伊豆の国市で酒屋をしています、杉山商店の杉山雅一です。
昨日の記事の続きです。
詳しくは>> 缶ビールの「プルトップの開け口」は各社なぜ違うの?
プルトップの開け口の形の違いについて、
ビールメーカーの各社に問い合わせたところ・・・
「サントリー」さんから、ついでに面白い情報を入手しました!
それは「缶の口径」に違いがあるとのコトです。
「缶の口径」とは・・・
![2254697](https://stat.ameba.jp/user_images/20121016/18/sugiyama-show-10/90/ab/j/o0320022712239978882.jpg?caw=800)
上の写真のような、円の直径の大きさのコトをいいます。
この缶の口径を
「サントリー」では、「キリン」と共同開発で小さくしているそうです。
今までの缶と比べると、およそ「2.45mm」 小さく!
実際に「アサヒ」の缶と比べてみると、
![5124783](https://stat.ameba.jp/user_images/20121016/18/sugiyama-show-10/87/91/j/o0240032012239995752.jpg?caw=800)
どうです?わかりますか??
下の「アサヒ」の缶にスッポリと入って見えるように・・・
缶の口径が、一回り小さくなっています。
これは何のためなのか?
訊いてみると、
サントリーの担当者さん曰く、
缶の原料である「アルミ」の量を少しでも減らすため
だそうです。
ビール業界は、云わずと知れた価格競争の厳しい業界です。
各社様々な企業努力でコストを削減しています。
たかだか2.45mmの口径でも、
小さくすることで利益に反映できるように考えているんですね。
こういった小さな努力が報われるコトを祈って・・・
この先のビール業界の行く末に光あれ!
P.S この情報を提供してくださった、サントリーお客様センターのMさん
私のいきなりの突拍子もない質問に、丁寧に応対していただき
本当にありがとうございました!
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