長崎へ行った時の話をボチボチ書いていきます。
3月末、名残惜しそうにパパを羽田空港へ
見送りましたが、
実は、3日後に帰って来てました🤣
と言うのも、契約したマンションの部屋が
3/31に退去のため、クリーニングが必要で
最短明け渡しでも1週間後の4/7(日)
以降だったのです。
なので、赴任日の4/1(月)は出張扱い。
搬出には転居休暇が貰えるので、
4/4(木)に荷物をまとめ、4/5(金)搬出。
まぁ、入り口近くの客間に既に
荷物を殆どまとめていたので、
1時間で搬出終了。
アートさんも楽だったろうと思います🤣
バイト君が
「こんなに早く終わる事もあるんですね?」
なんて言ってました。
九州搬入となると、搬入まで中1日必要です。
手伝いで家族1名の交通費&宿泊費も出ます。
4/7(日)は朝イチから搬入と言われたので
前夜までに長崎入りすれば良いんだけど、
せっかくだから長女に小田原駅まで
朝5時半に送って貰い、2人で
早い便で長崎へ向かったのです。
そんなに天気が良くないから
窓際でもねぇ?と思っていたけど
雲の上の富士山はちゃんと綺麗に見えました😍
さて、長崎空港は長崎市内まで
バスで結構走るんです。
長崎新地中華街と言う一つ目のバス停で
降りました。そこから暫く歩きました。
疲れてるのに早起きした理由は、
熊本在住中から、行ってみたいと思っていた
史跡料亭「花月」へ行きたかったからです。
1642年創業の老舗です。
↓この門の中には、料亭を利用した人だけしか
入れません。
サービスランチでも10,000円〜と言う
強気の価格なので、2人だけの時じゃないと
とても無理。そして実は結婚記念日だったので
奮発して来た、と言う訳です。
1番早い回でも12時からだったのですが、
飛行機が遅延するといけないから、
12時30分に予約してました。
でも、お店に着いたのは11時42分。
「少し、お時間には早いですねぇ」と
スタッフの方に言われてしまいました💦
でも、慌てて来たのには、理由があります。
実は、この料亭はお庭をお散歩できるのですが
階段が岩で出来ていて、滑るのだそうです。
だから、前日にもお店からリコンファームの
お電話があったのですが、
「お庭をご散策希望との事ですが、
雨の場合は、危ないのでお散歩は
ご遠慮頂くことを、ご承知おき下さい。
それでも、このまま予約して良いですか?」
と念を押されていました。
だからこそ、早めに到着して、
「今日の長崎の雨の予報は13時から。
食事後の散策はリスクが高いので、先に
お庭を拝見させて頂けないでしょうか?」
とお願いしてみたのです。すると
「残念ながら、お庭に面している所で
ただいま式をしていて、お庭へは
ご案内出来ないのです」と言うのです。
「ええっ?庭は雨が降ってなければ
食事後でも散策できるけれど、もしかして、
竜の間に入れないのですか?」と私💦
本来、披露宴や団体が入っていなければ
通常の個人客は、2階の竜の間で、
各テーブルでお食事を頂くのです。
(竜の間↓)
そこに、坂本龍馬がつけた刀跡があり、
私はそれを見るのが、1番の楽しみだったのです。
予約時の時にも、出来れば竜の間に....と
リクエストしていたのですが、
直前にならないと団体様が入られた場合は
入室して見学は出来なくなります、と
言われていました。でも、一ヶ月前に
披露宴や団体が入っていなければ
まぁ、そんなに大人数が一ヶ月を切って
予約する事もなかろう、とタカを括っていました。
前日に料亭から確認の電話があった時、
お庭散策ご希望でしたが、雨の場合は
観れない可能性が...と言う念押しはあったのに
何故、竜の間の方は確実に観れなくなったと
教えてくれなかったのでしょうか?
キャンセルされると困るから??
何もなければ竜の間です、と一ヶ月前の
予約時は言われていたので、
前日の電話で先方から何もお知らせが無い
のは良い知らせだと思い込んで
確認しなかった自分も悪いけど、
ちょっと、不信感を持ちました。
「どうしても竜の間を拝見したいのですが
お庭を散策出来ないのならば、
披露宴会場へ皆様がいらっしゃる前に
少しだけお部屋に入らせて頂けませんか?」
とゴリ押ししてみました🤣
すると、あっさりOK🙆♀️
スタッフの方が丁寧な解説付きで
案内して下さいました。
こちらが、龍馬の刀跡です。
もう、このためにランチ代1人14000円
払ったと言っても過言じゃないよ。
龍馬さん、やっとお会い出来ました💕
そして、この2階には引田屋ゆかりの資料を
展示した「集古館」があるのです。
坂本龍馬直筆の嘆願書や、木下逸雲の画や
向井去来の俳句、
東山の金さんのお父様は長崎のお奉行様で
その書も飾られています。
そちらを時間まで拝見しました。
この集古館も、花月の利用者だけが
見学できる特権です。
龍馬繋がりで、福山雅治さんの
サインもありました。
高杉晋作さん、坂本龍馬さん、
岩崎弥太郎さん、勝海舟さんと
錚々たるメンバーが花月に集まっています。
そして、辛亥革命後に孫文さんもいらしたそう。
本当に、凄いメンバーが花月を訪れています。
結局、私たちは1階の桂の間で
お食事を頂きました。
この見えている部分は畳廊下です。
この反対側に12畳ちかくあり、
その広い部屋に私達夫婦と
もう一組の夫婦だけで貸切の
贅沢な空間でした。
あまりに興奮して、お願いし忘れたけれど
本当は日本最古の洋室があって
そちらも、観たいと思っていたのに
すっかり言うのを忘れてしまった...
ショック😨勝海舟が好んで使ったらしいのに。
あー💦
なんで案内してくれなかったのでしょうか?
スタッフの方も、見ますか?って
聞いてくれても良いのに💦
大抵のお客様は、見学を希望されてる筈なのに。
明らかに、歴史好きだと案内の途中から
わかってたと思うんだけど。
ちゃんとリクエストしないと、ご案内も
端折られてしまうんだなぁ、残念過ぎる😭
もう、建物案内だけで
かなりの長文になってしまい
日本史好きの私としては、
思い入れたっぷりなので、今回は
料理は後回しにして、花月のお部屋だけ
画像にアップしました。
またお料理とお庭は次回載せますね😛
長々と失礼しました。