労働者を守る、それ即ち | 十勝・帯広を洗濯いたし申し候

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Yahooの勝手な事情からの移民です。トホホ

労働者を守りましょうと、労働組合の幹部達が声を挙げているが
労働者の労働の対価を守りましょうと言い換えなくては、いけないのだと強く思うのです。

労働者を守ろうと言う掛け声では、同じ職場で同じ仕事をしていても、怠けて働かない
作業能力が通常よりも劣っている労働者も、一緒に守ると言う意味もあり
経営側は少しでも利益を上げたいのだから、味噌も糞も一緒に面倒を見ろと言われると
勝手な事を言い上がる輩どもだと、腹を立てて団体交渉も、低調に終わる要因にもなる

怠けたり働かなかったり、仕事の能力もない者を一派絡げて仲間と考えて、同じ様にベアを
上げろと交渉に就く事は、組織内部に敵を作らない正攻法ではあるが、普通に真面目に仕事をして
就労している者からしてみれば、なんで彼奴も同じ様に、昇給しているのだと反感を持たれたり
組合を離脱する者達も出してしまう、結果となるのだろう。

ならば、仕事の出来ない者や、怠け癖がある労働者を、どの様に分けて行くかとなる訳だが
サラリーマンは、自らが手にしている給料が、経営側が見る。能力に対した査定であるから
その査定方法には、会社の利潤を上げる者は、当然に査定が高いのが当たり前で、給料も高いのが
通常の形態であり、利益も出さない労働者は、会社に不要な者となるのだから
労働者は常に、会社の利益を上げる事を考えていなくては成らず、自分自身の能力を向上させ
出来るだけ長い期間、会社に就労させて貰う様な、意識と努力が必要となるのである。

利益を上げていて突然に解雇通告を受ける者は、よほど性格の悪い者や素行不良な者とか
経営者に強い反感を持たれている、人と人との間だの問題が多く、それら意外にはまず
いきなり解雇通告を受ける事はないのであろう。
なにも理由を提示されず解雇された場合は、不当解雇であるから労働者の権利として
法律で守られる事は、言うまでもないだろう。

で、何を言いたいかだが、労働者は自分の労働の対価をしっかりと把握しているのかが
大きな問題となり、労働の対価を安売りする、派遣労働者達は、労働の対価の値崩しを
している敵でありながら、同じ人間として、助けてあげなくては成らない、大きなジレンマが
発生するのは、間違いのない事実であり

現状の派遣労働者達と、共存共栄を勝ち取るには、同じ正職員として働く場を探し
同じ土俵の上にあげてから、本当に能力のない者、働かない者、努力が足りない者は
会社からの評価が下げられ、良く働く者との間に、給料の差が付けられるのが
それこそが労働の対価が、労働者の価値を生む、公平な給料体制なのであり

それは格差社会ではなく、能力に伴う報酬の違いと言う、労働者の勲章なのであり
働かざる者喰うべからずと、昔からの諺を、真摯に受け止め不平不満を言わないように
自ら達も努力すべきなのである。

労働の対価を守ると言う事は、即ち、労働者自身を守ることであり、家族も守る事なのである
民間企業の形態が、株式上場などで大きく変わったが、基本的には創設者が最高権力者であり
経営者の人柄と、仕事に対する精神、経営方法や財力などで、労働者を守り労働者に会社を
存続させて頂いている、共存共栄の一つ家なのであり、どちらかが強い我が儘を言い出せば

ギクシャクしてしまうのは、家族の間柄でも起きてしまうのと等しく、自分達の権利だけを
むちゃくちゃに押し付ける手法をする、労働組合は、結果、何も生まない、自ら達の首を絞めて
しまう結果になるので、労働者達は組合費を払っているのだからと、高を括っていると
労働組合の幹部達に裏切られ、結果的に良い方向に動かず、幹部達も権力を死守する為に
私利私欲も持ち始める危険性も大きいので、注意が必要なのであろうと感じる。

労働者は、労働組合の幹部達の行動を監視し、経営側に大きく傾いて居る者がいれば
直ぐさま、組合幹部から解任すべきであろう。
同じ労働者なのだから、公平平等な権利があるのだから、なにも戸惑うことはない。
頑張れ、労働者諸君、勇気を出して、悪い労働組合幹部を引きずり降ろせ。