気がつけばもう6月です。
本来なら6月はパリの一番好ましい季節なのですが❗️
今年はちょっと様子が違います。
5月初旬パリに戻りましたが、それ以降今日まで気持ちよく晴れた日がいったい何日あったのか.....数える程しかなかったように思います。晴れていても一転にわかにかき曇り豪雨や雹が降って来るのでどんなに晴れている日でも傘は必ず持って出かけています。
一昨日(6月4日)の夜も暖房をつけました。
私のアパートは集中暖房なので冬は暖かいのですが、、流石にこの時期集中暖房も終わってしまいました。
そう言う狭間の時期のため買ってあるオイルヒーターが今年は大いに役立っています。
通常、緯度が高いので冬は極端に日が短い反面、夏はいつまでも明るくてなんだか得した気分のパリですが.....
今年は雨☔が多く陽射しが少ないので余計に寒く感じます。
長くて暗〜い灰色の冬を乗り越えるために必要な夏なのに、今年はいったいどうなるのやらです😥
尤もオリンピックの時期はあまり暑くないほうが選手たちは助かるのかもしれませんが。
見るからに汚そうなセーヌ川で泳ぐのだって、水が冷たいほうが菌の繁殖も抑えらそうだし😆
まあそんな5月でしたが、晴れている日は写真も撮りました。
そう言う日々の写真です。
日記のように毎日アップしているFBで既にご覧いただいた写真も多いので、FBをフォローしてくださっている方には重複する部分もありますが......ご容赦くださいませ。
5月13日、パリ16区にあるアール・ヌーヴォーのアパート。
同じく5月13日、パリ16区
同日、パリ17区
ポルトマイヨー駅。
長〜い工事期間を終えてようやくトラムが開通していました。
5月15日、リュクサンブール庭園
同日、サン・シュルピス教会
5月16日、パリ16区の薔薇あれこれ。
5月26日、リュクサンブール庭園の花々。
なぜか5月はこの近くに行く用事が2度もありました。普段この辺りは遠い感じがして敬遠気味ですが、行き慣れてみると案外思ったより近い印象。
同日パリ6区 サン・シュルピス教会内
この日はここで弓シャローさんと待ち合わせ→お夕飯。
サン・シュルピス教会が世界的に知られるようになったのは映画《ダヴィンチコード》のおかげ?
それについてはよろしければこちらをご覧ください。
↓
https://ameblo.jp/suizi/entry-12707384814.html
しかし、映画がヒットするよりずっとずっと前からこの教会を心の拠り所にしてらした弓さん。
それはドラクロアの大きなフレスコ画があるから。
晴れた日に斜めに差し込む日差しがこの絵には必要不可欠ですが、この日は理想的な光線が差し込んでいました。
困難な事や辛い事があった時いつも弓さんはこの絵を眺めて自らを奮い立たせていらしたそうです。
今はネットや携帯電話のお陰で外国暮らしもそれほど大変ではありませんが、弓さんがパリにいらした50年以上前はどれほど大変だったことか.....
その頃の弓さんの事を想像したら涙が出ました。
ちょうどその日は日曜日で夕方から御ミサがあるらしく聖歌隊が練習していたので、その歌声が余計に涙腺を緩ませました。
弓さんとの待ち合わせ時刻の前に御ミサが始まったので一番後方でその様子を見ていました。
カソリックの学校に小学校から高校まで在籍し、御ミサにあずかる機会が日常的にあったお陰で教会内でどう振る舞えば良いのか迷う事がないのはこういう国で暮らすには助かる点です。
見ていると結構若者でも熱心な信者さんがいる事がわかってちょっと驚きました。
普段周りにはあまり熱心な信者のフランス人を見ないのでこの国ではもはやカソリックが形骸化してるのかなあ〜と思っていましたが案外そうでもないようです。
今日はちょっと長いブログになってしまいました。
最後までお付き合いくださってありがとうございました。感謝❤️