露骨な騙しが罷り通る世の中「ライブドアの粉飾決算」
「耐震設計書偽造」全ては人々が望みその人々の心の奥底にある
何かがある者を動かし、まるで人々が望んでいたかの様に、
この世の中に姿を現して生まれ出た望みながらも現実にその姿が
見えてしまったら、それは望まないものとして人々から認識されて
人々からの被害者意識は高揚し、人が犯しては成らない重大な
犯罪として報道され世間を騒がせたのであろう。
儲けていた時はそれは犯罪ではなく徳として捉えられていた物が
犯罪へ一転した時は、それは自らの下心は闇の中に沈められ消され
確かにそこにあっただろう確かな自己責任は、いつの間にか誰かに
その責任が転嫁された時であり、その責任の転嫁はやがて弁護に
携わる者へと託されて、道徳すらもねじ曲げる屁理屈が罷り通る
なんとも怪しげな場へ持ち出され、勝ち負けが全ての中でありながら
負けても勝っても彼らの商売へ繋げられ、それは市場の原理として
当然の様に認められながら、収入と成り行くのが現実なのであろう。
善人が多い時代では、安物買いの銭失いは世の中の定説として
世間に通じたのだろうが、この今となれば商売人のその五割は善人で
更に悪人は五割と言うかのように、物や心を厭わず騙しが横行し
人が人を信用するのが難しくなってしまい、よほど注意していないと
どんな被害者になるかわからない世知がない世の中に変わり果てて
物を買い金を払う側となった時などは、後で後悔しないように調べ
購入する物を情報を元にしっかりと確かめて、損をしないように
常に自己防衛に徹していなければ、取り返しの付かない散財までも
招く結果になるのだから、人々はいつも気の休まる時はなく疲れた侭で
暮らして行かなくてはならないのだろう。
ゆとりゆとりと人々は騒ぎ立て、政府はゆとり政策を執りながら
それはある一部の者達が更なるゆとりを得るだけの中身のない
広く国民に有効になる方策ではないのであり、サマータイム導入も
まやかしの中のゆとりにしか成らず、経営側からいつ言われるか
冷や冷やしながら労働する中に、リストラの恐怖や売り上げを増やせ
成績が悪いと恫喝するパワーハラスメントに怯えきり、そんな数々の
心を痛めつける環境下で働き、心底に疲れ切っている国民には
ゆとりの３文字は全く意味もなく虚しく響くだけなのだ。
「ライブドアの粉飾決算」「耐震設計書偽造」が表に出る前に
すでに世の中に警鐘が鳴らされていたのを皆は気付いていたのだろうか
「産地偽造」や「賞味期限書き換え」あれだけ企業倫理が
問われ追求されていたのに、それをまるで人事のように思い
考えていたものだから、天下りは我が物顔で我々の税金を吸い取り
子供達の就職先も荒らしながら、政府は遣る気のないニートが増えたと
その根元も明らかにせず天下りの私腹を肥やし続け、更に国を守るべき
防衛施設庁の天下りは、談合を続けては税金を巧みな話で盗み続け
それを監視する側の公安は、情報報償費を正に食い物にして
飲み食を続け、これは正当な使い道なのだと言い放ちその責任は
宙に浮いた侭で、巨大施設の頓挫グリーンピアの負債と同じく弁済する
その意思もなく、国民は自民の大勝に拍手を送り万歳三唱をしている始末
アメリカから危ない肉を送り付けられても、尚かつ、
もっとくれとヘラヘラと笑う牛丼好きがいる世の中
なんとも我がこんなに篤くなり語ることもないのだろう
反対と示す住民投票が無視され続け
さあ徴兵制度が復活すれば良い
銃弾に撃たれ初めて痛さを感じ、やっばり平和が一番だと気付く様な
それだけの価値しかない人間達が暮らす馬鹿げた世の中なのだから
もう洗濯するのも止めて、全てを見捨ててしまおうかと
今日は弱音を吐いて終わりにしよう。