またまた、東がとんでもない事を口に出したそうだ。
愛の鞭条例、ゲンコツ条例が、あって良いじゃないか発言
何もかも乱れている世の中を見て、東の思う気持は分からないでもないが
公人としてはあまりにも露骨すぎて、超過激すぎる発言であり、暴力反対を謳う
ガンジー語録をいつも携帯している、訴訟命の平和主義者達に
忽ち叩かれるのは当たり前で、公人として発言したその勇気は認めるが
全く賛成派出来ない話である。
そもそも、教師全員が必ず良い心の持ち主とは限らず、世界のナベアツの3の様な
教師も、うじゃうじゃと転がっており、子供の頭のどの部分をどの程度の力で
ゲンコツを落とせば良いのかも、3の教師などでは、この程度の力で頭蓋骨が陥没するとは
全く思わなかったと、傷害事件、致死事件が起こるのも想定がつく。
しかも、餓鬼の様な考え方を持つ教師にゲンコツを許すと、基地外にライフル銃を持たせる
ような危険性があり、教師に良く思われていない子供が、そのライフル銃で狙い撃ちをされ
取り返しも付かない事態も起こるだろう。
原則、体罰禁止で良いではないのか、戦後の教育では体罰は認められていなかった筈である。
どこの親からも信頼のおける、立派な教師だったこそ、その教師だけが闇の中に存在する
特権を公使していただけの事であって、また、子供達も自分なりに考え、悪い事をしたから
ゲンコツを落とされたと、理解が出来ていてこそ、愛の鞭が存在しているのであり
ゲンコツを落す者も、落とされた者も、謙虚な気持がなければ、それはただの暴力でしかなく
落とす方は落とした意味を、落とされた方は理由をしり、それから学んだ事を生かしてこそ
立派な教師と、善悪の判断がつく人間が、創られ育って行くのだろうと思う。
教育長が議員と手を組んで、校長を恐喝をしていた事件が発覚し、教育長と議員は逮捕され
そんな事件があからさまに起きている、教育に携わる者と権力者達の心の荒廃ぶりに
呆れ返るしかないそんな現代社会に於いて、子供達にゲンコツを落とす事を教師に許せば
その先は、どうなるか、数字の3の者でも想像が付く筈である。
<余談>
小学校1学年の時に事業中に<震度6の大地震が起きて、揺れが始まると同時に
先生は机の下にみんな潜れと指示を出した、なのに私は、これぐらい大丈夫だよんとか
おちゃらけていたら、揺れは一段と激しさを増してきて、その激しい揺れの中
机7~8個も離れた場所から、先生が吹っ飛んで来て、ゲンコツを一発、私の頭に落とした
いや、落として下さったのである。
その時は、痛いのが先で、なんだよって逆らう気持の方が先に立ったが
やがて揺れが止み、グラウンドにみんなで避難する途中に、他の教室を廊下越しに覗くと
天井がグシャリと落ちていた光景を目にした時、一瞬で先生ごめんなさいと、心の中で謝った。
石炭ストーブを焚いていた冬でなかったのが、幸いし火災も起こらず、校舎自体の被害も
いくつかの教室の天井が落ち、外部にある煉瓦造りの集合煙突が崩れるなどの被害が出たが
学校の中には、大きな怪我人も出ずに済んだのが奇跡のようだった。
沿岸部では津波の被害があったが、当時は、子供だったのでリアルには知らない。
時が過ぎて少々大人になった時に、あの地震の時を思い出してみると
子供を守る為に、先生は命を掛けてくれていたんだなって
あの先生は凄い先生だと、感謝と共に、深く反省をしたのでありました。
ゲンコツの想い出、身体で感じた愛情と、職務であろう正義感
しみじみ思う、あの時のゲンコツの有り難さである。