残念イケメン演らせたら右に出る者なし | よしすけのツレヅレなるママ 映画日記

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大好きな映画の感想をメインに、読書感想や子育てについてetc…のんびりした日々をゆるゆると綴った日記です

『1秒先の彼』

(2023年 日本)


前回に引き続き

プチ山下敦弘まつり。


↓前回はコチラ

『1秒先の彼』は

2020年の台湾映画

『1秒先の彼女』のリメイク。

(これめちゃくちゃ面白かった!)


脚本 宮藤官九郎。

企画協力 ふくだももこ。


↓『1秒先の彼女』レビュー


STORY
ハジメは京都の生まれ。いつも人よりワンテンポ早く、50m走ではフライング。記念写真を撮るといつもシャッターチャンスを逃してしまい、小学校、中学校、高校の卒業アルバムの写真はことごとく目を閉じている。現在、ハジメは長屋で妹の舞とその彼氏のミツルと3人で暮らしている。

ハジメの職場は京都市内にある中賀茂郵便局。彼は高校を卒業して12年間、郵便の配達員だった。ついたあだ名が、『ワイルド・スピード』。度重なる信号無視とスピード違反で免許停止を食らい、それからは窓口業務だ。ハジメと同じ窓口に座るのは新人局員のエミリと小沢。いつもふたりに「見た目は100点なのに中身が残念」と言われ、ふてくされる日々。


レイカも京都の生まれ。日本海に面した漁師町の伊根町で育った。いつも人よりワンテンポ遅く、50m走では笛が鳴ってもなかなか走りださない。現在、彼女は大学7回生の25歳。アルバイトをいくつも掛け持ちし、学費を払いながらの貧乏生活だ。写真部の部室に住み込み、ひとりぼっちで夜食をとりながら、ラジオを聴いている。

ある日、急停車したバスに追突した高校生を看護するハジメの姿をみて、既視感をおぼえたレイカ。郵便局でハジメの窓口にいき、胸の名札『皇』の文字を見つめる。


街中で路上ミュージシャン・桜子の歌声に惹かれて恋に落ちるハジメ。早速、花火大会デートの約束をするも、目覚めるとなぜか翌日に。“大切な1日”が消えてしまった…!? 秘密を握るのは、毎日郵便局にやってくるレイカらしい。ハジメは街中の写真店で、目を見開いている見覚えのない自分の写真を偶然見つけるが…。
(公式サイトより転載)


彼と彼女の立場を入れ替えたことで
「あれはどうするの?」って心配になったけど
なるほどそう来たか。
「彼女めちゃくちゃ力持ちなんだねぇ」なんて
野暮なこと言っちゃだめだね爆笑
苗字の件はとても日本的で面白かったな。

これネタバレすると

つまらなくなっちゃうヤツだから

これ以上は物語について

触れないようにするね。



元々の話が面白いんで

キャストさえ間違わなければ

日本版も面白くなるだろうと思っていたから

キャスト知って安心して観られた。


残念イケメン演らせたら
右に出る者なしの岡田将生。
クズ男~ドンクサ男と
彼のストライクゾーン広いよね。
今作も無駄なイケメン具合が良き。


清原果耶はほんとそこら辺にいそうな

地味な大学生って感じだった。

普通過ぎるくらい普通で良き。



『カラオケ行こ!』に引き続き

お父さんは加藤雅也。
この風貌かなりヤバいでしょ。


妹役は片山友希。
ギャルメイクで誰だか分かんねぇー
でも声で分かっちゃう飛び出すハート大好き愛


わたし的には

お母さん役の羽野晶紀が好きだったな。

いかにもそこら辺にいそうな

関西のおばちゃんって感じが良かった。



ふくだももこ監督が
台湾版を観てすぐ
リメイク撮りたくなったけど
先に山下敦弘監督が
名乗りを上げてたんで
企画協力という形で加わったそうだ。

ファンとしては
ふくだ監督が撮ったリメイクも
観てみたかったなぁ。


先に台湾版を観ているわたしからすると

その時ほどの驚きはないけど

日本版から観る人はきっと

楽しめるんじゃないかな。


そうそう

劇伴のこと書くの忘れてた。

『カラオケ行こ!』の劇伴も

良かったんだけど

わたし的には

『1秒先の彼』の

アコースティックな劇伴の方が好き飛び出すハート


京都を舞台にしたロマンティック・コメディ。

老若男女関係なくおすすめですニコニコ