こんばんは!
CMはちとウザいが、ようやく動画も貼り付くようになって久し振りのブログです。
今回は前ブログ「うな!」に続いて、うなうなサンキューの「うなっQ!」(・∀・)/ ウナッキュー
小雨降る中、さっそく駐車場に愛車を止めて中に入る
店の中に一歩入れば、店の中央を貫く太い柱や古民家を思わせる数々の調度品が目を引く。
「葉隠れの鰻」への想いが詰まっているかのようなその古木を見ていると、遠く人里離れた山の川で泳ぐ鰻の薫りが店内全体に立ち込めてくるのを感じる。。。(-_-;) ウナウナ
お~い! ( ゚д゚) 意味不明!
お手洗いを借りてみれば、深みのある水受け皿が清流を洗う古壺のように佇んでいる。。。( ̄ー ̄) ウナウナ
注文はうな重、「かん吉」さんでは蒸さずに炭火で焼き上げる「地焼き」という関西風の鰻を出してくれるらしい。
昔からの読者の方なら知っている方もいるが、実は俺は浜松市の出身だ。
昔の友人の紹介で、ずっと前に一度だけ浜松の「隠れ家」的な店で蒸さずに焼いた鰻を食べた事がある。
遠い記憶の奥底にある、あの香ばしい美味しさは舌がずっと覚えていて、(大袈裟ではなく)出来る事なら再びあの鰻を食べてみたいと今まで思い続けて来た。
そもそも家族や親戚はみんな浜松がルーツなので、月に一度か二度は普通に家庭で鰻を食べて育った。
今は亡き母が、何処からか美味しい鰻の店を見つけたからと、買ってきては食卓でみんなで食べる事は日常だった。
一般では(特に最近では)贅沢な事だと思うけど、それが我が家流であり、当たり前の日常の風景だった。
それだけに鰻の味にはこだわりもある。
そして「かん吉」さんのうな重が運ばれてきた。
ここまで書いて忖度などはない。
自分にとっては幻だったあの「ウナギ」がそこにあった!
まあ、関西風と言うし、別に蒸さずに焼いて調理するやり方の違いというだけの話なのかも知れない。
ただ自分にとっては「家庭の思い出」としてのうな重であり、もう二度と出会うこともない、浜松の友人の紹介で食べたあの香ばしい鰻の味に再び出会えた事は素直に嬉しかった。
自分の両親はもう居ないが、ちょうど先程このブログを書いている途中に子供から電話があって、美味い鰻屋を見つけたから今度こっちに来た時には食べさせてやるよ!と伝えたら嬉しそうに喜んでいた。
「かん吉」さんの鰻の味が、今度は子供の思い出の味となってずっと残るのかも知れないな…と、ふと思ったりもした。
「幻のタレ」とのハーモニーが醸し出す味も最高だった!
いや、マジ旨かったな、ゴチっす!( ̄ー ̄)b