人間、正義を貫く事は非常に辛いものであり、心を痛める過酷な行動なのである。
人の思想理念とは人の数だけあり、反論を表さず近づき寄り添う曲者も存在している。
時に心を踏みにじられ、立ち直れない程に裏切られ、苦渋の思いに涙する時もあるだろう
人を裏切る者は、人を裏切る事が、日常茶飯事となっている環境に身を置く者であり
いずれは誰かに、その者も裏切りを受け、人から裏切られる苦しみを味わう事であろう。
人の心と言うものは、自らの利益に翻弄してしまうものであり、権力者や有力者に
兎に角、良い顔をしたがるものであり、ちなみにそんな者の事を、赤シャツと野太鼓と
私は例えている訳であるが、いつもの態度を見ていると、必ず見抜ける訳であり
正義を貫き通す者は、注意深く物事を観察する能力を備えていないと、自らが辛く悔しい
涙を流さなくては成らなくなるのが、定説であり、卑怯な輩達は姑息な手を使ってでも
背中からバッサリと遣って来る事が非常に多く、いつも注意を払い覚悟を持たずに
動いていると、時ならぬ裏切りに、完全に人間不信に陥り、誰も信用する事など出来なくなり
心を深く痛めてしまう事があるので、万が一、信頼していた者に裏切られたとしても
所詮は心を許せぬ他人だったのだと、自分で思えるぐらいの、心づもりを持っているのが
とても重要なのであり、心に深い痛手を受けた時には、自分の心を逃がせる緊急避難処置が
直ぐに出来るように、自分自身の隠れ家を用意して置き、傷付いた心を癒しては、正義に向かって
再び歩んで行くのが、正に、得策だと思うのである。
何度も何度も人の裏切りに合い、その原点にはその者が得る、権力や金の存在があり
金に群がる同種の者達が渦を巻き、妨害工作をして来るもので、そんな木っ端を相手にしても
自分の得にはなにも成らず、言い争いだけが残るだけの、無駄な時間を費やすだけなのである。
心から打ち解けられる同志と言う者は、それは、ちゃんとした形として見えるものであり
その者の性格を知り、言動を観察していれば、野太鼓や赤シャツなどは、直ぐにシッポを出し
結構簡単に見分けられるものである。
人を貶めて迄も手柄を立てたい者もいて、落ち武者なり落ちぶれて、権力者の家来になる為に
世話をしていた者に、いきなり寝首を掻く様な、とんでもない卑怯者も存在していて
権力や金に目が眩んだ者達がウジャウジャと溢れている、何もかもが腐敗した世の中だからこそ
正義を貫く者が消えてしまえば、正に、この世は地獄と化してしまう事だろう。
無理をせずに、自分も大切にしながら、身を守る術を駆使して、同志達よ頑張ってくれ。
所詮は、野太鼓や赤シャツは、それだけの価値しかない人間なのであり、恨んではいけない
恨みを持てば必ず自分の心を狂わせてしまう、だから、恨まずに、悲しい人間なのだなって
慈悲の心で見て上げる事が一番であり、自分の心を逃がし易いのであろう。
本気で戦えば、斬り合いのどちらかが斬り捨てられる、極論が存在するだけなのである。
決して負けるな、頑張れ、同志よ
おわり