どんなに財政が悪化しようとも、お役所は一度企画して、GOサインが出された事業は
何がなんでも、ごり押しをしてでも、屁理屈を並べ立てても、金をバラ撒いてでも
人々を誑かし騙してでも、絶対の絶対に、自ら達役人が進んで、事業を取り止めたり
中止に向けて動き出す事などまず、絶対にないのである。
あの、国家の悪事、諫早湾干拓事業も実際にそうだった訳でもあり、少子化などで生徒数が
激減したからとの理由から、生徒数が減る前に、その地域の住民を増やす努力もせず
何一つ対処もせずに、成り行き任せで放置を続けていた、地方行政管理能力も皆無な
役所と役人は、経費削減を持ち出しては、結論ありし結論を振り回しながら
一方的に廃止に向けた企画を進め、歴史のある学校すらも、いとも簡単に閉鎖をしてしまう。
大体その後には、新興住宅地に新校舎を造る計画が出て来るもので
いわば、すべては役人と地域の有力者と、市長や議員達の、折り込み済で行われている
確信犯的な者の事業計画であり、住民市民の事などは考えていない、国策に行政なのであり
新しい建物が出来れば、国や地域が発展していると、錯覚をさせる見かけを重視した
駄事業ばかりであり、格差社会が広がりある者達は潤い、ある者達の生活は良く成らず
人々の生活が公平に平等に豊かには、ならない一つの原因なのでもあろう。
廃校舎を老人施設に予算をかけずに改築し、再使用する事などは一切考えず
施設が出来れば、そこから生まれる住民の雇用なども、一切考えないその訳は
老人で金儲けを考えている、政財界の者達に気を使っての事なのだろう。
公共は安く老人達を受け入れる事が出来るので、客の奪い合いになる事を恐れて
国や役所の建物は、絶対に再利用されずに、いとも簡単にぶっ壊されてしまうのだろう。
ぶっ壊されて、バラバラにされた、コンクリートのガラ一つ一つが税金な訳だが
集められて捨てられて、産業廃棄物として扱われ、そして新たな予算が組まれた
無駄に無駄を積み重ねた、立派な建物が造られ続けているのだろう。