毎度木こりの酔渓です。
過ぎたと思った寒波ですがまだ余力があったようです。
夜明けから真っ白になりました。
こうなったら又々現場はストップです。
そんなこんなで
事務所で雪掻き＆倉庫整理をしておったのですが
屋根裏の隙間に変なヤツを発見しました。
だらんとぶら下がった
油断しきったモフモフのしっぽ
これは！
やつだ！！
この時期
屋根裏で昼間から爆睡する
モフモフ野郎！！
それはムササビ！！
昔は高級毛皮として取引された
あの野郎です。
去年から屋根裏でドタバタやっていたのは間違いなくこいつです。
さっそく捕獲、強制引っ越しを試みますが、やつには強力な武器があります。
ねずみ系国内最大種にして鋭い爪と強力なアゴ
素手では間違いなく
手に穴が空く
可愛く顔して手の指位なら咬み砕けるかもしれない破壊力を装備しています。
そこで念のため
ノーマル手袋の上から溶接用、革手袋を装着して捕獲に挑みました。
結果は
見事捕獲成功(^^)v
但し
やっぱり
手に穴が空きました(>_<)
革手袋をはめておりましたが
ウチの革手はボロかった・・・・
破れた隙間からキバが入りました。
一旦アゴの力が入れば
今度は革ごと貫通して上顎の歯が刺さりました。
恐らく手袋なしでは
肉ごと食いちぎられていたでしょう。
一瞬
この野郎！
絞め殺して毛皮の首巻きにしてやろうか？
と頭を過りますが
一応非狩猟鳥獣で、捕獲採取は禁止されています。
この時点で捕獲はしてしまいましたが
殺すのはＮＧ！
ま～寝てるところをひっ捕まれて引きずり出された
これだけでもそれなりにビビって寝ぐらを変えてくれるでしょう。
その後私は念入りに傷を洗浄、消毒
ついでに診療所に行く予定があったので先生に抗生物質出してもらって飲みました。
野生動物からもらった傷は気をつけましょう。
雑菌、破傷風
最悪、狂犬病なんと言ってもねずみ系ですし・・・
かっこよく無傷で捕まえる予定でしたが
溶接用革手くらいは軽く貫通して
流血ボタボタでしたf(^_^;
やっぱり野生は舐めちゃいけませんね。