五つ星のリーダー、リカルド・フラカーロ氏① | 府中の元気・杉村康之の 「ハッキリYES、ハッキリNO」

府中の元気・杉村康之の 「ハッキリYES、ハッキリNO」

初めて議員になった時、びっくりしたことが3つ
一つは、議会なのに議員同士の議論がないこと
一つは、議会自らが条例をつくらないこと
一つは、審議の前に予算への賛否を聞かれたこと
二元代表制の地方議会では是々非々が筋
だから僕は「ハッキリYes! ハッキリNo!」



イタリアの政党「五つ星運動」のリーダー、リカルド・フラカーロ下院議員に会いました。


https://ja.m.wikipedia.org/wiki/%E4%BA%94%E3%81%A4%E6%98%9F%E9%81%8B%E5%8B%95


イタリアはマスコミが本当のことを報道せず、政府の宣伝に陥り、政党は党利党略に明け暮れ、政治家は利権に溺れて、国民は政治に絶望していました。


「五つ星」は地域から新しい運動を始めました。産廃や給食など身近な問題を持ち寄り、議論し、議員も呼んで提案もしました。やがて自分たちの中から議員を出し、市長も出しました。10年立った今、国政で第一党となり、来年の選挙では政権を取るかもしれないと言われています。


日本のマスコミではそんなことはほとんど報道されておらず、僕は今回初めてそれを知りました。


民主党政権が瓦解し、自ら衆院選で落選したとき、まともな政党を作らなければ日本はだめになると思いました。こないだの総選挙で、まずは安倍政権を倒さなければと、即席の野党結集にもとりあえず期待しましたが、瓦解し、あらためてまともな政党を身近なところから積み上げて作らなければならない、と思いました。


でも、どうしたらそんなことができるのか、というのが、民主党政権が瓦解したとき以来の自分の最大の命題でした。


全く同じ課題が10年前にイタリアでもあり、いまその課題がクリアされつつある、ということを知り、本日、練馬の豊島園の近くまで、足を運んでまいりました。


その運動はどうやって始まったのか。フラカーロさんの話を聞けました(^^)