英語の「聞き流し」に効果はあるのか? | sugisenglishのブログ

sugisenglishのブログ

ブログの説明を入力します。

 

スギーズ英語発音教室インストラクターの杉田です。

 

 

テレビCMや、電車の吊り広告で

 

こんなものを目にした機会のある方は多いんじゃないでしょうか?

 

 

「英語を聞き流しているだけで

英語が聞き取れる&話せるようになる!」

 

 

というもの。

 

非常に魅力的な謳い文句です。

 

 

このブログをご覧になっている方というのは

 

英語の発音やリスニングについて興味をもっている方

である可能性が高いので、

 

なかにはこのような教材を試したことのある方もいるかもしれません。

 

 

でもどうでしょう。

 

本当に

 

聞き流しているだけで英語が話せる

 

ようになるんでしょうか?

 

 

 

今回はこの疑問についての動画を紹介します!

 

 

 

上記のような教材の宣伝広告のなかで、

 

 

「赤ちゃんは言葉をたくさん聞くことで話せるようになる。

 

それは大人が英語を習得するときも同じだ!」

 

 

と説明しています。

 

 

でもこれは少し違います。

 

 

赤ちゃんは、周りの言葉を聞いたとき

 

その言葉を

 

「まね」

 

しようとしているのです。

 

たとえその時は「あー」とか「んー」とかしか言えなくても、

 

耳で聞く

 

「インプット」

 

のあとに

 

「アウトプット」

 

の作業をしているのです。

 

これを繰り返すことで赤ちゃんは言語を習得します。

 

 

じゃあ、

 

「大人が英語を習得するときも、

 

耳で聞き、それを発音してアウトプットすればOK!」と、

 

言えるかというと

 

残念ながらそれも違うのです。

 

 

なぜか。

 

 

人間には、「言語獲得装置」と呼ばれる仕組みが頭の中にあります。

 

これによって赤ちゃんから10歳ぐらいまでは

 

「聞いて」

 

「まねする」

 

作業を繰り返すだけで

母国語を習得する事が出来ます。

 

しかし、大人になり母国語を習得すると、この

 

「言語獲得装置」

 

は消滅します。

 

そして「言語獲得装置」が消滅すると、

 

赤ちゃんのように

 

「聞いて」

 

「まねする」

 

作業を繰り返すだけでは

 

言葉を話せるようにならない

 

のです。

 

なぜなら、「言語獲得装置」が消滅すると、

 

「母語」以外の音は

脳が勝手に雑音として認識

 

するようになるからです!!

 

 

英語には日本語にない音が沢山あります。

 

 

その為、日本人が大人になって英語の音を聞いたときに、

 

 

日本語にない音が沢山あるので

 

 

「何言ってるのかわかんない!」

 

となるわけです。

 

このような経験はほとんどの人が

しているのではないでしょうか。

 

雑音としか認識できなくなっている音を、

 

 

いくら繰り返し聞き流しても効果はない

 

 

のです。

 

 

「確かに英語をいくら聞いても、

以前より聞けるようになった実感がない!」

 

と思った方。

 

 

「じゃあもっともっと英語を勉強しなきゃ!」

 

と、やみくもに教材を探し回る必要はありません。

 

 

 

本当に英語を効率良く習得するために、

 

何から始めるべきなのか。

 

これについては以下の動画で説明しています↓

 

 

 

短期間でネイティブ並みの発音を身につけたい

方は下記より無料体験レッスンをお申し込みください↓

https://sugis.co.jp/lesson/