不況でヒイヒイ言っている筈のタクシー業界でありながら
とある企業が、1万人の正社員計画を発表しましたね。
一人頭、100万円とか言う、雇用推進補助金を狙っているのでしょうかね。
1日の売上げノルマを課せられる、歩合制の給料が存在している、タクシー乗務員ですから
ノルマを達せない労働者は、当然、低賃金になるでしょうし
客を取るには激務ともなるでしょうし、タクシー会社同士の競争も激化したり
不景気であると言う現実の中に、新に数千台のタクシーが市場に増えれば
それこそ、現在のタクシー乗務員の人は、死活問題にも成りかねませんね。
初乗り運賃が100円とか、新たな料金体勢が創られて、会社がそれでも採算が合う
新しい事業形態があるのならば、それは拒む理由などはないけれど、現状の侭で新に
1万人規模の正社員の採用は、どうも日本国政府の補助金狙いにしか見えません。
初乗り100円、老人パスポートとか、福祉事業に寄与してくれるならば歓迎は致しましょう。
だけど、よっぽど注意をして補助金を出さないと、政府制度を悪用した事業者に
我々の税金が、またまた、垂れ流されるだけの、いつもながらの無意味な補助金
無駄な税金の垂れ流しになる恐れがありますね。