強豪バンドの定期演奏会では有名ゲストを招くことが多いようです![]()
有名な指揮者、奏者、作曲家を呼ぶことで、
観客者が増加し、演奏会の成功につながるのです。
ところがどっこい、彼らの目的は演奏会の成功だけにとどまりません。
様々な効果を期待して呼んでいるようです。
まず、ゲストに呼ぶことでツテを作ることができます。
例えば有名指揮者や奏者とツテを作り、コンクール前に指導してもらったり、
有名作曲者とツテを作り、委嘱作品を書いてもらったりするのです。
そしてもう一つは、
ゲストを呼ぶことで、奏者の技術や意識を向上させることです。
指揮者が一人で指導している場合、どうしても練習がマンネリ化してしまったり、
音楽へのアプローチが偏ってしまいます。
そこで外部の人の指導を受ければ、違うアプローチや違う文化を知ることができ、
音楽室に新しい風が流れるのです。
音楽は感覚的なものなので、いつもとアプローチが少し違うだけでも、
急激にうまくなる可能性があります。
また、様々な先生の指導を受けることによって、
奏者の引き出しの数が増えます。
引き出しの数が増えることで、自分の演奏に幅がでます。
それは、様々な指揮者に対応できる力だけではなく、
アンサンブルで相手に合わせるときに、相手の出方に対応できる力がつくのです。
さらに、自分が誰かに注意したり、指導するときに、
たくさんのアプローチで攻めた方が、上達の可能性が高くなるのは明白です。
そんなに言うんだったら、うちのバンドにもゲストを呼んでみようかしら、
と思ったときに問題なのはギャラです。
本当の一流どころは、2日拘束くらいでウン十万かかってしまいます。
ホテル代など入れるとバカになりません。
そこで、地元出身の、ある程度実績のある若手奏者、作曲家
を呼んでみてはいかがでしょう。
それならばある程度金額も抑えられますし、効果も上がるでしょう。
例えば、管打楽器コンクール入賞レベルの奏者や、
響宴
に取り上げられているレベルの作曲家なら、十分価値があります。
もしも、外国の方を呼んでみたいというバンドは、
何かのついで(音大のレッスンやプロの楽団のゲストの仕事など)
に来ていただくべきでしょう。
『ついで』ということだと、旅費などが幾分安く済みます。
しかし、ついでだと、演奏会の日時に制約がでるデメリットがあります。
とにもかくにも、外部の風を入れることで、
新しい発見、感動に出会えるかもしれませんよ![]()