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2024年2月9日の寺将会日記
最近の寺将会はボランティアスタッフさんの協力システムがうまく機能し始めてて、私がゆっくりと指導をする時間が取れ始めています。
今週のTOP画像はその指導中の様子です。
自分で言うのもなんですが、子供達から見ると私は将棋の達人のようです。
なので指導の合間に見せるちょっとした手筋や、局面の考え方のおしゃべりがすごく楽しいみたい。
すると、ご覧の通り大勢のギャラリーが観戦してくれるってもんです。
今回の指導は矢倉戦になったので、みんなも馴染みやすかったのかも知れないです。
終盤で駒を蓄えてのカウンターや攻守の交代、手番の概念などを丁寧に教えたつもりなので、きっと実のある時間になったはず。
矢倉は手筋がガンガン出てくるから、指導しててもそういう局面に誘導しやすいのでやりやすいなぁ、とか思いながらやってました。
矢倉の端攻めとか飛車を十字に使うイメージとかを覚えてもらえてたら最高やね。
今週のYouTube Live
寺将会の雰囲気を見てみたいならYouTube Liveをどうぞ!
数字をクリックするとその対局から観戦できます。
1:16 松浦vsあこちゃん(鬼ごっこ)
9:05 松浦vsさとちゃん(鬼ごっこ)
1:00:11 ちはや君vsおりば君
1:15:18 ちはや君vsかい君
1:20:58 ちはや君vsいしだ君
とにかくイチオシなのが冒頭でもやってる鬼ごっこ。
初心者の子に将棋の感触を味わってもらうのに最適の遊び方だと思ってます。
何度も言ってるように初心者側が負ける可能性が0なのが素敵なのよね。
ルール上、絶対に先生側が負けるようになってるのです。
まずは勝つ喜びを。
そして駒を動かす楽しさを。
できれば追い詰め方のテクニックを。
単純そうに見えてやり方次第で意外と奥が深い鬼ごっこなのであります。
今週の大盤解説
今週の大盤解説はちびっこ先生の解説で。
松浦は聞き手に回っております。
初心者同士の対局で目立つのはうっかり駒を取られちゃうミスが多いこと。
随所に鋭い攻めや、読みの入った粘りを見せたりもするんですが、うっかりミスをしちゃうと鋭い攻めや粘りの守りでポイントを稼いでも、そのポイントを一気に吐き出すことになっちゃいます。
今回の解説でもうっかりミスについての指摘が何度かありました。
で、そこでふと思ったんですけど、当たり前ですけど棋力が高くなってくるとうっかりミスにすぐに気づけるんですよね。
「あ、これは危ない」とか「うあ、これは飛車がタダで取られちゃいますよ」みたいな感じで。
この反応の速さがそのまま強者の証なんですけど、今回の解説中もちびっこ先生から上記の指摘が何度もありました。
ここなんですよね。
つまり指摘の速さから棋力の差が自然とわかる建て付けになっているという。
「あ〜強い子は、こういうのにすぐに気づくんだ〜」みたいな感じで。
するとその先生役の子に対するリスペクトの念が自然に湧いてくるんじゃないかと思ったのですわ。
リスペクトの念ってとても大切で、継続や上達のモチベーションに直結する要素なのだと思うのですよ。
見上げる方にとっても、見上げられる方にとっても。
リスペクトって自尊心の醸成に不可欠の要素で、健全な自尊心は成長に必須の要素だと思うんですよね。
なので今回の先生役のように将棋の強い子が自然とリスペクトされるような機会を設けるのは大切な試みなんじゃないかと思うわけですよ。
今後もおりをみて実施したいと思ってまする。
今週の写真館
次回日程のご案内
次回は2月16日の金曜日の17時〜20時の日程で開催予定です。
寺将会 代表 松浦優教
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