※こちらの記事に書いてある事は、
人によって解釈が違う場合があるかもしれませんが、個人的見解で書いています。
あらかじめご了承ください。
ファイターNo.2
『ジャングルの王者』
ドンキーコング
赤いネクタイが特徴的なゴリラ。こちらも任天堂を代表するキャラクターです。
名前の由来について。「ドンキー(Donkey)」は一般的には「ロバ」の意味だけど、
「とんま、まぬけ」という意味もある。「コング(Kong)」は「キングコング」のおける造語。
「大型のゴリラ」を指す単語ではない。
任天堂の広報部の方が、和英辞典を調べた時に「ドンキー」という単語を見つけ、
それに「コング」を組み合わせて語呂が良いという事で提案したら採用された。
一人称は作品によって「ボク」だったり「オイラ」だったりとマチマチ。年齢不詳。
(マリオ達と会話できるわけではなく、動物同士で会話する際に一人称が使われている)
気は優しくて力持ち!でも少し幼稚な部分もある愛らしいキャラです。
声を担当してるのは作品によって違う。
「マリオカート64」や「マリオパーティ」で使われているのは
マリオと同じチャールズ・マーティネーさん。声を加工したエフェクトボイスになってる。
「スーパードンキーコング」ではケヴィン・ベイリスさん。
「ドンキーコング64」を始め、一部のゲームでも起用されている
グランド・カークホープさん。「ドンキーコング64」の開発スタッフの1人です。
(ゲームミュージックの作曲家。
「バンジョーとカズーイの大冒険」など、数々のゲームミュージックを担当している)
現在、ドンキーコングシリーズのほとんどで声を担当しているのは
長嶝高士(ながさこたかし)さん。
「ドンキーコングジャングルビート」や「ドンキーコングトロピカルフリーズ」でも担当
アニメでも色々担当していますが、ゲームでは「ゼルダの伝説 時のオカリナ」の
ガノンドロフや「ファイアーエムブレム 蒼炎の軌跡」のグレイルなど、
数々の有名キャラクターを担当している。(初めて知りました!)
スマブラではサウンドエフェクトが使用されている。
「ドンキーコング」というキャラが初登場したのは、
1981年にアーケードで稼働していた「ドンキーコング」。マリオと同じデビュー作。
こちらは1983年に発売されたファミコン版
画像は「ファミリーコンピューター Nintendo Switch Online」より
マリオの恋人「レディ」をさらったのが「ドンキーコング」というゴリラ。
タルなどを投げてマリオの邪魔をしてきます。これがドンキーコングの初登場・・・
と思いきや!
このドンキーコングは、
今も活躍しているドンキーコングとは別人!
今のドンキーコングは、2代目なのです!
ちなみに初代のドンキーコングは「クランキーコング」という名前になって今も出ています。
2代目から見て、祖父に当たるようです。だから2代目ドンキーは初代の孫。
2代目ドンキーコングが本格デビューしたのは、1994年にスーパーファミコンで発売された
「スーパードンキーコング」
クランキーコングも初登場。ドンキー達にアドバイスを送っている。
ちなみに続編の「2」では一転して囚われの身になっている。
そしてそこから2代目ドンキーコングは活躍し、カートレースやスポーツゲーム、パーティ等でマリオ達との共演を果たす。たまに「マリオVSドンキーコング」などでマリオと敵対関係に
なることはあるみたいですが、憎さ故の行為ではないようです。
活躍はゲームのみにとどまらず、グッズ化されたり、アニメ化もされている。
画像検索でamazonより拝借
1999年10月から2000年6月まで放映していた。全39話。
海外で作られていて、全編3DCGで作られたアニメです。僕も昔、少しだけ見てました😌
声優は山寺宏一さん!ちなみに山寺さんはゲームのCMでもドンキーの声を担当してます。
そして、現在ドンキーが主役の最新作(リメイク除く)は、2014年にWiiUで発売していた
「ドンキーコング トロピカルフリーズ」
現在は追加要素が増えて、Nintendo Switchでリメイクされてます。
様々な作品に登場して、
その力強さを存分に発揮しているドンキーコング
そのパワフルさは、
スマブラでも存分に発揮しています!!
『ニンテンドウオールスター!
大乱闘スマッシュブラザーズ』
選択画面
乱闘中
ちゃんと原作の雰囲気が再現されています。流石にカクカクですがw
自慢のDKネクタイも再現されています。
スマッシュ攻撃や必殺技のダメージがデカいパワーファイター。少し復帰が苦手。
B:ジャイアントパンチ
溜めることが可能で、前方に強烈なストレートパンチを放つ。空中でも出せる。
ダメージが蓄積してる時に食らったら、KO間違いなし!元ネタは特になし。
上B:スピニングコング
自分がプロペラみたいに回転して攻撃する技。空中で使うと上昇するため、復帰に使う。
元ネタは特になし。
下B:ハンドスラップ
デカイ両手で地面を叩いて、地面の揺れで相手を跳ね上げてダメージを与える技。
元となるのは「スーパードンキーコング」
原作では主に、地面に隠れているバナナなどのアイテムを出すときに使う。
そしてアピール。
両手を上げて鳴く。という、謎ポーズ。後にネタポーズとして愛されることになりますw
ちなみにドンキーの掴み攻撃は特殊で、相手を持ち上げて移動することができる。
そこから投げる方向を決めれる。
原作でも両手でタルを持って移動できたりするので、それを再現したものと思われる。
『大乱闘スマッシュブラザーズDX』
選択画面
乱闘中
顔つきなどが、かなり原作に近い姿になってきました。
原作と比べると少し腕が細かったり、毛並みも少しツルツルしてるようにも見えます。
DXになって、横必殺技が増えました。
横B:ドンキーヘッドバット
前方にヘッドバットをして、相手を地面に埋める技。元ネタはなし。
どんだけ石頭なんだ・・・w
アピールは相変わらずこのポーズ。少し表情が付きました。
少しおちょぼ口になりましたw原作でもたまにおちょぼ口になります。
『大乱闘スマッシュブラザーズX』
選択画面
乱闘中
前作と比べて、毛がふさふさに!そして黒目が小さくなりました。
毛の色が薄茶色になっています。腕の太さも戻り、ゴリラ感(?)が増したような気がします。
必殺技に変化はなし。しかし今回から登場するのが「最後の切り札」
ドンキーの最後の切り札が、こちら。
最後の切り札:タルコンガビート
切り札を発動すると、どこからともなく「タルコンガ」を取り出し・・・
ミュージック・スタート!
音楽が流れてきて、プレイヤーはその音楽に合わせてAボタンを押す。
タイミングが合ってると赤い音波が、外していると青い音波が出て相手に攻撃できる。
赤い音波はふっとばし力がある。青い音波は少しのダメージ。
ドンキーはタルコンガを叩いたり、頭上でハンドクラップ(手拍子)をしたりする。
音符は全部で20個。
この時に流れている音楽は「スーパードンキーコング」の曲「JUNGLE LEVEL」の一節。
最後は決めポーズをして終わり!
元ネタはゲームキューブで発売された「ドンキーコンガ」というリズムアクションゲーム。
画像検索でamazonより拝借
2003年に発売。松浦亜弥さんの「♡桃色片想い♡」やSMAPの「SHAKE」など、
当時のヒット曲やアニソン、ピクミンの「愛のうた」など任天堂関連の曲も収録。
右・左・両手、そして手拍子で音符を叩く。手拍子は真ん中のセンサーで感知する。
スマブラで使ってるタルコンガはこれを元にしていて、DKマークやボタンも再現されている。
そして、アピールが3種類に増えた。
アピール1
ゴリラが行う行動「ドラミング」を行います。勝利ポーズでもやっています。
「スーパードンキーコング」でも、一定時間操作しないでいるとドラミングをします。
ちなみに本物のゴリラはドラミングする際、手をパーにしています。
グーにしてるのは映画やゲームの中のみのようです。キングコングとか。
アピール2
体を震わせて毛をワサワサ〜っとします。猫とか犬がよくやるやつ・・・なのかな?w
アピール3
いつものポーズですw
『大乱闘スマッシュブラザーズ for
3DS/WiiU』
選択画面(3DS)
選択画面(WiiU)
乱闘中(3DS)
乱闘中(WiiU)
3DSは毛の色は前作と同じ感じですが、WiiUはHD画質になったことで
毛並みがふさふさになりました。毛の色がコゲ茶色っぽくなってます。
顔の雰囲気が少し原作寄りに戻ったような感じが見受けられます。
そして表情が豊かになりました。顔をしかめたり、嬉しそうな表情を見せたりします。
ダメージを食らうと、目が飛び出たりすることがあります。
結構コミカルなキャラになった印象です。
アピール3の表情も変化しました。まぁ・・・少しムカつく表情になりましたw
そして、for3DS/WiiUからはモーションに少し変化が出てきました。
まずダッシュ攻撃が「ローリングアタック」に変更されました。以前はキック攻撃でした。
自身が丸くなって相手に攻撃をします。
元は「スーパードンキーコング」
攻撃しながらスピードもアップできる技。
「ドンキーコングリターンズ」では上にディディーが乗っかることもあった。
スピニングコングは、地上で行うと少し斜めになって攻撃するようになり、
技が終わるとグッとポーズを構えます。
ジャイアントパンチも、振りかぶった後に拳を引く動きを見せるなど、細かい変更点もある。
最後の切り札は前作と同じ「タルコンガビート」だが、ここにも変化した点が。
演出が原作寄りになり、頭上に音符が流れてくるようになった。
(色はオリジナル。原作では右を叩く音符の時の色)
そして押したタイミングで「GOOD・GREAT・BAD」の3段階の評価が出る。
そして、フルコンボで成功するとサムズアップして決めポーズをします。
これはオリジナル演出。ミスをするとXの時と同じポーズをする。
『大乱闘スマッシュブラザーズSPECIAL』
選択画面
乱闘中
毛のふさふさ感が抑え目になり、色も昔の茶色に戻りました。
近年のドンキーに近い色合いと姿になっている感じがします。
表情も少し豊かさが増しています。コミカルさは相変わらず。
ジャイアントパンチの時に、大ぶりに振るのではなく少し肘を曲げて回すようになりました。
この時の表情も、今までのドンキーには見られない怖い表情になっています。
パンチした後の表情も変化。手応えがある感じでニッと笑います。
アピールも過去作と同じ3種類となっている。
ドラミングの表情がしかめっ面になり、毛を振るわせるのは謎ポーズ時の表情。
そして伝統的謎ポーズは変わりませんw
そして細かい変更点の中で、DXの頃からですが、眠るモーションが変更されてます。
(DXの画像を撮り忘れたのでここで紹介します💦)
指を口で咥えてゆらゆら揺れながら眠ります。まるで赤ちゃんみたいです。
原作の作品内でもこの姿を見せてる時はあります(ドンキーコング64とか)
もう一つ。これはSPからの変更点で、投げる時の持ち方が変わりました。
片腕で相手を担いで移動したりできます。
これは原作の作品「ドンキーコング」でレディをさらう時に、こう持っていました。
そして、最後の切り札も変更されました!
最後の切り札:ジャングルラッシュ
おおきく振りかぶってパンチを当てた後に・・・
パンチのラッシュを浴びせます!!
トドメはアッパー!!
アッパーの後はドラミングをして終了。
これの元となるのがゲームキューブで発売した「ドンキーコング ジャングルビート」
画像検索でamazonより拝借。
2004年発売。タルコンガを使ってドンキーを操作するアクションゲーム。
ボス戦時に相手を怯ませると、プレイヤーはタルコンガをひたすら叩いて
パンチのラッシュを浴びせる。
切り札の時に聞こえる太鼓の音みたいなのはタルコンガを連打するのを表しているのだと思う。
ちなみに最後の切り札が空振った時にモーションは、
「ドンキーコンガ ジャングルビート」でパンチを空振った時のモーションと似ている。
口を開けて驚くような表情もそっくりです。
そしておまけで、原作再現している勝利ポーズについて。(64から存在してます)
両手をあげて手を繋ぎ、周りに感謝をするような仕草。
元は「スーパードンキーコング」でボスを倒したときにするポーズ。
最初に両手でサムズアップした後に、このポーズをします。
力強く、パワフルな技を持っているドンキーコング
豪快な技を使いたければドンキーコングを使ってみると良いかも!
復帰もしやすくなっているので、ちょっとした万能ファイターに
なっていて、オススメです!
ぜひとも原作のゲームにも触れて、ドンキーコングという
キャラクターを知っていってください!