皆さんも是非ご参考にして下さい
タイトル「中古マンションのリフォーム相場価格」
相談者は神奈川県にお住まい31歳女性の方からのご相談です。
お住まいの状況はマンション / 鉄筋コンクリート造 / ～築40年 / 3LDK
◆ご質問内容
中古マンションの購入を検討しています。昭和51年の物件なのですが、リフォーム前とリフォーム後の物件価格が2100万でリフォーム前と比べて400万程高くなっていました。
水まわりからクロス、床、すべてキレイになっていたのですが、この差額は妥当なものなのでしょうか？
築年数の古さとリフォーム料金でわからなくなってしまいました。
古い方を購入し、自分でリフォームをお願いした方が安くなったりするのでしょうか？
よろしくお願いします。
――――――――――以下回答――――――――――
◆回答
金額が妥当かどうかの判断は、具体的にどの様なリフォームをしているか定かではないので何とも申せません。
但し、一般常識として売る側の立場で考えると、例えばリフォームに400万円掛かった物件を同じ400万円だけ上乗せして売る人はいないですよね？
当然利益分を見込む必要があるので、普通の考え方でいくと今回の工事には400万円は掛かっていない事になります。
（物件の買い手がなかなか付かず、損を覚悟で単価を落としている場合や、既に物件自体でかなり利益を見込んでいる場合は別です。）
では、相談者の方がリフォーム前の物件を購入し、ご自分でリフォームされる方が得かどうか？ですが、それも一概に得とは申せません。
それは不動産屋さんがリフォームした物件の場合、業者価格でリフォームしてもらっている可能性が高いからです。
業者価格というのは何も値引きして工事しているわけではなく、空き部屋の状態で工事がしやすい環境を作ったり、何戸も同時に工事して作業の無駄を省いていたり、自社で余っている建材を使用したり等・・・コストを落とす努力を最大限にしているので通常よりも単価が安いという意味です。
従って、たとえご相談者の方がそのリフォーム済みの物件と全く同じ工事を依頼したとしても400万円よりも安くなる保証はありません。
最後にもう一つアドバイスさせていただきますと、住家とは損か得かで選ぶものではないと思います。
住家は住み手の方の生命と財産を守ってくれるだけでなく、そこでどの様な生活を営むかによって住み手の方の幸福度も変わってきます。
住家とは「人生の幹」ともいえる存在です。
お金の価値だけに囚われず、ご自分の将来の人生を想像しながら慎重に選んで下さい。
◆水まわりの事なら弊社までお気軽にご相談下さい。
■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■
〒641-0002
和歌山市新中島120-34
株式会社 近畿住設 http://kinjyu.jp
☎073-471-6685 担当：林マデ
■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■