ロイヤルベビー誕生に沸くイギリス!多くのブランドがいち早くユニークなお祝いメッセージでPR合戦 | 【スゴい★PR】PRの本場アメリカ発 最新情報&事例

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■今号のスゴい★PR事例■


●ロイヤルベビー誕生に沸くイギリス!多くのブランドがいち早くユニークなお祝いメッセージでPR合戦●


読者の皆様、こんにちは。


先日、7月22日の午後4時24分(日本時間の23日午前0時24分)、イギリス
ロンドン市内の病院で、ウィリアム王子、キャサリン妃夫妻にとって
第1子となる男の子が誕生しました。

イギリス王室の王位の継承の順位は、チャールズ皇太子、ウィリアム
王子に続いて第3位になるということで、未来の「英国王」誕生に
イギリス本国のみならず、世界各地でお祝いムードになっています。



例えばこちら。



>イギリス海軍のフリゲート艦の乗組員、人文字でお祝いメッセージ<


 
※Picture:Screen shot of The Guardian's Official Website

 
※Picture:Screen shot of The TIMES's Official Website



そして、イギリス王室が愛用する高貴なカラー「ロイヤルブルー」
を中心に、英国旗で使用される「赤」「白」といったカラーリング
で、様々なモニュメントが彩られました。



>イギリスロンドンの大観覧車「The London Eye」、青・白・赤にライトアップ<


 
※Picture:Screen shot of The Daily Mail online's Official Website

 


さて、こうしたお祝いムードはイギリス国内にとどまりません。とりわけ、
英連邦の一員でもある、海を渡った各国では、あの有名な観光地だって、
ロイヤルブルーにライトアップされました。



>カナダ ナイアガラの滝がロイヤルブルーにライトアップ<

 
※Picture:Screen shot of The Daily Mail online's Official Website



>ニュージーランド クライストチャーチ空港のライトアップ<


 
※Picture:Screen shot of The Daily Mail online's Official Website

 


さて、続いてはそんなとってもおめでたいニュースにいち早くSNS
(Facebook)を通してリスポンスしたブランド(企業)の取り組みを
紹介したいと思います。

(※全ての英文コメントは、各企業の公式Facebookページより引用)




まずは、イギリスのブランド(企業)から。



>British Airways<

 
※Picture:Screen shot of British Airway's Official Facebook Page

''Congratulations to The Duke and Duchess of Cambridge on the
birth of their first child, from everyone at British Airways.''



>Marks and Spnecer<


 
※Picture:Screen shot of Marks and spencer's Official Facebook Page


''Congratulations to The Duke and Duchess of Cambridge on the
arrival of their baby boy. Here's our baby Royal Etiquette
Guide for the rest of the nation.''


 
※Picture:Screen shot of Marks and spencer's Official Facebook Page



イギリスのおしゃれなマーケット代表である、「マークスアンドスペンサー」は、
イギリスならではの風刺が効いた、「ロイヤルエチケット集」を、可愛い
赤ちゃんの写真素材とともにリリース。





>Burberry<


 
※Picture:Screen shot of Burberry's Official Facebook Page


''The Burberry Childrenswear Autumn/Winter 2013 Collection.
Introducing the Burberry Childrenswear Autumn/Winter 2013
campaign featuring playful runway inspired details.''


イギリスを代表するファッションブランド「バーバリー」は、ロイヤル
ベイビー誕生同日に合わせて、2013年秋冬コレクションのチャイルド
ウェアシリーズをリリース。




>Official England Cricket<


 
※Picture:Screen shot of Official England Cricket's Official Facebook Page



''If you could name the ‪#‎RoyalBaby‬ after an England or Australian
cricketer, what would you name them?''


英国を代表するスポーツ「クリケット」のページでは、イギリスもしくは
オーストラリアのクリケット選手のうち、誰の名前をロイヤルベイビーに
名付けるか?とファンに尋ねる形式でリスポンスしています。



 

続いては、アメリカやその他のブランド(企業)のリスポンスを紹介
いたします。



>Skinny Cow (Nestle)<


 
※Picture:Screen shot of Skinny Cow's Official Facebook Page


''Special Skinny Cow delivery to London to celebrate the new
bundle of joy!''

スイスが本拠地の世界最大の食品・飲料会社である「ネスレ」傘下で、
ヘルシーさを売りにしたチョコレートやアイスクリームのブランド
なのが、「Skinny Cow(スキニーカウ)」。


コウノトリがイギリスまでわざわざお祝いの品を届けているようです。




>Duncan Hines<


 
※Picture:Screen shot of Duncan Hines's Official Facebook Page


''It's a boy! Sweet congratulations to the Duke and Duchess.''


「ダンカンハインズ」はアメリカの、ベーキング・お菓子作り素材
でポピュラーなブランド。

ユニオンジャックカラーのカップケーキに英国旗でお祝いしています。




>all<


 
※Picture:Screen shot of all's Official Facebook Page


''It's a royal birthday, so let's celebrate all the little
 princes and princesses born today!''


米Sun Products Corporation下の洗濯用洗剤ブランドの「all」の
ロイヤルベイビー誕生に反応したリスポンス投稿。同じ日に誕生
した、全てのベイビーをお祝いしています。



>Heinz<


 
※Picture:Screen shot of Heinz's Official Facebook Page


''Cheers to the royal baby!''



トマトケチャップの雄、アメリカのハインツは、親子ケチャップに
王冠をかぶせたキュートな素材でお祝いしています。




以上、イギリスのみならず世界中でお祝いムードの、英王室「ロイヤル
ベイビー」誕生にまつわる、とってもスピーディーな対応のいくつか
をご紹介しました。


おめでたいニュースだけに、こうした各ブランドの反応も好意的に
受け入れられますし、好感度を上げる絶好の機会と言えますね。


 

※ニュースソース

The Guardian
http://www.guardian.co.uk/

The Times
http://www.thetimes.co.uk/tto/news/

The Daily Mail Online
http://www.dailymail.co.uk/ushome/index.html

 


 

■編集後記■

 
 メルマガ読者の皆様、こんにちは。スゴい★PR編集担当の秦泉寺 明佳です。

 
 「鼻骨骨折徒手整復術」。


 私事ですが、こんな名前の手術を、先日受けてきました。

 鼻骨骨折、英語では、「Nasal Fracture」と呼びますが、鼻の骨が折れて
 曲がってしまったのを、真っ直ぐに戻すという手術です。

 
 施術時間自体は30分程度の簡単な手術ですが、準備や回復も含めると、結局
 一日がかりになりました。

 全身麻酔での手術だったのですが、この麻酔にかかる前に、病院のスタッフ
 さんが、

 「気持ち悪さとか頭痛がなく、酔っぱらえる感じよ。」
 「さあ、Heavenへ行こう」

 などと笑いを交えて言うのが、こんなところでもユーモア。。。と印象的
 でした。

 麻酔から目覚めると、術後の痛みに襲われましたが、そこはモルヒネを
 段階的に投与しながら、痛みを緩和してくれたようです。
 モルヒネなんて、これまで投与された経験はなかったように思いますが、
 その効果は抜群でした。

 それにしてもこの手術、手術後がかなりキツイです。鼻まわりの痛み、出血、
 顔や目の周りの腫れやあざ、そして何よりも、鼻の内外につけられた固定
 ギプスの不快感(ひきつり感や痛み)が継続します。

 もし、またこんな目に合うとしたら・・・

 鼻がちょっと曲がった程度なら、手術せずに放っておこうかな、とそんな
 風に思えてしまう、術後経過の辛さを経験しました。


 一つだけ心残りがあるとしたら、麻酔にかかるときに、「数を数えて?」
 と言われたら、「いち、にー、さん・・・」と日本語でカウントしようと
 目論んでいたのですが、そんな機会が全くなかったことでしょうか(笑)。

 


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