PS5のコントローラーをカスタム!  playstation5 PS5 カスタムコントローラー  | 塗装と水圧転写の職人さんのブログ

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水圧転写の技術による製作例などを紹介

PS5 コントローラーの加工例です。

 

 

 

↑この部分も形状的には加工出来ますが、純正が黒なのでそのままプリントできません。

行程が増えて手間がかかるので基本的にはやりません。

 

 

ここを純正で残すと↓のようになります。(合成のイメージです)

全部に柄がはいっているより黒の部分があるほうが締まってカッコイイですよね。(言い訳?)

 

 

加工が出来るのは基本は白のカバーのみです。(一部例外として、カーボンなど黒ベースのデザインには黒カバーを使う場合があります)

分解された状態のカバーのみでないと加工は出来ません。

タッチパッドも加工は出来ますが裏の基盤も外しておいていただく必要があります。

 

プリント出来るデザインは濃色不可とか単色ベタ塗り不可、文字やマーク、直線ラインなど伸びや歪みが目立ちやすい

デザインは不可、位置決めが必要なデザインは不可など、製法の特性上、加工が出来ない場合もありますので

お問合せ下さい。

当然ですが、著作権や商標権に絡むようなデザインはお受けできません。

 

また、口頭やメールの文章のみで加工出来るかどうかの質問を頂きましても回答できない場合がありますので、

加工したいデザインを添付してお問合せ下さい。

 

表面のコーティングはグロス(光沢)とマット(半艶消し)が選べます。フルマット(全艶消し)にも出来ますが全艶消しは指紋がつきやすく、

特にダーク系の色だと指紋が目立ちます。そして、下手にその指紋や手の油を拭き取ろうとすると艶が出てしまいます。艶消し塗装用の

専用のクリーナーと柔らかい布を使ったりしてメンテナンスをしなければなりません。取り扱いが面倒になりますし、丁寧に気をつけて

扱っていても手に持って擦れる部分、摩擦が多い部分から徐々に艶が出て来ます。

半艶消しもその症状が出ない訳ではありませんが、元々少しの光沢がある分、変化の仕方が緩やかに感じます。

 

当社では、あまり手で触れるものではない物や、木目調で出来るだけ気の質感に近づけたいとか、特別事情がない限りは

「艶消し」といえば基本的に半艶消しにするようにしていて、全艶消しにすることはあまりありません。

 

ですので、常に手で触っているコントローラーに関しては基本は「艶あり」として頂くのが良いと思います。

手の脂などの拭き取りも気を使う事がありません。

どうしてもデザイン上艶消しを使いたい場合には半艶消しをご指定下さい。

 

それから、純正の後ろカバーには〇△×□の細かいシボ(凹凸)があります。

転写やコーティングが乗る都合上、このシボは少し塗膜に埋まります。

通常1回の転写とコーティングではこのシボ感は完全に消える訳ではなく残りますが、塗装というのは作業中にホコリやゴミが

付着する事があり、その場合は乾燥後にペーパー掛けをして再度コーティングを行ったり、コンパウンドで磨き上げたりしますので

その工程数によってシボ感が消える事も考えられます。

ホコリの付着等は必ずしも避けられるものではありませんので、シボを残す、残さないの指定をして頂く事は出来ません。

予めご了承下さい。

 

加工料金は前カバーと後ろカバーを合わせて10,000円(税別、送料別)が目安となりますが、加工するデザインや塗装内容で変わる場合があります。

前カバーと後ろカバーは↓の2パーツです。

 

 

 

ついでに、社内に残っていたPS4、PS2コントローラーのサンプルも改めて掲載しておきます。

 

 

 

 

お問い合わせ - 株式会社インデクト (indect.co.jp)