

【低温調理とは】
定義を詳しく勉強したことはないのですが、だいたい45℃~68℃程度で湯煎などをやっていく調理法です。
ピクルスやプリンを作ることもできるんですが、今回は肉料理を中心とした記事です。
【低温調理をするとどうなるか】
主にタンパク質の変性が非常にコントロールしやすくなるため、生肉に近い食感の肉料理を作って生活を豊かにすることができます。
また、一度に大量の肉を調理できるので、肉をキロ単位で食べたい時に重宝。
【低温調理の手段】
いろいろありますが、専用器具を使うのが最も簡単です。お金はかかりますが、趣味の領域の話なのでじゃぶじゃぶ使いましょう。
【最低限要るモノ】
・低温調理器具。アノーバがおすすめです。ただし、変換プラグも必要です。
・容器。寸胴鍋が最もおすすめですが、熱に耐えられる、肉が入る容量がある、真っすぐな面があるものならOKです。ぼくは100均のゴミ箱を使っています。
・ジップロック
【あると便利なもの】
・脱気密封装置。ぼくはコレを使っています。
【実際の大事な手順】
1.肉を袋に密封する
2.容器に水(湯)を張り、低温調理機で適温にする
3.肉を入れる
4.適切な時間、湯煎する
5.適当な処理をする
以下、それぞれの手順を解説します。
【肉を密封する】
・肉は水分をよく拭き取っておく
・密封する前に塩コショウなどで下味をつけたほうが良い
・密封する際は空気をよく抜く(ジップロックを使う場合は、袋を水に漬ければ圧力で空気が抜ける)
【容器に水を張る】
・低温調理機を使う場合、水位の上下限があるので注意
・水を張ってから、沸かした湯を注いで温度調整すると早い
・低温調理機の設定温度を高めに設定しておくと温度の上昇が早くなる
【肉を入れる】
・肉がなるべく容器の面や低温調理機に触れないように、クリップで留めるなどしたほうが良い
・容器にサランラップなどでフタをすると節電できる
【適当な時間、湯煎する】
・肉の種類や厚みによって適温と時間は変動する
・適温を導くのにこちらのサイトが有効
・温度が低ければ低いほど、或は加熱時間が短ければ短いほど、肉は生の食感に近くなる
・温度が高ければ高いほど、或は加熱時間が長ければ長いほど、ほぐれやすくパサパサになっていく
【適当な処理をする】
・表面を高熱で加熱する、燻煙するなどの処理で表面の雑菌処理を行う
方法…フライパンで焼く、グリルで焼く、揚げる、燻煙するなど
・調理温度と時間によっては、肉汁が非常に残っている場合があるので、それが不要ならキッチンペーパーの上に乗せて冷蔵庫でしばらく放置する
【応用】
・煮物(チャーシューなど)を作ることもできる
・低温調理肉で燻製を作ると、燻煙の温度・煙量・時間管理が簡単になる
・60℃以上で調理している場合、低温調理している容器に卵を殻のまま入れて30~45分ほど茹でれば温泉卵になる
【初心者向けレシピ】
『しっ鶏』
材料…鶏胸肉・塩コショウ・オリーブオイル
1.胸肉は皮を剥ぎ、水分を拭きとって塩コショウをまぶし、脱気密封する
2.55℃で3時間湯煎する
3.肉の水分を拭き取り、オリーブオイルをひいたフライパンで両面それぞれ20秒ほど焼く
4.アルミホイルに包んで2分ほど休ませる
5.切り分けて、好みの調味料(わさび醤油、マスタード、ドレッシングなど)で食べる
『ローストビーフ』
材料…牛モモ肉・塩コショウ
1.肉の水分を拭きとって塩コショウをまぶし、脱気密封する
2.55℃で3時間湯煎する
3.肉の水分を拭き取り、フライパンで全面それぞれ10秒ほど焼く(鉄のフライパンならオイル必須。焦げにくい加工がされているものならそのまま)
4.アルミホイルに包んで2分ほど休ませる
5.切り分けて、好みの調味料で食べる
【ギャラリー】
豚ヒレ・鶏むねの低温調理の燻製
豚ヒレの長時間調理。非常にほぐれやすくてうまい。
ささ身の低温調理を使った丼料理。ささ身の加熱と同時進行で温泉卵を作ることができる。
ステーキ用の高級肉を低温調理した。肉自体がバターのようにほどけていく。
低温調理でチャーシューを作ることもできる。
以上。ごちそうさまでした。


















































































