1996年にSONYから発売された MDS-JA50ES 180,000円
この年のFMfanダイナミックテスト大賞で優秀賞に選ばれています。MDデッキの最高峰。
再生しないということで修理依頼がありました。
このデッキは、KMH-210Aというピックアップを搭載していますが、MDLPには対応していません。下位モデルであるMDS-JA30ESと同じピックアップメカを搭載しているので、ピックアップの交換の際は、このJA30ESから移植することが多いです。
ただ、ピックアップのみを移植する場合は、同じ時期に発売されていたMDS-JA3ESやMDS-303、MDS-503、コンポサイズのデッキの場合は、MDS-S35やMDS-S1などから移植することが可能です。
今回は、修理品なので、より確実な方法で、JA30ESを入手。最近は、JA50ESとともに入手が難しくなっています。ヤフオクでも出品されると、ジャンク品でさえあっという間に高額になってしまいます。それだけ、探している人が多いという表れでもありますが、高額で落札しても、ピックアップが生きているかは、それこそ運次第。まさに博打です(^-^;
そもそも、正常に再生録音できるデッキは、それこそ貴重なので、一気に価格が跳ね上がてしまい、手が出ません(;´Д`)
今回入手したJA30ESは、トレイが開かないというジャンク品で、ピックアップが生きている可能性が大(*^-^*)
ベルトを交換して、動作確認をしましたが、読込はすれど再生がしません(-_-;)
ピックアップは生きていそう・・・出力が弱いのかな???
で、最近、SACDプレーヤーを修理する機会があって、その際、ピックアップが正常でのSACDが再生できない事象に出くわすことが多く、その原因がサーボ基板上の電解コンデンサーの劣化であることが判明。電解コンデンサーを交換すると再生するようになります。出力の高いSACDプレーヤーやMDデッキの場合、サーボ基板上の電解コンデンサーが劣化しやすいのかもしれません。
であれば、こいつもそうなんじゃないかということで、サーボ基板を確認。
これが、サーボ基板。モーターとセンサーの半田を除去して、ピックアップと録音ヘッドのフラットケーブルを基板から抜くと、簡単に外れます。
基板上には、10μF、22μF、100μFのコンデンサーが2個ずつ。全て交換します。
10μFとオペアンプ周辺にある22μFのコンデンサーが液漏れっぽい状態でした。もしかしたら容量抜け?だったかもしれません。
BOSEのWAVE MUSIC SYSTEMもサーボ基板上の電解コンデンサーが液漏れしていることが有名ですが、この時代のオーディオは、パーツが中国製のものが多いので、品質が良くないものが多いようで、特にコンデンサーの耐久性に問題があるのでしょう。
全て交換して、動作確認をしたところ、無事再生するようになりました(*^^)v
録音も問題なくできるようになりました。
もしかしたら、ディスクが認識しないというレベルでも、ピックアップの問題ではなく、コンデンサーの劣化が問題であることがあるかもしれません。


















































