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新感覚研究所 by スーツ面2号

「おもしろい!」「あ~きもちいいな~」「​感動した!」「びっくりした!」「やられた​!」「え!?」「笑える~」などなど その気持ちは人を通して広がる。新感覚でナイスな刺激を発信してきます。

自殺のない社会づくりネットワーク・ささえあい 主催の公開フォーラムへ行ってきた。


自ら命を絶つ。

何がそうさせるのか。

相当な勇気が必要なはずである。


人口10万人あたりの自殺死亡者数を自殺死亡率という。

日本は先進国のなかではトップレベル だ。


そして、なぜかハンガリーもとても多い。

ハンガリーは暗い国なのかな、とネガティブなイメージを持ってしまう。

同じことを、海外の人は日本に対してイメージするであろう。


大学の時、知り合いが謎の死を遂げた。

自殺説もあった。

当時は、なぜ何の相談もなく行ってしまったのか、と怒り、葬式にも行かなかった。


しかし、人間はひとりで生きているわけではない。

自殺した人間にインタビューはできないのでなんとも言えないが、社会になんらかの感情があったから、死を選んだはずだ。

だとすれば、社会の一員である、われわれにも、彼らの死に対してなんらかの原因があるはずだ。


スーツ面2号は、世の中に、ポジティブでクリエイティブな人が多くなれば、物事がいい方向へ進むために、創造しながらお互い協力する社会になり、自殺は減ると考えている。


電車で誰かにぶつかれば、ポジティブに考えれば、ごめんとすぐに言える。

でないと、ぶつかられた人は嫌な思いをし、負の連鎖を作り、ネガな感情がどんどん広がる可能性がある。


電車で我先に座りたくても、自分より疲れてそうな人がいれば、ポジティブにクリエイティブに考えれば、その人が疲れを癒すことで、明日より楽しく仕事をし、能率があがり、その人の周りがどんどんよくなる、ならば、自分は今回は立っていようと思うはずだ。


誰かと目が合えば、にっこりすればいい、それで誰かが気持ちよくなれば、その周りの人も気持ち良くなり、いいことだらけだ。


言いかえれば、ノリよく、楽しく、フリースタイルにファンキーにいきませんか?ってことである。

言いかえてないか。


それが実際どうなのか、ということでフォーラムに参加したわけである。


大体その通りだと、感じた。

やはり原因ははっきりしている。


理不尽に借金を抱えた方。

それは理不尽に借金を押しつけた人がいるからだ。

押しつけた人はポジティブでクリエイティブではない。

世の中全体がよくなることでなく、自分のことだけを考えていた。


うつ病から自殺へ繋がるケースもかなり多いという。

ではなぜうつ病になるのか?

原因はひとつではないが、ポジティブでクリエイティブな人が多ければ、うつ病も減ると信じる。


小学生のころ、先生に、おまえは人間のクズだと言われた方。

先生はポジティブでクリエイティブではない。

ネガティブすぎる。


どのケースにも、どこかに原因を作った人がいるはずなのだ。

あるいはそんな些細な原因を作る人が多いからなのだ。


フォーラム主催の茂幸雄氏は、自殺の名所、福井県東尋坊で自殺する寸前の人々、360人以上を思いとどまらせてきた。

死のうとした人々の大半が、まだ死にたくない、と言うらしい。


そこまで思いつめたことに問題がある。

その前段階が必ずある。

積もり積もった結果なのだ。


みなさん一致した考え方が、とにかく悩みを聞いてあげること。

またそういう場を設けてあげること。

そしてその悩みを共有し、一緒に歩んであげることだという。

それはとてもすばらしいことである。


スーツ面2号に、何ができるのか。

スーツ面2号は、その前段階、思いを積み重ねてしまう前に解決できる案を出したい。


社会全体が癒しエンターテイメント性を絶えず持つことで、悩む人が減ると信じる。

皆がポジティブにクリエイティブになれるような刺激を世の中に与える。

それがスーツ面2号のミッションである。


疲れた人、嫌な気持ちになっている人の気分転換のきっかけになれるような表現活動ができれば、スーツ面2号はうれしいな。

銭湯盛り上げ隊 第25番 吉の湯@川崎市川崎区


湯喝度:よし
洗い場瞑想度:よろし
番台:フルフル
男女湯絆度:よろし
昭和度:よろし
赤蛇口度:ダイレクト
ペンキ絵:ダブル富士山
備考:水風呂なし、番台おばちゃんよろし
総合瞑想度:よろし
スーツ面2号ガイド:★★★


川崎で旧友に会うまで時間ができたので、番台式銭湯へ。
川崎駅近辺に3つあったが、昭和愛情度の一番高そうな吉の湯へ。


100万人都市、川崎。
15年ほど前はよく遊びに来た。
駅に降り立つと、さらにビッグシティーになっている。
近未来すぎて方向感がなくなる。


とりあえず昔からある大通りを歩き、南へ向かう。
こんなところで昭和愛情銭湯に巡り合えるのか…


大通りを1本入ると、突然空気が変わった。
昭和愛情通りだ。


うむ、これは期待できる。
お、煙突が見えた。到着。

かなり愛情たっぷりだ。

癒しエンターテイメント研究所 byスーツ面2号-吉の湯2

男湯は右。月曜日午後8時30分。


ウイーン。

うるさくない、昭和な自動ドアである。


入るとやさしげな番台おばちゃん。

バリバリ昭和スタイル。
ほっとする。


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手洗いで身を清めてから、風呂場へ。


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おっと、ここも自動ドアである。めずらしい。
さっさと入れ、っていう自動ドアでなく、入るの?どうぞ、って感じのやさしい自動ドアである。


癒しエンターテイメント研究所 byスーツ面2号-吉の湯3

洗い場はひんやりしている。瞑想度よし。
ペライス&桶、よし。
カランの押し部分がかなかなシブい。


癒しエンターテイメント研究所 byスーツ面2号-吉の湯4

瞑想準備完了。風呂へ。


チャポン。


うーむ、気持ちよすぎる。
今日は1日農業をしたので、寒かったし土まみれになった。
そんなあとの銭湯。究極の幸せである。


癒しエンターテイメント研究所 byスーツ面2号-吉の湯5

見上げれば富士山。
今日は精進湖にきている。
めずらしい舟が浮かんでいる。今は江戸時代か。

ナカジマ氏作なのだが、いつもの帆掛け舟でないのは、その部分がお弟子さんの田中さんの筆であるからと思われる。


チャポーン…


風呂の中の自分の動きが、男女湯に響き渡る。
広大な宇宙に取り残されたのは、風呂場の我々だけ。
男女湯一体感バリバリである。


吉の湯の風呂に余計な演出はなし。
ジャグジーがないので、風呂場全体、余計な音が一切ない。


富士山とサシだ。
瞑想もさらに集中できる。


洗い場でも自分の音を感じながら瞑想。
静寂に包まれる。


湯船で喝。
ひとりひとりの音がよくわかる。
自分の音も増幅される。


都会で静かな空間はなかなかない。
雑音に自分の気持ちを紛わせる毎日。
無音になってゆっくり自分の答えを見つけるのに、吉の湯の無音瞑想は最高だ。


いい湯だった。
あたたかさが体の芯までしみ込んだ。


癒しエンターテイメント研究所 byスーツ面2号-吉の湯8

風呂上がりにコーヒー牛乳120円でくつろぐ。
脱衣所の鉢植えの花がまたきれいだ。
番台おかあさんへ話を聞く。


癒しエンターテイメント研究所 byスーツ面2号-吉の湯6

こちらは戦後すぐに始めた。
川崎という場所柄、女性は外国人のお客さんも多い。


ペンキ絵の話で盛り上がると、女性の方にも富士山があるという。
めずらしくダブル富士である。
しかも女湯の富士山のふもとにはゴルフ場が描かれているという。
銭湯盛り上げ隊の活動にご理解いただき、特別に撮影させていただいた。


癒しエンターテイメント研究所 byスーツ面2号-吉の湯11

真っ白の富士山である。ふもとまで雪が積もっている。
そのふもとではゴルフをする人々が描かれている。
やはり富士山以外はお弟子さんの筆なのかもしれない。
新鮮だ。


女湯の方が斬新だ。
やはり女性は新しいものを受け入れる柔軟性があるということなのかもしれない。


そしてダブル富士を望む最高の展望台、番台からの景色も撮らせていただいた。
ご協力感謝します。ありがとうございました。


癒しエンターテイメント研究所 byスーツ面2号-吉の湯12

映画「テルマエ・ロマエ 」のポスターが貼ってあったので反応のほどを聞いてみる。
チラシを置いてたけど、誰ももっていかない、無反応とのこと。
でも私は観にいってみようかしら、とおっしゃっていた。
スーツ面2号ももちろん観に行く予定だ。


ちなみにこちらは2回ほど、映画の撮影に使われたそうだ。
観月ありさ、哀川翔の「鳶がクルリと 」では風呂のシーンも、そして市原隼人主演の「ボックス! 」でも少し出ているようである。


銭湯の今後について聞いてみる。
昔は銭湯に子供もたくさん来ていて、自分の親だけでなく、いろんな人からいろんなことが学べる場所だった。
だが最近の若い人はそういう場がなくなってきているので、どうなのかと思う。
銭湯がそういう場所として残っていければいいのだが、と言う。
しかし、後継ぎは今のところいない。
うーむ、立候補するか。

今日はいい瞑想ができた。
昭和愛情たっぷり銭湯、吉の湯の無音瞑想とダブル富士はオススメである。

癒しエンターテイメント研究所 byスーツ面2号-吉の湯1

穴守稲荷のビーガンでもいけるナイスなカフェ「油揚げ 」さん主催の、農場お手伝いに行ってきた。

行ったのは30年以上前から有機野菜づくりに取り組む「相原農場 」さんである。


農業やりたい、なんて口では言っていたものの、まずは土でも触らないとな、ということで参加しました。


午前中はイモを植える作業。


まず落ち葉を手でかき集める。
落ち葉に触ったのは何十年ぶりだろうか。
生き物を久しぶりに意識した。
人間のことで精一杯の日々だった。


とてもあったかい。ふかふかな落ち葉。
落ち葉ってさびしいイメージだったが、違う。
土の上で実に気持ち良さそうにしている。
土も生物も落ち葉のことが好き。


落ち葉たちは、俺たちをどう使ってくれるの?いくらでも役に立てますよ、と問いかけているようである。
自然に無駄はない、人間はそれを使う知恵を持っている。
何に知恵を使うかは、我々次第。


癒しエンターテイメント研究所 byスーツ面2号-相原農場1


ちなみに落ち葉の下にケヤキの芽が。

木って、最初、こんな芽なんですね!

すごくないですか!あたりまえなんだけど。

これがあんなおっきな木になるの?奇跡だ。

マジで感動。生命ってすごすぎますよ。


さて、温床をつくる。
かき集めた落ち葉たちを敷き、そこへ米ぬかをふりかける。
それをミルフィーユのように繰り返す。


癒しエンターテイメント研究所 byスーツ面2号-相原農場3


米ぬか、実物はよく知らなかった。というより正直考えたことがなかった。
「米ぬか=健康」で完結していた。
米ぬかを使った製品はよく見かける。
米ぬか石鹸とか、化粧水とか。
健康、美容にいい!ってのは知っているけど、実際米ぬかがどんな顔をしていて、どこから来たのか知らなかった。
収穫されたお米が精米されるときに出る粉である。はじめて触った。
はじめまして、米ぬかくん。


さて、落ち葉と米ぬかのうえに土を敷き、イモを並べる。


癒しエンターテイメント研究所 byスーツ面2号-相原農場4


幼稚園の時にイモ掘りをしたことはあるが、イモを植えたことはない。
イモ掘りは単なる宝探しゲーム。
本当の意味で生命を知るには植えることをした方がいいと思う。
イモってイモからできるんですね、あたりまえなんだけど、イメージしたことがなかった。


落ち葉の微生物が米ぬかを食べる、その時に熱が発生する、その温もりがイモの生育に大事ってわけです。
すばらしいっすね、自然システム。


イモを八百屋さんで見ても、どれも同じヤツにしか見えない。
でも、どのイモさんも、土に一つ一つ植えられた親イモさんから出てきた子イモさんだ。
落ち葉の微生物の熱と土で、時を経て立派に育ったおイモさんなのだ。
地球の奇跡の芸術作品なのだ。
うーん、イモってすばらしい。


相原農場さんでは羊やヤギも飼っている。


癒しエンターテイメント研究所 byスーツ面2号-相原農場2


羊はニュージーランドとか動物園にいるもんだと思ってました。感動だなあ。

羊と対話してみる。

ココロ温まる。

そして、羊の瞳は宇宙だ。今度見てみてください。

とてもキレイです。


ぶたちゃんもいる。


癒しエンターテイメント研究所 byスーツ面2号-相原農場5


予想外にでっかくてビビった。写真ではわからないけどマジでデカイです。

1トンある?

それは言い過ぎか。

ブタも本物はほとんど見たことがなかった。

写真だけ。

ガチでやりあったら負けるかも。ごめんなさい、という気持ちになりました。

これをさばくのは結構大変だと思う。


ちなみに「ぶたにく 」という絵本、結構いいです。

この表現手法は参考になります。


さて、午後は土の中で冬の間寝かしてあった山芋を皆で掘り出して、きれいにする作業。
皆で輪になってサトイモの土をきれいにしながらおしゃべり。
大量にあったイモが、おしゃべりの間に終わった。
これ、ひとりじゃ無理ですね。
生きていくうえでの共同作業の重要さを感じる。


開墾ツアーなどが会社の新人研修に使われる意味がわかる。
でも初心を忘れたオトナたちの再研修にも農業は必要。
仕事のための一体感でなく、みなで生きていくための一体感を再認識する必要がある。


ちなみに土の中に入ってみると、気持ちいいんですね。

地球のあったかみとやさしさを感じるのです。

なんでだろう。


癒しエンターテイメント研究所 byスーツ面2号-相原農場7


最後は小松菜の種まき。
小松菜って、種があるんですね。
すみません、まずはそこからでした。
種がすごく小さいんです、びっくりしました。
この種から、あんな立派で栄養たっぷりでおいしい葉っぱができるんですね。
奇跡です。どんだけ一生懸命育つんでしょう。
種は、ホントに精子卵子位小さいです。


癒しエンターテイメント研究所 byスーツ面2号-相原農場6

農業お手伝い、かなりインスパイアされた。


現代ではスーパーへ行けばなんでも手に入る。
原材料の形や生い立ちを意識することはない。


イモくんは、落ち葉や米ぬかなどの生物同士、そして土水太陽など地球と助け合って、すくすくだが、地道に育った結果。
それって奇跡の連続。


牛や豚もそうだ。
パック詰めされたものしか目にしないが、もとはといえば、モーとかブーとかいう結構かわいい動物たちである。
それぞれ人生経験を積んできた生き物である。


普段口にしているものが、何からできてるか、どんなものなのかを見たり触れたりすることはとても感動だ。


そして口にするものが育つ過程には、あたりまえだが土や水や太陽がとても大事だということだ。


落ち葉、米ぬかも土から育った結果だ。
牛や豚にしたって、土から育った何かを食べて育つ。


相原農場さんは30年来、有機農法をやってこられている。
化学肥料、農薬一切なしだ。
これは地球システムとして当たり前のことにしか見えないが、それを実践する農家さんは少ない。
全農家の0.1%ほどだそうだ。
うまいし、健康的だし、地球にやさしい。こんないいことないのに。


以前、日本有機農業研究会 理事の舘野廣幸さんもおっしゃっていた。

今の世の中、過程より結果を求める。
ビジネスはそうなのかもしれない。
でも有機農業はその逆、結果より過程である。


そもそも今から100年前に農薬や肥料はなかった。
現代農法はとても不自然だという。
たしかに八百屋にならぶ野菜の季節感は、本来の季節と全くずれている。


舘野さんは言う。
「有機農法は宇宙の法則に従って生きる道である。」
すばらしい。感動です。


ちなみに舘野さんの本、「有機農業 みんなの疑問 」はおもしろい。


昔、料理は愛情!って言ってた料理家おじさんがいたが、その通りだと思う。
なんでも愛情を忘れてはいけない。


みんながいろんなことに、もう少し愛情を込める世の中になったら、きっとさらに楽しい世の中になると思う。


有機農法の農業体験。

地球に住んでいながら、地球を久しぶりにさわった日。

そしたら地球はとてもやさしく、そしてすばらしいんだなとうれしくなった。

銭湯盛り上げ隊 第24番 富士の湯@練馬区


湯喝度:よし
洗い場瞑想度:よろし
番台:フルフル
男女湯絆度:よろし
昭和度:よろし
赤蛇口度:ダイレクト
ペンキ絵:タイルモザイク森
備考:水風呂なし、脱衣所カゴよし、庭園かなりよし、客瞑想度高し
総合瞑想度:よろし
スーツ面2号ガイド:★★★


今日はスポーツクラブで運動したのち、風呂へ入りかけた。
しかし、これじゃない、やっぱ昭和銭湯だ。
ということで急きょ風呂をきりあげ、練馬区の番台式、富士の湯へ。

癒しエンターテイメント研究所 byスーツ面2号-富士の湯4


豪快な造り。城のようだ。
震災でやられて新しくしたそうだが、瓦屋根も圧巻である。


男湯は右。日曜日午後9時15分。
まずご主人の後ろ姿がいい。


癒しエンターテイメント研究所 byスーツ面2号-富士の湯1


ガラガラガラ。


盛況である。
風呂場の中も見渡せるが、全部で12~3人はいるだろうか。


フル番台。物腰のやわらかい仰木監督という感じだ。
ランバードのジャージがいい。


そして籐のカゴが大盛況である。
こころ温まる風景だ。


癒しエンターテイメント研究所 byスーツ面2号-富士の湯3


なぜカゴ度が高いのか?
そう、ロッカーが少ないからである。

男湯でこれを見るのは初である。


ロッカーを作ろうとしたら、このカゴがいいんだよね~とお客さんに言われ、ロッカーはあまりつくらなかったそうだ。
無造作に置かれたカゴ、お互い信頼関係がなければできない。
番台式だからこそだろう。
ご主人が見守ってくれている。
そもそもお客さん同士が信頼し合っている。


手洗いは外。
スイッチを探す。見当たらない。
いいや、ドアをちょっと開けておけば見える。
すると、パッっと電気がつく。
出ると、湯あがりのおじいさんがニッコリこっちを見ていた。
やさしい。
富士の湯、レベル高めだ。


早速風呂場へ。


緑ペライス、黄色桶はケロリンでなく富士の湯、力強い書体。
銭湯で黄色い桶以外は見たことない。木桶は1軒だけあったが。


瞑想準備完了。湯船へ。


なかなかの喝度である。気持ちがよい。
本日は別府の湯だ。


ペンキ絵はなく、タイルモザイクで森のイメージ。
しばし森を眺めた後、今度は洗い場風景で瞑想。
みな、思い思いの瞑想をしている。


と、遠くで番台のご主人が見える。
いいなあ、この一体感。


洗い場瞑想と湯喝瞑想を繰り返す。


あたりは湯気でくもっている。
霧だ。


目を閉じる。


チョロチョロチョロ…
小川のせせらぎ。


耳を澄ます。


シャー…
ところどころでスコールが。
遠くの方でもシャワーのような雨が降っている。天気雨だ。


ジャバーン…カコーン…
何かが小川ではねたか、水浴びでもしている。

原住民も何か作業をしているようだ。


動物たちの息吹が感じられる。
だれかの鼻歌、それは小鳥のさえずり。


ポチャッ。
額に水滴が落ちてきた。葉っぱの裏側にたまった露だろう。


いい瞑想ができた。
体も芯からあったまっている。
大自然の瞑想は最高だ。


湯あがりにコーヒー牛乳120円をやりながら、ご主人に聞く。


癒しエンターテイメント研究所 byスーツ面2号-富士の湯2


ここは昭和38年から。
番台は近所の大黒柱を使って作られた。
手摺がすばらしい。


今は何でも新しくするけど、私は古いものが好きなんです、という。


癒しエンターテイメント研究所 byスーツ面2号-富士の湯11

番台、ボンボン時計、体重計…すべて創業時からのものだ。


庭園へ出てみる。


癒しエンターテイメント研究所 byスーツ面2号-富士の湯8

なんと太鼓橋である。
これはすごい。
広い庭園。池には鯉がゆったりと泳いでいる。
石像もある。
縁側でゆったり瞑想ができる。


湯気が体から立ち上る。

いい湯であった。


広い脱衣所ではご主人とお客さんが話し込んでいる。
誰もがすぐに打ち解けてしまう脱衣所だ。


癒しエンターテイメント研究所 byスーツ面2号-富士の湯9


至福のひと時、ゴージャスな昭和エンターテイメント。それが銭湯、富士の湯である。


スーパー銭湯にはないエンターテイメントだ。
はぐれ刑事の撮影も行われたそうだ。


お風呂の裏手には駐車場もある。ぜひ足を伸ばして体感してほしい。


■富士の湯 ふじのゆ

東京都練馬区三原台1-30-1
営業時間 16:00~23:00
定休日 月曜

銭湯盛り上げ隊 第23番 万福湯@品川区


湯喝度:よし
洗い場瞑想度:よろし
番台:フル
男女湯絆度:よし
昭和度:よし
赤蛇口度:ダイレクト
ペンキ絵:なし、ハワイアン
備考:水風呂なし、とにかく広い、客瞑想度高し
総合瞑想度:よし


東急池上線の大崎広小路駅から徒歩1分。
大通りに面し、人通りも多い。
大きなマンションの1階部分である。


癒しエンターテイメント研究所 byスーツ面2号-万福湯1


入り口は広く、男女別の入り口。
歩道に面して大きな鏡が設定されている。


こじゃれている。
本当に番台式なのか少し不安になる。
男は右。


ガラガラガラ。


入った瞬間、開放感。
マンション式だが天井がかなり高い。
そして脱衣所も広い。


フル番台。ホッと一安心。
ココロあたたまる。
若おかみさんである。


手洗いへ挨拶。
神社でまず手と口を清めるのと一緒だ。
手洗いは結構昭和。


金曜日の閉店間際であるが、スーツ面2号的には結構にぎわっているように見える。
若おかみさんへ聞くと、そんなことないらしい。大変だそうである。
うーむ、もっと活動を深めなければならない。


早速風呂場へ。
見渡すと、かなり広い。
スーパー銭湯並みの広さである。


新風呂イスが目に入り若干不安に襲われる。
緑ペライスはないのか?!…よかった、あった。
スーツ面2号は緑ペライスのファンなのである。
ここの緑ペライスは緑度が鮮やかだ。


軽めに瞑想準備へ入ると湯船へ。


マイルド喝である。
時にはこのくらいの方が深い瞑想へ入れる。


ペンキ絵はない。
タイルがモザイク絵のようになっており、どこかの海である。
島や灯台もある。
うーむ、海は広いなぁ。
カモメも2匹飛んでいる。
楽しそうだ。
カモメになりたい…
いや人間を楽しもう。


空の上にはヤシの木が生えている。
そう、風呂場全体がヤシの木の写真でおおわれている。
だんだんハワイな気分になってきた。
ハワイアンミュージックが頭の中で流れる。
ジャグジーのボコボコボコ…は低音。
ここちよい。


見上げると太陽光線が差し込んでくるように、赤、黄、緑のラインが豪快に男女湯の天井を貫いている。
男女湯一体感。


しかもドーム状の天井である。
教会にいるような気分になってきた。
アーメン。


さて、煩悩を洗い流すか。
今日は煩悩が多い。尻がすべって、緑ペライスから落ちそうになる。
あぶないあぶない。
ココロいれなおす。


瞑想第2ラウンド。


今日は洗い場人生劇場を楽しむことにする。
5~6名ほどのお客さんがいる。


スーツ面2号の正面では渋い50代くらいの男。
髪は七三で長く、伏し目がちでクールで寡黙な男である。
もくもくと瞑想作業をしている。


その右に目をやると、一瞬わからなかったのだが、消去法でいくとスーツ面2号と一緒に入ってきた男だとわかる。
スーツに眼鏡だったが、風呂では眼鏡を外す派のようだ。
よく見えないのだろう、しかめつらで目を細めながら、首が前にたえず傾いている。
こちらも真面目に瞑想している。


服を脱ぐと、皆印象が変わるのが面白い。
身にまとっているものや肩書きを捨て、飾り気のない生まれた時の姿になる。
その裸にこそ、本当のその人の味がにじみ出る。
お互い話をしなくても、飾らないココロ同士の一体感。
それが銭湯の醍醐味、ハダカの付き合いだ。


スーパー銭湯では皆ハリウッド映画っぽく、ただ楽しそう、気持ち良さそうなのだが、銭湯には哀愁が漂う。
皆、それぞれ瞑想している感じがするのが好きなのだ。


ふと左をみると、仲の良い若者ふたり。
ふたりで仲良くシャンプーしている。
片方がみてくれよと、シャンプーの泡でリーゼントにしてみる。
いやこれはどうよと友達の髪の毛をモヒカンにしてあげたり。
いいじゃないすか。
ゆっくり銭湯のひとときを楽しんでいる。


かたや湯船で瞑想している若者もいる。


やっぱ銭湯は瞑想に最適だ。
いい湯だった。


オロナミンCで湯あがりに若おかみさんにちょっと聞いてみる。
この前高松湯 でもやっていたが、品川出会いの湯。
やはり老人、しかも決まった人ばかりになってしまうとのこと。
若者で合コンはどうでしょう?と聞いてみるが、うーんと苦笑い。
でも若い人に来てもらいたい、という気持ちは強い。
うむ、頑張ります。


そんな若者ふたりに聞いてみた。
アラタ&ナオキのナイスガイズである。


癒しエンターテイメント研究所 byスーツ面2号-万福湯2


銭湯はふたりで結構来るという。
「番台式は実はちょっと恥ずかしいけど、でも来ます。」
「やっぱ銭湯は落ち着くじゃないすか」
とさらりという。


スーパー銭湯なんかはいかないの?と聞くと
「いや、むしろこういう銭湯の方が好きなんですよ。むさこ(武蔵小山)の方にもありますよ」


周りのみんなはどうなの?と聞くと
「いやー、みんな銭湯の良さがわかってないんすよ。」
平成生まれの若者でも昭和の愛情を感じている。


「なんだかんだ、銭湯はなくなったら困ると思うんですよね。」
と最後に決める。
銭湯王子に任命だ。


みんなで広めていこう!ということで解散。


いやあ、銭湯好きの若者がいることで、明るい未来を感じつつも、そんな若者たちのためにも、銭湯はなくしてはいけないといミッションを再確認した。
銭湯盛り上げ隊、活動開始の時が来ている。