銭湯盛り上げ隊 第11番/さかえ湯@渋谷区
湯喝度:よし
洗い場瞑想度:よし
番台:フル
昭和度:よし
赤蛇口度:よし
男女湯絆度:脱衣所でよし
備考:蒔式、コーヒー牛乳、バスタオル貸出、水風呂なし、番台トークかなりよし
総合瞑想度:よろし
国学院大学に用事があったので、そのあと渋谷の銭湯を攻めることに。
番台ありの銭湯を探すと結構近くにある!
けつてい。
並木橋をちょい上がると、さかえ湯の看板発見。
しかしどこにも銭湯は見当たらない。
クンクン、いや、銭湯の香りがする。
シャンプーのにおいだ、近い。
橋の下にさかえ湯発見しました。
入り口迷路度、高め。
何かワクワクさせる演出。
軽トラが止まっている。
駐車場へ入っていくと、本物の入り口。
そして靴を入れようとすると、そこは傘入れ。
昭和度高めに違いない。
ワクワクしながら戸を開ける。
土曜日の18:00頃。
ガラガラガラ…
フル番台、しかもナイスガイ兄さん。
若い兄さん番台は初だ。
よかったらそこに置いてあるタオル、使ってくださいね。
見ると、バスタオルがたくさん置いてある。
マジすか?そんな銭湯はじめてです。
兄さんは2代目のタカシさん。
早くにお父さんをなくし、仕事をやめハタチで番台へ入ったそうだ。
すでにこの道10年以上。
バスタオル無料貸し出しは父のアイデアなんすよ、と笑顔。いい。
若い兄さん番台なので、女性は恥ずかしくて帰ってしまう人もいるらしい。
しかしフル番台ならではの、お客さんとの会話が楽しいとタカシさんは言う。
ラーメン屋のお客さんとあれば、ラーメン嫌いだが食べに行き、
カレー屋のお客さんあれば、カレー嫌いだが食べに行くという。
俺シャイなんすよ、とナイスな笑顔を浮かべる。
ここの湯は熱いですか?と聞くと、
そうっすね、お客さん見て薪の量を変えてます。
とさらっと言う。かっこええ、若旦那。
ここはマンションの1階で、広さはあまりない。
天井も普通の高さだ。
こじんまりしているが、それが逆に落ち着く。
脱衣所男女湯絆度は高い。
さっそく風呂に入ってみる。
ここの湯は男女が全く別の場所。男女絆度はなし。
それもまたよし。修業だ。
薪パワーがまだ出てないか、熱さは赤蛇口、湯ともちょうどよい。
風呂場全体の広さはないが、全く着飾っていない。だから落ち着く。
チープな風呂用時計がぶら下がっているのもよい。
薪パワーがでてきた、さっきより赤蛇口も熱い。
地べた洗いオットセイマンもいい味出している。
いい瞑想ができた。
出ると、番台はタカシさんからお母さんにチェンジしていた。
お母さんに聞くと、昭和52年に品川の銭湯から、ここへやってきたという。
湯は薪式、田園都市線が通ったときは枕木がたくさん余ってそれをよく燃やしたそうだ。
場所柄、結構有名人がふらりと来るらしい。
普段見せない一面を見てきたおばちゃん。
やっぱり番台でお客さんと顔を合わせてお話するのがいいのよ、と言っていた。
でもね、昔は渋谷区だけで50弱あった銭湯も今は15もないよ、と遠くを見つめる。
ちなみに渋谷区のプロジェクトで「遊湯(ゆうゆう)ひろば」というのがあり、
いろんな銭湯イベントをやっているそうだ。
http://www.city.shibuya.tokyo.jp/fukushi/kaigo/yuyu.html
さかえ湯でも毎月1回イベントに参加している。
てぶらで来てもオッケーのさかえ湯。
渋谷に来たら、ナイスガイ・タカシとマミーに会いに来たい。