昨夜も雨が降り、本日も朝から天気が良くない「どんより」とした十勝の空模様です。
長雨に日照不足が続き、天候の回復が頼みの綱でしたが、どう見ても秋の農作物の収穫は
例年のような豊作とは行かないようであります。
植物が光合成が出来なくて弱り、困っているように、多くの庶民も景気回復の光も見えず
当たらずに、どんどんと体力を落として、バイ菌に対する抵抗力もすっかりと落ちてしまい
どんどん根腐れを起こし始めているようであります。
庶民の秋の味覚サンマは、今年も大豊漁が続いていて市場では、安値で取引されていて
この未曾有(みぞう)の不景気の中では、数少ない嬉しい話題ではありますが
しっかりと秋刀魚(サンマ)の生態調査を行い、いっぱい獲れるからと調子に乗りすぎて
乱獲となってしまい、秋刀魚がニシンのように枯渇しないよう、しっかりと資源を保護も
考えながら、庶民の秋の味をこれからもずっと、安価に供給して貰いたいと思います。
今年の秋鮭(あきあじ)の漁獲量は、今までで一番漁獲量が下がると報道されていて
アキアジや筋子などの価格がどう推移するのか、少しばかり気になるところであります。
農作物が大幅な不作となれば、当然に価格が上がり、庶民の生活を直撃する事でしょうし
食糧自給率が120%以上と言われている、日本国有数の食糧基地である北海道ですが
全国的な天候不順で、国内に流通している野菜や穀物の絶対量が大幅に減れば
北海道でとれている様々な食料は、もっと高値で売れる本州方面にどんどんと流され
北海道民は積まれたお宝を目の前に置きながら、効果で取引されている食料を、指を銜えながら
眺めているしかなくなる、そんな恐ろしい事態にならなければ良いと思いますが
これだけ人々が金に執着している現代社会であると、もしかしたら市場の原理に流された
金儲け主義に翻弄した、悪意のある者達に因って、その様な事態に陥る可能性もなきにしもあらず
天候不順や長雨や冷害で、食料が少なくなったからと、本州に人道的に食料を送っても
その半数は、食べ残され捨てられていたり、食べもせずに廃棄をされていては、頭に来るし
廃棄するぐらいなら、道民に安価に喰わせるべきであり、食料を無駄にする者達からは
「食物廃棄税」を制定し、農業や漁業の存続や振興の為に、食料を無駄にする国民や企業から
強制的に徴収するべきであると強く思うのである。
ファーストフード業界、コンビニ業界、外食産業、上流中流の家庭、などなど
金にものを言わせ、俺様達が金で買ったのだから、食べ残し、食料の廃棄は自由なんだ
貴様らに文句を言われる筋合いなどないんだ、金を払っているんだから、何をしても良いだろう
食べられないものは食べられないのだし、ゲロを吐いてまで喰えと言うのか、悔しかったら
大金を稼いで消費してみろや、バカヤロウ~的な、そんな言葉を吐く輩達も大勢いる事だろう
そんな者達には食料は分け与えなくても良いと思うし、食べ物を粗末にし捨てれば
その分が税として課金される制度になれば、多くの国民達は、食料を残さずに食べるようになり
産業界も、食べ残しや売れ残りを、肥料にするのだから「エコ」であるとか言う、ニセモノの
エコ事業は恥ずかしくて口にする事すら出来ないだろうし、日本国政府もそんな馬鹿な事に
補助金を出したり給付金を出したりはしないだろうし、その分の国家予算をしっかりと
食料安定供給のための事業に回されて、穀物の備蓄や農業や漁業の発展に使われる事だろう。
どうして、日本国民は、こんな事も分からない、馬鹿になってしまったのか、なんとも情けない
あって当たり前の時代に脳が麻痺をしていて、国家統治能力のない国会議員の主導の元で
多くの政治家や地方自治体、食村業界や大手企業、大手商社の策略に日本国国民の多くは
完全に堕ちていて、本当の食べ物の有り難さが見失われているのだろう。
天明の大飢饉のように、飢餓と共に疫病も流行して、最終的な死者数は全国で30万人とも
50万人とも推定される状態になってから、ああ、あの時捨てていた食べ物を蓄えていたら
多くの人達は助かったのにと思っても、それは、もう、後の祭りに泣く事だろう。
天明の時代では、疫病も広まったと記されているが、当時は赤痢やチフスだったのだろう
現代では、毒性が強くなった新型インフルエンザが、加わる恐れがあるのかも知れない。
おわり