今回、紹介しますのは、柴崎春通先生の
『Watercolor Tutorial | How to paint a Portrait 水彩画の基本
〜女性の顔を描くコツ 5分講座』動画です。
下描きから色塗りまで説明されていて、とっても勉強になります！！
メイキング動画の内容を簡単に紹介します！
①女性の顔を描きます。
まず基本形として卵の形を描きます。
卵の形を横に半分にして、目の位置が決まります。
下部分をさらに半分します。鼻と口の位置が決まります。
髪の毛を乗っけて形が出来ました。
②塗るときは肌から、まずイエローでフラット塗りです。
赤色で回りを少しずつ塗り、紫色で暗くしていきます。
今回の顔は正面から光が当たった設定です。
頬のとこに紅をさして、鼻の形を作ってから
首の暗さに移っていきます。
顎と首の接するところを少し暗く紫色で描きます。
次に目です。形がズレないように注意して、
まず目の輪郭線を濃い紫色で描きます。
眉は茶色で、直線気味に描きます。
青色で目玉を少し上の方に寄るように入れてみます。
③唇は上唇が少し暗めの赤紫色です。
下唇は光った部分があるので、それを意識して表現します。
上唇と下唇の間に濃い紫色の影を加えます。
鼻の下にも同様に。
目にも上半分くらいに陰を入れます。
頬に紅をさして元気が出てきたところで、首にまた濃い紫色の調子を加えると顔が手前に浮き出てきます。
④次に髪の毛です。今回はグリーンの髪の毛にしてみます。
まず黄緑色を大胆に塗っていきます。たっぷりの絵の具で、髪の毛の立ち上がったボリュームを表現してみます。
太い筆で一気に髪の毛の光った感じを表現します。
（緑色で下から上に塗る感じで）
それが出来たら同様に調子を加えて、日陰を少し入れながら、
髪の厚みを作っていきます。
左側の耳の後ろの髪も暗く冷たい調子で描いていきます。
大きく筆を割って描いて、髪の光沢を表現していきます。
グリーンの髪の色だけだとちょっと退屈なので、
パープルを加えて遊んでみました。
（右側の髪の毛の部分）
先程と同じようにタッチを生かして、髪の毛の動きを掴みましょう。
髪の毛の明るいところは、ちょっと引っかいてみました。
（ペインティングナイフ？のようなものを使っているようです）
⑤全体が出来たところで、そのグリーンの調子を少し髪の生え際や目元に加えて調和を図ります。
目元をもう少し丁寧にいじって、目力を加えます。
瞳孔を描いた後で、筆で光を入れています。
まつ毛を描いて、少し緑色も加えて完成です。
ポイントは、
顔の基本形、そして目鼻のバランスです。
塗るときは、肌のところに色をあまり重ねすぎないようにします。
顔を描くのは凄く難しそうなイメージありますが、この動画のように最初に卵型を描いて等分していけば、ちょっと描けそうかな？なんて思っちゃいますね！
髪の毛の光の描き方がとても勉強になりました！
苦手意識を追い払って、今度挑戦してみたいと思います！