4弦という制約を最大限活用するために | 酔竜の館 新館

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ゴルフ(100叩き)、バリトンウクレレ、医療介護ネタがメインです。運動オンチのためのクラブセッティングの裏技など上手な方が扱わないネタをよく書きます。車・バイクネタはcarviewの酔竜の館みんから版、カープネタはFC2ブログ「カープの間」でやっています。

相変わらず週2回のウクレレ活動は続けています。ただ一人で家で練習することはほとんどなく、上達は極めてスローです。ややマンネリがあったりして、何か新しいことに手を出そうかという気は満々です。練習しろよって感じですが。とりあえず今温めているアイディアを書いてみます。

 

(1)ウクレレでボサノバをやるには

 ボサノバって独特なコードを弾くことになるのですが、コード表を眺めるとなぜか6弦のクラシックギターの1弦と6弦はほとんど使われず、2弦から5弦があればほぼ弾けてしまう感じです。これバリトンウクレレの1弦から4弦までで弾けるコード表というのもあるのですが、なんかちょっと違うような・・・いや私がうまく弾けてないだけかも。

 

 ふと思ったのは、バリトンウクレレにクラシックギター弦の2弦から5弦を張ることです。太すぎる弦は張れませんが、1弦分のサイズアップだと問題なく張れるでしょう。これで本来のコード表がそのまま使えて、一部出ない音がありますがそれは気にしないようにします。でもまだ試していません。

 

 そしてその次に、なぜギター/ウクレレをチューニングする際に、なぜ他の弦は半音5つ分の間隔なのに、2弦と3弦の間だけは4つ分の間隔なんだろうかと考えました。例えば2弦「B」と1弦「E」は、B→C→C#→D→D#→Eと5つ音が変わります。そして3弦「G」から2弦はG→G#→A→Bb→Bと4つしか音が変わっていません。このせいでボサノバコード表の2弦から5弦までの押さえ方を見てウクレレの1弦から4弦までで再現できないのです。

 

 最近思いついたのですが、「DGBE」(なぜか4弦から呼ぶようです)のチューニングを「DGCE]、つまり2弦を半音上げげればいいんじゃないかということです。これで通常ギターの5弦から2弦にかけて5→5→4と高くなるのが、DGCEチューニングのバリトンウクレレの4弦から1弦にかけて同じく5→5→4と高くなります。つまり音程が半音5つ分違うだけでボサノバコードの楽譜がそのまま使えることになります。間違ってないでしょうか(汗)。

 

(2)既存のギターを4弦化するには

 ヤイリギターでナイロン弦の4弦ギターをオーダーメイドして、バリトンウクレレよりいい感じの音が出ているのには満足しています。もう1本スチール弦の渋ーい音がするやつをオーダーしようかと考えているのですが、なかなか一般の人がいきなりこういうことはできないでしょう。変態向け。なので既存のギターを4弦化することはできないだろうかと。

 

 簡単に言うと弦の両端のブリッジ側とネック側、これらの取り付け部分を6つではなくて4つにすれば万事解決なのですが(オーダーメイドってそういうことです)、なかなかそうはいきません。例えばブリッジ側はそのままにして、1弦と6弦の部分は何もしないことにして2弦から5弦までのスペースに1弦から4弦を張り、ネック側にナットという弦が入る溝が6本入っている部品があるのですが、ここだけ溝を4本切ったナットに入れ替えて、ペグ(糸巻き)も4カ所だけ使います。

 

 ナット交換はメンテナンスをしてくれるお店だと1万円からという工賃なので、溝を切ってもさほど料金アップにならないでしょう。この方法でやると右手で弦を弾く部分の弦と弦の間はウクレレより狭くなるでしょうけど、多分問題にならないでしょう。私もエレキギターを買ってそのうちやるんじゃないかと思います。試してみたい方は自己責任で(汗)。

 

 こんなややこしいことをしなくても6弦ギターを習得すればいいじゃないか、という意見はありそうですね。でも4弦ギターでどこまでやれるか見てみたいですし、難易度がかなり違いますのでギターの敷居をぐっと下げることができます。