健康診断、胃の検査で、えっ!! | 楽、天にあるを見るべし。

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毎年受けている健康診断、

昨年はバリウム検査結果に

胃にポリープあり、要経過観察。

と検査結果に書かれてあったので、

今回は内視鏡検査を受けることにしました。

この内視鏡検査、十数年ぶりにうけます。

十数年前は、眠っている間に終了。

よかったと思ったのを覚えています。

今回もそうなるといいな、と思っていました。

 

検査前、横になる前に喉に麻酔をします。

シュッとこれを3回喉にふきつけ、

喉の麻酔。そして次は 

鎮静剤を静脈注射です。

鎮静剤を静脈に入れていきます。

その量を見たとき、

「ちょっと多いな」と思いました。

すぐに意識がぼーっとなり、

それまでの不安がなくなりました。

不安をとらないと、

私は不安がひどくて検査できなかった

過去があるので、

実費でしたが希望しました。

 

意識がボーっとしている間に

胃の奥底ににょろにょろ感がありました。

えづくことなく終了。

車いすで休憩室に。

そこで30分休んで、麻酔が完全に切れたら帰宅。

という予定でした。

 

ところが、休んでいる間、

身体が回復しません。

いつもなら、体が徐々に回復し、

意識もはっきりして、

ベッドからおりることができます。

身体を動かそうにも動きません。

体が動かなくなり、

硬直していくのがわかります。

???どうなっていくんだろう・・・

意識だけははっきりあります。

今何分経ったのかな?

何時だろう。

これからどうなるのかな、

私思い残すことあるかな、といろいろと考えていました。

思い残すこと・・・何もない。

子供も、まぁ、なんとかなるだろう。

今は無職でも、どこにも属していなくても

どうにかやっていくだろう。

意識がある・・・

でも、幽体離脱はしていない。

意識が肉体から離れない。がっかり。

休憩室に入ってから

30分がたったのでしょう。

看護師さんがやってきて、

何度も私の名前を呼びながら肩を叩いています。

身体が動かなくて、言葉もでなくて、

どうすればいいのかな。

肩をゆさぶられているのがわかります。

脈をはかられ、血圧を測り、血圧が高いと話しているのが

わかりました。瞼を上にあげられ、目の確認をしています。

医師をよんできたのか、男性の声で、私の持病を

看護師さんに尋ねています。

「パニック障害」です。

「あっ、薬が重複しちゃったんだ。」

腕に点滴が装着されるのがわかりました。

移動させよう、という声とともに、車いすに移動。

膝のうえには私の荷物がのせられました。

ガタゴトガタゴト車いすが移動しているのが

振動と共に体に伝わります。

点滴の値段も料金に加えるように

事務の人に連絡する声を聞こえてきました。

エレベーターに乗るのがわかり、

ベッドに移動されました。

「眠っている状態」という誰かに説明をしている声が聞こえます。

しかし、私は眠っていません。意識ははっきりとあります

 

時間が経ち、

徐々に体に力が入るようになりました。

口があけられるようになり、目も開けられるようになりました。

こんなことになって、来年の健康診断はどうしたらいいのか、

とふと心配に。

 

やがて看護師さんが様子を見に来て、

「よかった、ぐったりしていたから」

「意識はあったのですが、体が動かなくて・・・」

「じゃあ、まつげをさわったのわかった?」

「はい瞼をあけられたのがわかりました。」

やがて内視鏡の医師と思わしき人が様子を見に来られたので、

私が

「来年の検査どうしたら・・・」

と言ったら、

「今回のやり方はやめて、来年また考えましょう。

とにかく今日のことはメモしておいたので」

と、ほっとした顔で私を見ていました。

体の中の薬を尿として出すために

点滴を500mlを完全になくなるまで

横になっていました。

看護師さんが歩く様子を見せてほしい、と言ったので

てくてく数歩歩きました。

 

無事帰宅でき、とんでもない出来事だったけど、

ふだん体験できないような体験だったと

興奮した私でした。

まあ、無事で何よりでした。

それよりも、胃カメラのむ前に行った

問診で、年配の医師が

「麻酔するから楽に終わるからね」

と言われたtだけで、特に今服用している

薬のことにはふれなかったこと、

今回の出来事で、薬のことは前もって

伝えた方がいいな、と思いました。