■今号のスゴい★PR事例■
●並み居る強敵を抑えて、真のスーパーヒーローに輝いたのは!?Youtubeが、人気コンテストを実施。最もバズ効果の高いヒーローは誰?●
読者の皆様、こんにちは。
先月7月18日~21日まで、アメリカはカリフォルニア州サンディエゴで
メディアも注目の一大イベントが開かれていたのをご存知ですか?
それは、
「SAN DIEGO COMIC-CON INTERNATIONAL 2013」
です。
※Picture:Screen shot of Sandiego RV Resort.com's Official Website
※Picture:Screen shot of Comics Alliance's Website
このコミコン・インターナショナル (Comic-Con International) は、
毎年7月か8月の4日間、カリフォルニア州サンディエゴで開催されている
もので、アニメや漫画、映画、ドラマなどの大衆文化に関する一大
イベントです。
※Comic-Con Organization Official Page
http://www.comic-con.org/frontpage
今年は1日におよそ13万人という来場者を集めたということで、年を追う
ごとに、その規模、人気ともに成長を続けています。
ちなみに、コミコンと言えば、来場者の奇抜なファッション(既にアート
の世界)も話題で、メディアでも多く取り上げられています。
※(superhero写真-3)
※Picture:Screen shot of Comic Con 2013 's Website
※Comic-Con Cosutumes 2013
http://www.huffingtonpost.com/2013/07/19/comic-con-costumes-2013_n_3625315.html
※Comic-Coc Cosutume Pictures
http://comic-con-2013.com/comic-con-costume-pictures-comic-con-costumes-2013-taking-san-diego-by-storm-photos.html
日本のコミックマーケット準備会が主催する世界最大規模の同人誌即売会である、
「コミケ(コミックマーケット)」とは、似ているようで少し異なっている
かもしれませんね。
さて、この全米最大の「コミコン」開催期間は、「GEEK WEEK」などとも
呼ばれ、「GEEK=オタク、変わり者」がとってもエキサイトする時期で
あり、またこうしたアメリカが誇る大衆文化を祝う時期でもあります。
そして、この「コミコン」や「GEEK文化」をけん引しているのが、アメリカ
の2大コミックレーベル「DC」及び「MARVEL」が生んだ、「スーパー
ヒーロー」の存在です。
※DC Comics Official Website
http://www.dccomics.com/characters?page=1
※Marvel Official Website
http://marvel.com/
今や、コミックから、アニメ、映画へと幅を広げ、全世界にその知名度と
人気を誇る彼らですが、そんな多数のスーパーヒーローのなかでも、最も
人気があるのは、一体誰なのでしょうか?
そんな疑問を解決すべく、真のスーパーヒーロー人気コンテスト結果が、
Youtubeから発表されました。
その結果は以下の通り。
順位 ヒーロー名 ビュー数 ビデオの時間(単位:hour)
1位:Batman 3,000,000,000 71,000
2位:Thor 2,100,000,000 66,000
3位:Superman 1,700,000,000 14,000
4位:Iron Man 1,400,000000 20,000
5位:The Avengers 1,000,000,000 31,000
6位:Wolverine 540,000,000 7,800
7位:Spider Man 340,000,000 7,400
8位:Captain America 280,000,000 4,900
9位:Justice League 220,000,000 3,200
10位:Deadpool 200,000,000 8,900
※集計期間は2008年1月から2013年8月
※詳細な結果は、Google Trendsでも閲覧できます。
http://www.google.com/trends/explore?hl=en-US#q=batman,+thor,+superman,+iron+man,+avengers&gprop=youtube&cmpt=q
ということで、並み居る強豪を抑えてトップに立ったのは、「バットマン」
だったのでした。
今更ながら、このスーパーヒーロー誰?という方は、下記のリンクに
各ヒーローの予告編がまとめられていますのでご覧ください。
※Super Heroes Movie
http://www.youtube.com/watch?v=GokKUqLcvD8&feature=share&list=PLjd9OT1rI6vTQI23VgZor07T1Ur-JiNtL
さて、この人気指数ですが、もちろん、各ヒーローの映画公開やDVDリリース
時期などに合わせて、検索数が上下します。しかし、それを鑑みても、どうやら
バットマンの強さは圧倒的なようです。
※Picture:Screen shot of Youtube Blog
例えば、今年5月に公開された「アイロンマン3」の検索の伸び幅と、
昨年の「The Dark Knight Rises(バットマン)」の検索の伸び幅には
大きな違いがあります。
また、一位を獲得するのではないかと思われていた、「スーパーマン」は、
今年6月に「Man Of Steel」が公開されたにも関わらず、3位という結果に
沈んでいます。
というわけで、Geekのみならず、皆が一気に飛びつくヒーロー(キャラクター)
は「バットマン」ということになりそうです。
そんなスーパーヒーローとのコラボレーション、タイアップ企画は特に
映画公開のタイミングに合わせて多数存在しますが、現在話題になっている
のはコチラ。
「LEGO Marvel Super Heroes」
※Picture:Screen shot of LEGO Marvel Super Heroes Official Trailer
※LEGO Marvel Super Heroes
http://videogames.lego.com/en/lego-marvel-super-heroes/about/video/
マーベルコミックのスーパーヒーローがレゴになって登場。しかも
彼らが悪と戦うビデオゲームが、既存の各デバイス向けに、2013年秋に
発売予定となっています。
いかがでしたか?
皆さんのお好きなスーパーヒーローはランクインしていたでしょうか?
日本では、「ウルヴァリン:SAMURAI」の公開を前に、アウディの車が当たる
キャンペーンや、Googleと提携した、ウルヴァリンが自分の呼び出した場所
に現れる「ウルヴァリン、うちくる!?」キャンペーンなどが展開されて
いますよね。
こうして、各ヒーローの人気を見ると、利用価値を最大化する時期、そして
価値が最大化されるヒーロー意外にそうでもないヒーロー等、いずれも
その差があるようです。
※ニュースソース
※Youtube Blog
http://youtube-trends.blogspot.com/2013/08/batman-wins-youtube-our-top-10-most.html
※WIRED
http://www.wired.com/underwire/2013/08/batman-youtube-superhero-popularity/
※Huffington Post
http://www.huffingtonpost.com/2013/07/19/comic-con-costumes-2013_n_3625315.html
※C Net
http://news.cnet.com/8301-17938_105-57597517-1/youtube-the-most-popular-superhero-is../
■編集後記■
メルマガ読者の皆様、こんにちは。スゴい★PR編集担当の秦泉寺 明佳です。
皆様、夏休みをいかがお過ごしになりましたか?
海へ、山へ、街へ、はたまた田舎へ里帰りと様々に楽しまれたことと思い
ます。
私はというと、「Great Smoky Mountains National Park/グレート・
スモーキー山脈国立公園」へ、山歩きに出かけてきました。
この広大な国立公園は、私の済むノースカロライナ州とお隣のテネシー州の
州境をまたいで広がっていて、そこには有名な「アパラチアン・トレイル」
の一部もあります。
私がベースキャンプとしたところまでは、同じ州内と言えども、片道400
マイル(約644キロ)以上もあり、到達するだけでも一仕事なのですが、
それでも身近な方の国立公園。
私自身はこれで二度目の訪問でした。
雄大な山並みを眺めながらの山行は、途中、七面鳥やうさぎ、鹿、そして
エルクなどにも遭遇する楽しいものでした。
実はこのエリアは、「クマ」が住んでいることでも知られており、キャンプや
ハイキングについては、十分な留意が必要なのですが、幸運なことに、
今回は遭遇することなく、無事に帰ってくることができました。
生活は便利になり、移動手段は多彩になりましたが、こうして自分の足でしか
行けない場所、見れない景色は、流した汗や身体の痛み以上の何かを与えて
くれました。
今年は、富士山も世界遺産に登録され、また注目が高まり、観光客・登山客
も増えそうですが、山の管理、自然の保護には全ての人が関心を持って
欲しいなあと感じます。
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