月刊ゴルフダイジェスト6月号に伊澤利光プロの「イザワの法則」という連載があるのですが、「最新クラブが必ずしもやさしいとはいえない」というお題でした。
自身のスイングにはデカヘッドのドライバーは合わない、という予想通りのことも書いてあったのですが、一つ気になったのが「キャビティアイアンだとハーフトップした時にロフトが立ってしまって飛び過ぎる」という記載です。
ほぼマッスルサイズのアイアンを使っていてもう少しヘッドサイズを大きくしようかと思っていた(汗)私にはちょいと気になります。そもそもハーフトップするとバックスピン量が減ってしまい飛び過ぎるわけですが、ロフトが立ってしまうとそれに輪をかけてしまう、と。長い番手では打ち損じた飛距離ロス分を取り戻すいい機能ですが、短い番手では非常に困ります。
短い番手から長い番手になるにしたがってヘッドを徐々に大きくしていけばいいのに、と思いますが、長い番手ほどヘッド重量を軽くしないといけないので非常に難しいことになります。コンボアイアンの考え方をもっと極端にして、短い番手はマッスル、7番以上はキャビティ、5番以上はユーティリティアイアンに近くなるようにしたらよさそうです。
そもそも簡単系キャビティであってもハンディ18以上のゴルファーにはあまりご利益がないということを3/31に書いていますし、アイアンヘッドのミス救済機能に期待するのはやめないといけません。