衆議院解散総選挙! | 杉山さとき『明日の八千代を考えます』

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衆議院解散毎日新聞ニュース


11月21日、衆議院は解散しました。

安倍首相はその理由として、
2015年10月から予定されている消費税10%への引き上げを17年4月に1年半先送りする事と、
アベノミクスの成否を国民に問う事と説明しています。

首相は消費税の増税を延期する理由として、
7月~9月期の国内総生産(GDP)が速報値で2四半期連続マイナス成長となったことを上げ、
今年の4月からの増税分が個人消費の伸びを鈍化させている。
来年10月からの引き上げはさらに個人消費を押し下げて、
デフレ脱却も危うくなるとも言っています。

増税をしても、個人消費が落ち込んでは税収も伸びず、景気回復が遠のくとの判断だと思います。


衆議院選は12月2日(火)告示日で14日(日)に投開票の日程で行われます。


解散については、増税を先送りする事について国民に信を問うのは当然で、
更には「アベノミクス」の成否について選挙戦を通じて明らかにするとのこと。

国民にとっては、
アベノミクスが末端まで浸透していない時期に解散をすることに反発する声はあり、
今後の情勢次第では自公連立政権に対する逆風が吹く可能性もあると思います。

しかし、突然の解散で野党各党の選挙準備が整っていないので、
反自公票の受け皿の盤石な体制ではないのが、安倍首相の解散の狙いの一つでもあるようです。


八千代市に於いては、
市議会議員選挙も12月14日(日)告示日で21日(日)投開票の予定が組まれているため、
2週連続の投票日となり投票率が下がるのでは?
との懸念の声が出ています。

衆議院選挙と市議会議員選挙を同日で出来ないのか?
との市民の声があります。

そうすれば、選挙にかかる費用が数千万円節約されるとの試算があります。

しかし、八千代市議会の任期は来年の1月15日までとの事。
地方自治法では任期満了の30日以内に選挙を行う旨の規定があるようです。
したがって衆議院選挙の投票日である12月14日では
30日を超えてしまい、違法になるとの事です。
日本が法治国家である以上、法律にしたがって行政が執行されることが当然です。

日本にとっても八千代市にとっても大変重要な選挙であることは間違いありません。

2週連続の投票日となりますが、大切な1票を棄権せずに投票に行くようにしましょう。