医学部は理系でもあるが文系の要素が強いと昔から思っています。
医学部での勉強の多くは覚えることであり、暗記は学習の過程で重要です。
医学を学ぶインプットの多く、
これは暗記と言っても過言ではありません。
医学部に進学した後に覚えることの多いこと。
あなたは閉口するかもしれません。
しかし、実際に医師になった後、
アウトプットである臨床の場、
これは、経験や感覚を頼りに手探りで進まなければならないことが少なくない。
医師は常に曖昧さがつきまとう職業といえるかもしれません。
そこではマニュアルは役に立たない場合も多い。
理系は白黒をはっきりさせることが習慣になる傾向があります。
またそこを追求するという一面も強いのではないでしょうか?
理系の人は、学んだ知識から答えを導き出すのが得意だ、
という人は多いと思いますが、
答えがなく自分で答えを探す、時には創らなければならない、
というのが実際の医学の臨床現場では少なくない。
もちろん、そうでない医療現場もありますが。
このことから、医学部に進んでも、
臨床医にはならずに研究の世界に行く、
という優秀な理系人材が多いのだと思います。
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