ずっと行きたかった料亭へ | 心に残る旅をしよう

心に残る旅をしよう

マリオットバケーションクラブ歴17年。
プライスレスな家族旅行をプランニングしていく旅行記です。
アメンバー申請はメッセージの後お願い致します。普段コメント等やりとりさせて頂いている方を承認しています。

長崎へ行った時の話をボチボチ書いていきます。

3月末、名残惜しそうにパパを羽田空港へ

見送りましたが、

実は、3日後に帰って来てました🤣


と言うのも、契約したマンションの部屋が

3/31に退去のため、クリーニングが必要で

最短明け渡しでも1週間後の4/7(日)

以降だったのです。

なので、赴任日の4/1(月)は出張扱い。


搬出には転居休暇が貰えるので、

4/4(木)に荷物をまとめ、4/5(金)搬出。

まぁ、入り口近くの客間に既に

荷物を殆どまとめていたので、

1時間で搬出終了。

アートさんも楽だったろうと思います🤣

バイト君が

「こんなに早く終わる事もあるんですね?」

なんて言ってました。




九州搬入となると、搬入まで中1日必要です。

手伝いで家族1名の交通費&宿泊費も出ます。

4/7(日)は朝イチから搬入と言われたので

前夜までに長崎入りすれば良いんだけど、

せっかくだから長女に小田原駅まで

朝5時半に送って貰い、2人で

早い便で長崎へ向かったのです。

 

そんなに天気が良くないから

窓際でもねぇ?と思っていたけど

雲の上の富士山はちゃんと綺麗に見えました😍



さて、長崎空港は長崎市内まで

バスで結構走るんです。

長崎新地中華街と言う一つ目のバス停で

降りました。そこから暫く歩きました。


疲れてるのに早起きした理由は、

熊本在住中から、行ってみたいと思っていた

史跡料亭「花月」へ行きたかったからです。

1642年創業の老舗です。

↓この門の中には、料亭を利用した人だけしか

入れません。



サービスランチでも10,000円〜と言う

強気の価格なので、2人だけの時じゃないと

とても無理。そして実は結婚記念日だったので

奮発して来た、と言う訳です。




1番早い回でも12時からだったのですが、

飛行機が遅延するといけないから、

12時30分に予約してました。

でも、お店に着いたのは11時42分。

「少し、お時間には早いですねぇ」と

スタッフの方に言われてしまいました💦


でも、慌てて来たのには、理由があります。

実は、この料亭はお庭をお散歩できるのですが

階段が岩で出来ていて、滑るのだそうです。

だから、前日にもお店からリコンファームの

お電話があったのですが、

「お庭をご散策希望との事ですが、

 雨の場合は、危ないのでお散歩は

 ご遠慮頂くことを、ご承知おき下さい。

 それでも、このまま予約して良いですか?」

と念を押されていました。



だからこそ、早めに到着して、

「今日の長崎の雨の予報は13時から。

食事後の散策はリスクが高いので、先に

お庭を拝見させて頂けないでしょうか?」

とお願いしてみたのです。すると


「残念ながら、お庭に面している所で

ただいま式をしていて、お庭へは

ご案内出来ないのです」と言うのです。


「ええっ?庭は雨が降ってなければ

食事後でも散策できるけれど、もしかして、

竜の間に入れないのですか?」と私💦


本来、披露宴や団体が入っていなければ

通常の個人客は、2階の竜の間で、

各テーブルでお食事を頂くのです。

(竜の間↓)




そこに、坂本龍馬がつけた刀跡があり、

私はそれを見るのが、1番の楽しみだったのです。

予約時の時にも、出来れば竜の間に....と

リクエストしていたのですが、

直前にならないと団体様が入られた場合は

入室して見学は出来なくなります、と

言われていました。でも、一ヶ月前に

披露宴や団体が入っていなければ

まぁ、そんなに大人数が一ヶ月を切って

予約する事もなかろう、とタカを括っていました。


前日に料亭から確認の電話があった時、

お庭散策ご希望でしたが、雨の場合は

観れない可能性が...と言う念押しはあったのに

何故、竜の間の方は確実に観れなくなったと

教えてくれなかったのでしょうか?

キャンセルされると困るから??


何もなければ竜の間です、と一ヶ月前の

予約時は言われていたので、

前日の電話で先方から何もお知らせが無い

のは良い知らせだと思い込んで

確認しなかった自分も悪いけど、

ちょっと、不信感を持ちました。



「どうしても竜の間を拝見したいのですが

お庭を散策出来ないのならば、

披露宴会場へ皆様がいらっしゃる前に

少しだけお部屋に入らせて頂けませんか?」

とゴリ押ししてみました🤣

すると、あっさりOK🙆‍♀️

スタッフの方が丁寧な解説付きで

案内して下さいました。



こちらが、龍馬の刀跡です。

もう、このためにランチ代1人14000円

払ったと言っても過言じゃないよ。

龍馬さん、やっとお会い出来ました💕



そして、この2階には引田屋ゆかりの資料を

展示した「集古館」があるのです。

坂本龍馬直筆の嘆願書や、木下逸雲の画や

向井去来の俳句、

東山の金さんのお父様は長崎のお奉行様で

その書も飾られています。

そちらを時間まで拝見しました。



この集古館も、花月の利用者だけが

見学できる特権です。



龍馬繋がりで、福山雅治さんの

サインもありました。

ゆかりの地ですから、訪れたのですね。



高杉晋作さん、坂本龍馬さん、

岩崎弥太郎さん、勝海舟さんと

錚々たるメンバーが花月に集まっています。



そして、辛亥革命後に孫文さんもいらしたそう。

本当に、凄いメンバーが花月を訪れています。



結局、私たちは1階の桂の間で

お食事を頂きました。

この見えている部分は畳廊下です。

この反対側に12畳ちかくあり、

その広い部屋に私達夫婦と

もう一組の夫婦だけで貸切の

贅沢な空間でした。


あまりに興奮して、お願いし忘れたけれど

本当は日本最古の洋室があって

そちらも、観たいと思っていたのに

すっかり言うのを忘れてしまった...

ショック😨勝海舟が好んで使ったらしいのに。

あー💦

なんで案内してくれなかったのでしょうか?

スタッフの方も、見ますか?って

聞いてくれても良いのに💦

大抵のお客様は、見学を希望されてる筈なのに。


明らかに、歴史好きだと案内の途中から

わかってたと思うんだけど。

ちゃんとリクエストしないと、ご案内も

端折られてしまうんだなぁ、残念過ぎる😭



もう、建物案内だけで

かなりの長文になってしまい

日本史好きの私としては、

思い入れたっぷりなので、今回は

料理は後回しにして、花月のお部屋だけ

画像にアップしました。

またお料理とお庭は次回載せますね😛

長々と失礼しました。