裁判初日に腰痛で救急車の小沢被告 | RE:SUKI

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考えましょう

「腰痛を訴えたため」

「腰痛を訴えたため」

「腰痛を訴えたため」

「腰痛」   


■小沢元代表を病院に救急搬送=腰痛訴え

 民主党の小沢一郎元代表は6日夜、体調不良で都内の自宅から東京・千駄木の日本医科大付属病院に救急車で搬送された。警察関係者が明らかにした。腰痛を訴えたため、夫人が救急車を呼んだという。警視庁によると、元代表は自宅から搬送される際、「腰が痛い」と警護の警察官に話した。(2011/10/07-01:34 時事通信より一部) 
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol&k=2011100700009

「腰痛」で救急車、ですか…


総務省消防庁が平成23年2月18日に発表した報道資料によると、平成22年度の救急出動状況は過去最高546万3,201件となるそうで、前年と比較すると6.7%増加しました。

■PDFファイル「平成 22 年の救急出動状況(速報)」
http://www.fdma.go.jp/neuter/topics/houdou/2302/230218_1houdou/01_houdoushiryou.pdf

救急車の出動要請がなぜ増加しているかですが、上記資料によると複数の要因が考えられるようです。

① 高齢の傷病者の増加
② 新型インフルエンザ(疑い含む)傷病者の増加
③ 緊急性が低いと思われる傷病者の増加
④ 不適正利用者の増加
⑤ 熱中症傷病者の増加
⑥ その他

緊急性が低いのに救急車に乗りたい人がいるそうで、タクシー代わりに救急車を使うような不適正利用者とタッグを組むことで、緊急性の高い人を病院へ搬送できないという残念な出来事が起こっています。

ところで、いきなり話は変わりますが、政府広報オンラインというものをご存知でしょうか?内閣府大臣官房政府広報室が運営を行っているオンラインの広報サイトです。ここでは、政府主導の下に、「救急車の適正利用で救える命を守ろう」という取り組みを公表しています。

■政府広報オンライン「救急車の適正利用で、救える命を守ろう」
http://www.gov-online.go.jp/useful/article/200709/2.html

この中で政府は、“救急車を呼ぼうか迷ったときには、よく考えましょう”とした上で、“「風邪をひいたとき」「歯が痛むとき」「突き指をしたとき」「首を寝違えたとき」といった軽い症状の場合には、本当に救急車を呼ぶ必要があるのかどうか考えてください。”と伝えています。

さて、小沢被告人の「腰痛」ですが、救急車を呼ぶに値するものであったのでしょうか?午後11時過ぎと言う時間では致し方ないことなのでしょうか?

そもそも「腰痛」とは建前であり、他の止ん事無き事情があったならどうしようもないわけですが、陸山会関連の4億円の原資がどこから出てきたものであるのか誰も説明できない中、今から裁判で説明しなければならない小沢さんがつらいことも痛いほど分かるわけです。

何も裁判の初日に「腰痛」で救急搬送され病院に入らなくても良いのにな、と偶然にいちゃもんをつけるような失礼なことはせず、腰痛回復後の裁判の行方を見守りたいと思いましたと「建前上」書いておきます。

意識はしっかりしてるそうですが、別の病気になったりして


■元秘書が聴取を録音 全容が明らかに