パイプ、筒状製品への水圧転写加飾 | 塗装と水圧転写の職人さんのブログ

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水圧転写の技術による製作例などを紹介

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今日も沢山のお問い合わせを頂きましてありがとうございます。





ご紹介できるネタが少なくなってきた今日この頃。。








他社様からの加工依頼の品はご紹介出来ないものが多いですし、自社で製品化に向けて企画を進めている物や、開発中のネタも企業秘密としてストップがかかります。











今日ご紹介するのは試作依頼の品ですが、この部分だけ見ても具体的な物は何かはわからないと思いますので写真を使わせて頂く事にしました。





よくあるお問い合わせの一つ、パイプ形状への転写です。




パイプ 筒 水圧転写





パイプ 筒 塗装 加飾 水圧転写














この様に、細いパイプ形状であれば、ある程度1周巻く事は可能です。








しかし、継ぎ目は必ず出来ます。







パイプ、筒状に印刷 塗装 水圧転写








パイプ、筒状にプリント 塗装 水圧転写











デザインによっても継ぎ目が目立ちやすいか、目立ちにくいかは変わってきます。








そして、重要なのは細さ。




具体的なサイズは言えませんが、ある程度以上太くなると側面までは綺麗に転写が出来ても、そこから上、つまり折り返して巻き込んでいく方向に距離が長くなるのでどうしても柄の伸びが大きくなり、徐々に薄くなっていきます。そして継ぎ目もこの写真のように細い継ぎ目ではなくなってきます。




筒状の形状への転写のご依頼は多々ありますが、ある程度太さのあるものへのご依頼の方が多いと思います。


その際は基本的に半分半分で2工程に分けて転写する事をお勧めしています。


継ぎ目は2か所になりますがデザインが伸びるよりは綺麗になると思います。




ある程度太さがあり、継ぎ目をどうしても1か所に減らしたい場合は通常では水面に沈めていくように転写するところを、加工物を回転させて転写する方法もあります。






筒状であっても、高さが浅いものに関しては横方向からではなく縦方向に沈めて転写可能な場合もあります。




木目の場合はデザインの伸びやゆがみが出ても、木目調には変わりありませんのである程度太さがあっても長さがあっても縦方向に加工出来ます。








・・・・・・・








・・・分かりやすく解説しようと思ったのですが、、






結局のところ、デザインや形状によって出来ること、加工方法は異なります。




お問い合わせ、ご相談頂くのが一番ですね。












水圧転写ドットコム







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