今日は舞台版『らせんかいろ』のお稽古日です!
そして6日目という事で、
そろそろ折り返し地点になるの…かな?
私は昔、
毎日、みっちり長時間稽古をしていて、
だけど芝居貧乏にならないようにする為に、
空いている時間にバイトを入れて、
学業があった時は、更に夜通し勉強をして、
大学に入ってから6~7年くらいは、
毎日3時間睡眠で、何足もの草鞋を履いて、芝居に心血を注いでいたものです。
それなので!
舞台版『らせんかいろ』のお稽古が週にたったの2回しかないのに、
本番を迎えなくてはならないという事に対する危機感すらあります。
だって、
本番までに最低限出さなくてはならないクオリティというものがあって、
それをちゃんと出せるかどうか…というのが気になるからです!
ちなみに、
その最低限を決めるのは、一番わかりやすいところだとチケット代金だと思っていますw
お客様が1000円出すのであれば、1000円以上の価値と時間の提供を、
お客様が4000円出すのであれば、4000円以上の価値と時間の提供を、
それが最低限のレベルだと思います。
今回の舞台版『らせんかいろ』のチケット代金は前売りで3500円。
果たして、このまま稽古を続けて、
3500円以上のモノをお客様にお見せ出来るのでしょうか?
という事を、
一人一人がきちんと肝に銘じて、
稽古が無い日に芝居と向き合ってくれるといいなぁと思います♪
Twitterでもちょろっと書きましたが、
前回までの5回目の稽古で、
どこまで芝居と向き合っているか、
自分の役を考えているか、
などなど。
そういう個々の意識の差がかなり現れてきました。
プロ意識の高い人は、
前回のダメ出しと真摯に向き合って、
次の稽古にはダメ出しを克服すると同時に、別のプランを提示までしてくれます。
一方、自分の役なのに、たどたどしい読み、演技、その場限りの演技プランで、
場面を返すたびに演技が変わってきてしまう人もいるのです。
稽古が始まってから5回目の稽古まで、
時間はみんなに等しく流れているはずですよね。
なのに、この歴然とした差。
それは何なんでしょう???
そんな事を、前回のお稽古の時にお話ししました。
正直、10年前の私なら、
それこそ灰皿を投げる、机を蹴り飛ばすくらいの勢いで怒っています。
あ、実際にはそんな事しませんよ?w
でも、内心的にはめちゃくちゃ怒るだろうし、
「ヤル気がねぇなら国に帰れ!」とか言っちゃうレベルですw
まぁ、私が実際にそういう世界で芝居を勉強してきたので、
そのまんま、そういう感覚が根付いちゃったんでしょうね(*≧艸≦)ププ☆
でもまw
さすがに今はそんな事はありませんw
だけど、だからといって厳しさを忘れたわけでもありません。
あまりに目に余るようであれば、
さすがに口厳しくなると思います。
今のところ、
個々に取り組み方の差はあるけど、
それなりにやってきてるのは見えているし、
頑張ってくれるだろうという期待値もあるので、
かなり甘々な感じで見ています(*≧艸≦)ププ☆
なので!
このまま良い雰囲気のまま、
個々に頑張って自身のレベルをあげて、
最終的に、よりよい舞台の完成を目指して頂きたいと思います♪
最後に。
舞台版『らせんかいろ』の最終目標ってなんだと思いますか?
自身のステップアップ?
舞台をきちんと見せれるレベルで完成させる事?
来場して頂くお客様にご満足いただける時間と物語をお見せする事?
最終目標が何かとは言いませんので、
それは皆さんが個々で考えてみてください。
そして、その目標に辿り着くまでの間に、
いろいろと大変な事もあると思いますが、
「最終目標に辿り着く為に、今、私は頑張らないといけないんだ!」と、
常に最終目標を意識して取り組んで頂ければと思います♪
最終目標がはっきりしていれば、
目先の苦労や辛さも、乗り越えやすいと思いますからね(^_-)-☆
ちなみに、
スタッフチームもいろいろと水面下で準備に追われています。
ライターチームは寝ずに脚本の修正をしてくれています。
演出などの舞台チームも、音楽の選曲や照明プラン、小道具の準備などなどに追われているし、
他にも挙げたらきりがないほど、
各スタッフ達は、よりよい舞台を作り上げる為、
キャストの皆さんが演技しやすい環境を作る為、
本番にお迎えするお客様の為にそれぞれが奔走しています。
それなので、最後までスタッフ&キャストともに足並みをそろえて、
一緒に頑張っていきましょ~っ(๑•̀ㅂ•́)و
もちろん、私も頑張りますから!w