「第23回参議院選挙」で叫ぶ | RE:SUKI

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考えましょう

 インターネットで選挙と、所謂「国民」と呼ばれる人たちが認識をした初めての「第23回参議院選挙」の結果がスッキリと出たので、「知らぬ間に公職選挙法違反にはならない」現在のネットで結果を振り返りたいと思うわけです。なんだかややこしいですよ、ネット選挙。かつて振り込め詐欺であった「母さん助けて詐欺」のように都合よく改正された公職選挙法の違反になりそうな「100万人メールメール作戦」なんてのをメロリンと展開する人がいたりとややこしいのですよね、これ。

 ネット選挙に関わらず選挙なんてのは誰しもに納得できる結果になるはずがなく、いまや国民が一番働きたくないと言われる大手会社の人がギリギリで滑り込んだことや、「政策は打ち合わせをしたことがないんです」と話す格闘系有名人や元芸能人がなんとなくの勢いで合格ラインを超えてしまうことに、なんというか胸の中のモヤモヤが煙みたいになり黒雲から稲妻が走り谷村新司さんの顔が浮かんでいるのが、現在の私の心境であったりします。

ええ、納得できるはずもない。

 しかしながらこれが選挙であり、それは「国民の選んだ1つの形だ」などと言われると、仕方がないのかなと騙されそうになるわけですが、政教分離とかいう嘘くさい言葉と比例代表制のデメリットである「党」に投票を行うことで党内の多くの国民が望まざる人物が勝ってしまうという現実を再び見てしまうと、選挙なんてのは嘘っぱちじゃないかと、叫びたくもなるというものです。

 叫びたくなるのは私だけではなく、かつて人気のあった政治家のみなさんについても同様なようで、安愚楽牧場の広告塔でイメージダウンの民主党の海江田代表や、マスコミの報道が少ないので負けたと話した議席数0の小沢一郎生活の党代表については、どうにもならない雰囲気すら漂わせているわけです。そして、「勝ちではない。僕への信任がなかった」と話した日本維新の会の橋下大阪市長は、触れてはならぬと言われた例の件が足を引っ張ったことを自覚されているようで、これまた維新自体を解体しようかなどという動きにまで発展しそうだとのこと。

 65議席を確保した自民党は、当然ほくほくなわけですが、憲法9条の改正や続投される自民党の石破幹事長の顔が不思議なことになっていたりとこれまた先が大変そうなわけです。



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もうね、叫んでくださいみなさん。
一緒に叫びましょう。

「公職選挙法違反者は誰だ!」
いや、なんか違うな。
「もっかい選挙しよう!」
こっちのがしっくりくるかな?

「もっかい選挙しよう!」
※「もっかい」とは某地方都市の言葉で「もう一回」のことです。


■関連動画
「公職選挙法に違反の恐れがある、ワタミ前社長のビデオレター」



~説明文より抜粋
出典:2013年6月 ワタミグループ ビデオレターより (週刊文春)
 当時、ワタミの会長だった渡辺氏は、「今回、僕は自民党の公認を得て国政に挑戦するこ­とになりました」、「政治の目的が国民の幸せならば、私は今回の参議院選、自民党が勝­つことが国民の幸せに一番大きな影響を与えると思っています」、と述べ「皆に話をした­くて今回はビデオレターを送りました。ぜひ応援をしてもらいたい」と結んでいる。 このビデオレターは、6月10日前後、ワタミの各事務所に届けられた。ワタミの現役社­員によれば、ビデオレターは「ワタミの全社員とスタッフは見て視聴シートに感想を書く­よう義務づけられている」もの。翌週、ワタミ本部から、内容に不備があったという理由­でビデオレターと視聴シートの回収が指示された。

事業所に配られたビデオレター 専門家によれば、公職選挙法129条によって、公示前は投票の勧誘などの事前運動は禁­止されている。