同大学は既に特許を出願しており、来年には検診に応用したいとしている。
金子教授らは、胃、大腸、膵臓(すいぞう)の消化器がんの患者約50人の血液を解析。
一定の遺伝子群に、働きが活発になるなど変化が見られることを突き止めた。
この遺伝子群に着目し、別の消化器がん患者53人の血液を検査したところ、
9割にあたる48人の遺伝子群が同様のパターンを示していた。
検診で応用する際には、約800種類の遺伝子群に的を絞り、血液のRNA(リボ核酸)に
蛍光試薬を加えて反応のパターンを調べる。
必要な血液は2.5CCで済み、結果は3、4日で出せる。
血液を用いたがん検査は従来、がんの発生で出現する物質(腫瘍(しゅよう)マーカー)を
調べる方法があるが、金子教授によると、検出の確率は20%程度という。
金子教授は「通常の血液検査と同じ方法で、がんが検出できる。
がんの早期発見に大きく貢献できる」としている。
遺伝子解析に詳しい「DNAチップ研究所」社長、松原謙一・大阪大名誉教授の話
がんで変化する血液中のRNAのバランスを突き止めた例は初めてだろう。
臨床研究を進め、さらに検査能力の高さを実証できれば、
簡便ながん検査を広める足がかりになる。
【近藤希実】
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最終更新:11月20日10時6分
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特許を出願したのが、国立大学、国立大学法人金沢大学で、とても良かったです。
これが民間大学だったら、商売の道具にされて、検査が高額に設定されてしまい
お金のない人達からは、敬遠されてしまう様な、ガンの早期発見、早期治療には繋がらない
あまり、平民万民には、役に立たない検査方法になっていた事でしょう(なる事でしょう)。
会社に研究者として雇われ、会社に面倒を見て貰いながら、青色発光ダイオードの製造方法を
発見をして一躍有名になり、人々から寡黙な研究者として、大きく賛美されましたが
やはり人間の心は金により変化するものであり、青色発光ダイオードが爆発的に売れ出して
大きな利益が出はじめると、その途端に醜い欲を出してしまい、世話になっていた会社に対し
特許は全て自分のものだと言い出し、今まで金にもならない研究を下支えしていてくれた
会社をまるで裏切るかのように、自分の取り分として巨額な利益を請求、そして裁判になり
研究が実るまで飯を喰わせていてくれたのにも関わらず、会社から利益を巻き上げようとした
ちょっと悲しい研究者がいましたが、結局、自分本位の考え方、恩知らずの行動は罰が当たり
違う研究者達の手で、もっと安価に簡単に安定した製品、青色発光ダイオードを、製造する技術が
生まれて世に爆発的に広がり、彼の緒隘路発光ダイオードは、時代遅れの製造方法として
こんな作り方もあるのだよ程度に価値が下がり、正に、舌切り雀の話しに出て来る、意地の悪い
とても強欲な、あの婆さんのような結果となってしまいましたが、その研究者もアメリカに渡り
自分の物は自分の物と主張が出来る、巨額な利益は独り占めが出来る、アメリカンドリームがある
彼が求める夢の国で、お金を沢山に稼ぐ為に、日々、研究に頑張られていると聞いています。
世話になった人を裏切り、人間、金に目が眩み強く欲を出すと、必ず罰が当たるのであると
私の心に戒めとなった、そんな過去の出来事を思い出してしまいました。
その研究は人々の役に立つ万民に向けた奉仕の為の研究なのか、それとも社会に貢献しつつ
大きく役に立つ事で莫大な利益も伴う、いわば、商業的なウエートが高い研究なのか
そして、自分が研究を続けられる環境は、誰が与えてくれていて、自分の能力に対し投資を
してくれている人達は、果たして誰なのか、研究成果がなかなか出ないが、それでも生活を
維持する事が出来る、大切なお金を与えてくれているのは、誰なのかを、新しいものを創ろうと
発明・発見に、日々の努力を続けている研究者達は、自分を活かしてくれている背景を
常に考え認識をし、それらの重要な事柄を、決して忘れてはいけないのでありましょう。
おわり