「突然キミは居なくなる」 | 杉咲なつみ 「言詞の力」

杉咲なつみ 「言詞の力」

~自由気ままに想いのままに~(アメーバ編)

日々の心の機微を短歌リズムで綴らせて頂いております♪
(^^)






「もう限界」





突然キミは





居なくなる





まだまだ見せて





欲しかったのに







私の右のおめめくんへ。





命があれば、色々なところに幸せを見つけることが出来ます。





こんにちは。


私事ですが、突然大きな悲しみが訪れました。

短歌や言葉では言い表せないような悲しみです。

でも乗り越えなきゃならない。


先週の週中から右目視界に黒い丸い影が出ていて、 寝不足が原因かなぁ…と思ってい
たのですが消えないので週末に大学病院に行きました。


未だにあまりにも急な出来事で精神動揺してるのも事実です。


結論から言いますと右目の視力喪失は避けられません。辛うじてそこに光を感じる程度にするために手術を受けます。


即入院、休み明け手術することになり週末から病院のベッドです。


元々の弱視は度々ブログ内でもお話していたかと思いますが、それも含めて先天性の黄斑変性などの病気からくる網膜剥離です。剥がれる予告もなし、 痛みなしに突然きました。


手術後に光を感じる程度になれる確率が50%と言われました。 残りの50%は失明する確率。


以前にも視力でかなり悩み、診察に行くも「いずれ見えなくなっていく」と言われ、何とかならないかと再診察や相談に色々な大学病院に行った時期がありました。そのときに告知はされていたのですが… それでもあまりにも急すぎる展開で私には受け入れられず、ただただ昨日まで病院のベッドでこの事を考える度に泣いていました。


急に剥がれた理由としては私の先天性弱視が強いこと、眼球の軸の奥行きが普通の人の1.5倍以上あり(私の眼球は3.6 ㎝以上だそう)、その後ろ側でずっと膜を張って頑張っていた網膜 (網膜はみんな同じ大きさだそう) が、 今までその眼球の大きな後ろを何十年も守ってきてヘトヘトになり、ついにここ数日で穴が開き始め、破れ、剥がれてるそうです。 今、右目視界はほぼ真っ暗です。


このピンチは昨年の左膝の半月板損傷どころのレベルじゃないです。私個人の人生設計建て直しの必要もあります。


手術も普通の網膜剥離手術とは全然違い、三時間以上にも及ぶそう。成功したら光を感じる程度にはなれますが、常に白目は充血し、顔のバランス的美観は失います。


うまくいかなかった場合、失明で真っ暗のまま。眼はどんどん小さくなり退化してそ のぶん顔も…。


どちらにしても光を感じるようになれることを目的として、顔の美云々は捨てざるを得ないとのこと。


担当医のその話を母親と聞き、ただだだ呆然となってました。


頭と心の整理がついてからブログ内でも報告しなければと思っていました。


手術は明日です。


同じ弱視ですが左目くんはまだ元気です。


目は幸いにも二つあります。片方だけでも歩けますし、何より命がありますし、、、と前向きに考えています。


リスク高くなるので部分麻酔でしか出来ない明日の手術、右目の視界が真っ暗になること、それはもちろん最大の恐怖です。でも今の私には会社関係者たちや友人知人やその他の親しき方、ブログをお読み下さっていた皆さま方、妹や母親…にこのことを伝えることが何よりも辛いです。


でも頑張って乗り越えます。 世の中のもっと頑張って生きてらっしゃる方に「そんな程度でくじけちゃダメだよ」って言われそうです。命、心が元気なら、楽しく生きられますもんね。





右目くんへ



ありがとう



限界来るまで



支えてくれて



忘れないよ



キミの見せてくれた世界



キミの全力での闘いぶり



もう疲れちゃったよね


 
ヘトヘトだよね



ごめんね、たくさん酷使しちゃって



ごめんね、労りきれなくって



ごめんね、感謝が足りてなくって



ありがとう、本当に本当にありがとう



もう、ゆっくり休んでいいからね



相方左目くんに



続きを託そう





杉咲なつみ