この度、「第2回幕張EXPO風力発電展」を視察してきました。
今回は、風力発電と脱炭素経営のEXPOでしたが、苫小牧市に本社を置く曾澤高圧コンクリートさんが出展していることもあり、講演会を聴くのもあわせて参加致しました。
会場の幕張メッセには、風力発電に関わる各企業団体が多数出展しており、大変な賑わいでした。
曾澤高圧コンクリートさんにおかれては、曾澤社長自らが先頭に立ち、会場にてお客さんへの事業説明を熱心にされていました。
様々なことにチャレンジを続けている同社が今回前面に押し出してPRされていたのは、コンクリート艦が燃料をつくる「MIKASA」です。これは、洋上風力で発電し洋上でアンモニアに変えて運搬可能にするというものです。
確かに、送電の問題などがネックとなりなかなか進まない部分がありますので、このアイディアには納得がいきます。
多くの方々がお話しを聞きにブースにいらしてました。
その他、以前から同社が進めている風車の基礎をコンクリートでつくる「VT」もPRされていました。
講演では、「洋上風力発電の最前線に迫る」と題し、RWEのJens Orfeit氏、そして、五洋建設(株)の大下哲則専務から世界や日本国内の洋上風力の現状などについて説明を受け、同事業の課題と対策のようなものを提示されておりました。
北海道においても洋上風力の検討が進んできておりますが、地元合意も含めて色々な課題がある中で大変勉強になった次第です。