一つの話題に、嘘を八百も並べたら、そりゃ神業だべさ
決して褒められることじゃないけれど、誰にも出来ない凄い特技じゃないの
口から生まれた神童なのか、人を喰らう妖怪なのか、なんか気持ち悪いね。
世の中には、そんな神か化け物か知らない者よりも、上には上がいるもんでさ
嘘八百ですら足りないって、なにか事ある毎に民衆の前に現れながら
八百以上の嘘を吐き続けて、自分で言っている事が、嘘なのか本当なのか
それすらも、ちんぷんかんぷんになってしまっている
政治家のおっちゃんと、おばちゃん達が、たくさん居るんだよ
人を心地よくさせる嘘も方便とか言うやつでなく、善意のための嘘から出た誠でもなく
嘘は嘘の侭で世の中を歩きながら、へいへい 先生様のおっしゃるとおりでございます
とか、下々の者達は土下座をしながら、誰か達の上手い利権の種にされちまうのさ
ついでに、原子力発電所も同じぐらいの数の嘘を言っていると思うな
嘘と知りつつも、その嘘を信じ込ませる、嘘吐きの手下もいっぱい居たらしいし
世の中には、絶対に安全だとされる、原子力開発の安全神話までも創られたそうだよ
あははは 馬鹿がいっぱい居るね
眉を剃ったヤンキーは無理だけど、普通の人は眉に唾を付けて
人の話をしっかりと聞かないと駄目だって言う事なんだね。
嘘八百以上を吐く、金持ちだとか、有識者だとか、権力者達の嘘に
ボサラっとしていたら、あっさりと騙され丸め込まれてしまうんだね。
そうさ、そう言うこと、嘘は嘘だと見抜く力を付けないと
戦場の前戦に、みんな送られちゃうよ。
えっ、怖いね。でも、輩達は嘘を吐くの
それはね。盗っているんだよ
クラムボンは笑ったよ カブカブ笑ったよ
ついでに 松岡も笑ったよ あはは 本当は無料だよって笑ったよ
ざまぁみろ まんまと騙されたな 国民どもよと笑ったよ
すると すーーーっと 天空から 一本のロープが下りて来ました。
慌てた国会議員達が 我先にロープに群がり登り始めました。
後から キャリア官僚や公務員達が続いて登り始めました。
一番上の方に居る 松岡は 叫びます。
おい こら いっぺんに登ってくるんじゃない
ロープが切れてしまうだろ 俺が登り終わってから来いと
必死になって 声が枯れんばかりに 叫んでいます。
だけれども 誰一人として松岡の言う事などは聞きません。
次から次へとロープに集っては 登るのを止めません。
ロープがこの侭切れてしまうことが 恐ろしくなった松岡は
自分の下の足元から ロープを切ろうと企みます。
そう思った瞬間 ロープは天空の上の根元から
鈍い音を立て 切れてしまいました。
ロープを登っていた 国会議員やキャリア官僚や公務員達は
真っ逆さまに 奈落の底へ落ちて行きました。
そうして日本国は 誰もが公平で平等な
素晴らしい 世の中を創ることに 一生懸命になり
世界の各国から慕われる 戦争のない 素敵な国家として育ち
平和な国として いつまでも いつまでも
国民達は 幸せに 暮らし続けたとさ めでたし めでたし。