こんばんは、タロット占い師のスイレンなおこです。
昨日の続きです。
さあ、予想外の展開になってしまいました。
今回の鑑定を受けた事で
矩子先生のタロット勉強会へ申し込む条件をクリアし
「大丈夫ですよ、占いハウスに入っても。
今まで学んだ事を活かして頑張って下さいね。」と
背中を押してもらって、ヤッターとウキウキ気分で
帰る予定だったのに・・・
涙を流しながら、ぼーっとそんな事を考えていると
矩子先生は
「自分の問題に向き合われますか?」とお聞きになりました。
すると私の口が勝手に
「はい、やります」
と、答えていました。
それを聞いた矩子先生は、私の顔を見ると
「なおこさんなら、出来そうですね。」
と、力強くおっしゃったので
(そうだ、やらなきゃ。このまま占い師という職業を
諦めるわけにはいかない~)
と思ったのです。
「それでは、旦那さんに好きって言って下さい」
「えっ・・・」
「私、あなたが好きよって旦那さんに伝えるんですよ。」
ガガーン
え~っ言えない~
いや、言いたくない~
違う、言えな~い~
と、頭は叫んでいましたが
またもや勝手に口が
「はい、言います。」
と答えていました。
鑑定ルームを出て、おさかなやたいの柱で
頭は打ったけど、痛みが分かりませんでした。
予定では、心斎橋でパンケーキを食べ
デパートで服を見るつもりでしたが
心身が脱力状態でした。
なので、どこへも寄らずに帰る事にし
途中で乗り換えなくて良いほうの電車に乗りました。
そして、花粉症対策用にまだ持っていたマスクで
メイクの落ちた顔を隠しました。
平日の昼間のお陰で、座る事が出来ました。
座っていると、先ほどの矩子先生とのやり取りが
頭の中によみがえってきます。
(旦那さん、なおこさんの事好きですよ。好きな人の作ったご飯
食べたいんですよ。好きな女は抱きたいんですよ。
旦那さん、かわいそうですよね。)
この言葉が、何回も何回も私の頭の中を
ぐるぐるぐるぐると、止まらない。
その間ずっと、泣いているのではないけれど
涙が流れているのです。
電車を降りて、バスに乗っても
涙は止まらない。
不思議でした。
家に帰り着いた時には
マスクは涙でびっしょり、重くなっていました。
うわ~どうしよう・・・
私の事を全く気遣わないし、大事にしない
あの自分勝手な旦那さんに「好き」なんて
言いたくない。
それでも「言います」って矩子先生と約束した。
占い師も諦めたくないし・・・。
それから、しばらくの間
いつどんな風に旦那さんに「好き」って言うか
考える日々が始まったのでした。
11月の鑑定についてはこちらです。
30日(水)です。
どうぞ、よろしくお願い致します。