こんな日に
退院ですよ
覚悟して
傘もさせずに
片目テクテク
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20160118/23/sugisaki-natsumi/77/83/j/o0640036813544377547.jpg?caw=800)
最近のマイブーム、スタバのほうじ茶ラテ。
中はティーパック浮いてます。笑
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20160118/23/sugisaki-natsumi/ab/66/j/o0640036813544377574.jpg?caw=800)
元々シロップが入ってるのもあり、ほうじ茶の香ばしい香りとミルクの甘味、そしてシロップのほんのり甘味で安らぎ感満載の飲み物です。私はその時の好みでシロップ抜きにしたり、ミルクを豆乳に変えたりしてます。
まぁ、そんな他愛ない話は今は置いておきまして、ですね。
十日間の入院費、、、じゃなくて…入院生活にピリオドを打ちました。
今日から片目生活が本格的に始動します。
退院です。
よりによってこんな日に、、、じゃなくて…お空の雪さんも歓迎して下さり、銀世界。雪が積もってる。うぉーーー!!!
外来はガラガラ。当然入院患者の診察の順番も早くて、退院手続きの会計準備も早くて、朝の 9時には「はーい、退院して良いですよ。あとは通院ね。」と担当の女医さまの最終チェックが終わりました。
こんな雪では母を呼べるわけでもなく、一人覚悟を決めました。
右手にパンパンに膨らんだピンクの大きなトートバック、左手にもう一つパンパンに膨らんだピンクのボストンバック、お腹らへんには貴重品用の斜めがけバックを提げ、コートのフードをかぶり、いざ、最寄り駅までテクテク出陣。
ってオーバーではありますが、病院のタクシー乗り場には一台も来る気配もなく長蛇の列。
片目は見えるといっても、こちらも先天性弱視なのでバスも乗り場表示も見えず「よし、歩こう。」そんな感じ。
ベチョベチョでしたね。雨も降り風もあり、冷たい泥水が染み込む両足からは五センチ以上積もってるような感触が伝わりました。
見た目、傘もさせずにコートの帽子かぶりマスクして、旅行並みのバック両手に持ち、片目眼帯してるのもあり、すれ違う通行する方々はみんな道を開けて下さりました。優しいです。
普通に歩けば20分~30分で着きそうな道でしたが 1時間位かかりました。滑らないようにかかとから着地するペンギン歩きです。笑
スタバで栄養補給して、無事帰宅。
母と下駄箱上のくまさんたちと母の生けた(←やや大げさ表現)お花が、十日間ぶりの私を温かく出迎えてくれました。
甘い炭酸飲料をゴクゴク一気に飲み、買いだめしてあったお菓子やパンなど腐ってないか確認してからこちらも一気にモグモグ。
お腹一杯で爆睡し、今になりました。笑
まだ仰向け寝は禁止されていて、寝るときはうつ伏せか横向き指定です。
寝るときはもちろん、日常生活も眼帯必須です。「日常はさすがに抵抗あるだろうから、眼鏡かサングラスして一生右目は保護してあげて下さいね」とのこと。
左目はコンタクトしますので、その上に眼鏡かサングラスして日常は一生過ごすことになります。明日にでも買いにいこう。
色んな色を♪(^-^)
心配して下さった(下さっている)方々、本当にありがとうございました。無事退院しました。
これからもまた更なる壁が目の前に立ちはだかるかも知れませんが、残された片目をより大切に出来るだけ前向きに生きていきます。
人はみんな個人です。不幸度の競い合いをしているのではなく、それぞれの目線の世界に壁があり、みんなみんなもがいて生きています。
病院での十日間、幸いにも私は聴覚など視覚以外の感覚が元気で居てくれるので同じ部屋の方々、隣の部屋の方々、向かいに並ぶ各個室の方、ご家族やナースさんとのやり取りなどが毎日耳に入り、顔は分かりませんが様々な心の声がよく感じ取れました。
十日間、流した涙は数知れず、学んだ心も数知れず、まずは自分の現状を受け入れて、そして周りも受け入れる。
ふむふむふむ。
(^-^)
心は永遠に成長し続けます。
それは年齢とは全く別の成長です。
環境や体験は色んなことを学ばせてくれます。
毎日皆さまも何かを頑張る、私も何かを頑張る。
心の目線は様々です。
24時間、あちこち張り巡らされてます。
長文になりました。ここまでお読み下さりありがとうございます。
杉咲なつみ
呟き。
勉強出来てませんが棄権しても受験料戻らないので、受けるだけ試験受けようと思ってます。さ、問題集見るかな。