「気持ち悪い」7割批判的 クローン食品に市民意見 内閣府、調査会で再審議へ
5月27日7時56分配信 産経新聞
クローン食品を安全と結論づけた内閣府の食品安全委員会に、
1カ月で172件の意見が一般から寄せられ、そのうち7割程度が「気持ち悪い」など
批判的意見だったことが26日分かった。
委員会ではこうした意見に配慮して、下部組織の専門調査会で、安全性評価について
再審議を行うことを検討している。
クローンをめぐっては、消費者の違和感や宗教・倫理面から反対論が根強く、
委員会の審議も影響を受けた形になった。
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同委員会では今年3月12日、成長したクローン牛と豚、その子孫の食品について
「従来の牛や豚と同等の安全性を有する」と結論づけた評価書案をまとめ公表。
厚生労働省に答申する方針で、念のため30日間、インターネットなどで一般から意見を募集した。
その結果、寄せられた172件の意見のうち、「気持ち悪い」など
クローン食品への反対・消極論や、「検討不足の点がある」など
評価書案への批判が7割程度を占めた。評価書案に賛成する意見は2、3割だった。
この結果を受け、委員会では厚労省への答申を延期し、専門家で構成する
「新開発食品専門調査会」で評価書案の内容を再審議することを検討している。
委員会では年間平均100件以上の食品・薬品の安全性を審議・評価し、答申前に
一般意見を募集しているが、通常、意見は数件程度。専門調査会で
再審議することもないため、今回は異例の展開。
ただ、委員会関係者によると、評価書案の内容を根本的に覆すような
科学的な指摘は一般意見でもなかったため、再審議しても、クローン食品の安全性を
認める結論は変わらないとみられる。
クローン食品をめぐっては、委員会は推進でも反対でもなく、
厚労省の諮問を受け、安全性を科学的に検証・評価する立場。「気持ち悪い」などの
感情論や宗教・倫理的な意見は「排除する」としてきたが、実質的にはこうした意見に
配慮する形で、慎重審議を行うことになりそうだ。
委員会では「意見の中には、科学的に重要な指摘があったため」と説明しているが、
内閣府の関係者は「科学的な検証は終わっている。
批判意見が多く、無視できないため、あえてもう一度調査会で審議するのだろう」と分析している。
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【用語解説】クローン食品
体の細胞を未受精卵と融合させて、全く同じ遺伝子の動物を産み出す
体細胞クローン技術で生産された牛などの肉や乳の食品。
クローンの子孫の肉なども含まれる。高品質な牛肉などの大量生産を可能にするため、
研究・開発されている。安全性について、昨年4月に厚生労働省が
食品安全委員会に安全性を諮問。「安全」の答申が出れば、厚労省も
「流通を規制できない」としており、法律上は出荷・輸入が解禁されることになる。
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【用語解説】食品安全委員会
平成15年に設置された内閣府の機関。「審議会等」と位置づけられているが、
食品や薬品の安全性を調査・検証し、評価する権限がある。厚生労働省や農林水産省なども
委員会の評価に基づいて、食品や薬品を規制している。
首相が国会同意を得て任命する7人の委員で構成されるが、調査・検証の実務は、
下部機関の専門調査会や事務局が担う。
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最終更新:5月27日9時36分
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内閣府の関係者は「科学的な検証は終わっている。」と、言っている役人数人が
15年間休みなくクーロン(キモッ)食品を食い続け、完全なる人体実験をしてから
その者達の全てに、変な発疹が身体にでていないか、遺伝情報が体内で壊されたり
その間に生まれた子供に、一切、何も障害がないか、役人本人が身を呈した実験結果から
国民にも食べさせても、安全だと証拠を示した場合に限り、本当に食べ続けていても
日本国政府の絶対的な責任がある、決定をして貰いたいものである。
決定されてもキモイので、安くても絶対に買わないし喰わないけれど
貧乏人達は群がって買い貪り食い始めるだろうね。キモ~イ
その時は、タンポポは喰えるし、堤防には食べられる野草があって、ブルーギルや
ブラックバスは釣れば釣るだけ食べられて、しかも全部無料だよと
貧乏人達を、懇々と諭し説得する時が来るのかも知れない。
キモ~ィので おわり