府中の元気・杉村康之の 「ハッキリYES、ハッキリNO」

府中の元気・杉村康之の 「ハッキリYES、ハッキリNO」

初めて議員になった時、びっくりしたことが3つ
一つは、議会なのに議員同士の議論がないこと
一つは、議会自らが条例をつくらないこと
一つは、審議の前に予算への賛否を聞かれたこと
二元代表制の地方議会では是々非々が筋
だから僕は「ハッキリYes! ハッキリNo!」







都議選の結果が明らかになりました。

今回の結果は、大変良い結果だったと思います。


まずは、府中市選挙区で、

 無所属の小山都議が自民党に大差をつけ、ダントツで当選できました。ぼぼダブルスコア。

杉村も公選ハガキで1000人の皆様にお願いいたしましたが、応えていただいた方には心から感謝を申し上げます。 

 今後の市議会の運営、衆院30区の選挙、市長選への追風にもなります。もちろん、府中市政すなわち府中市民にとっても直接に大きなプラスとなるでしょう。

 普通なら補選で当選した候補は強いはずなんですが、自民党がこれほど伸びなかったことは府中にとって良い結果だったと思います。昨年の衆院選小選挙区を自民党が落としたことに重ねての良い結果だったと思います。 

 一方、無所属の作本候補は大健闘だったと思います。ワクチンの闇に、これ以上社会が目をつぶることはできなくなっていくのではないでしょうか。今後の活動が期待されます。


次に良かった点は、

 全体の議席で自民党が第一党にならなかったことです。事前の報道では自民党と都ファが優勢でしたので、自公を減らした貢献の一番は都ファだったろうと思います。

 ただ、小池都知事の次期はないと思うので、4年後には都ファもないと思います。自民系、国民系、維新系に分裂するでしょう。そういった予想も踏まえて、今回、都ファが自民党を削ってくれたことに感謝です。


3つ目は

 再生の道や八王子のS候補など、ベースの信念がなく、運よく波に乗ってきた人たちが、一時的なものだったということを表してくれた選挙でした。この傾向が参院選にも続くことを期待します。


最後に、

 昨年の衆院選に引き続き、立憲が議席を増やしましたが、得票数はさほど増えていないと思います。敵失で相手が減った分が、立憲に回ってきただけなのも昨年の衆院選と同じです。実力で増やしたのは国民と参政党でしょう。

 立憲にはその点を自覚した上で、野党第一党としての戦いを参院選で見せてほしいと思います。つまりは、参院1人区で野党を一本化するためにフトコロを深くしていただきたいと思います。





皆さん、こんにちは
7/7 都知事選挙と同日に、府中市では、都議会議員補欠選挙がございます。
都議補選では、自民党と共産党、それから完全無所属の「しのはらけいこ」さんが出ています。

 自民党候補のチラシをみて驚いたのは、小池百合子さんが応援、とあったことです。小池都知事の陣営からは、自民党からの支援は断ったけれど、自民党が勝手に応援されている。おんぶおばけでたいへん困っている、と聞きました。

 そこで都民ファーストに、この自民党候補のチラシに小池百合子も応援しますと書いてあるが、知事は了解したんですか?と確認したところ、

  知事は「了解なんて、していません」

とのことでした。  

この自民党候補は市議のときに、
談合事件の原因究明に抵抗し、
委員長選挙で負けて「ふざけるな」と言った 方ですが、 

何よりも政治にウソはいけません。


一般質問の録画動画がアップされましたので、お知らせします。

https://fuchu-city.stream.jfit.co.jp/?tpl=speaker_result&speaker_id=263
9/5(火)をご覧下さい。

「市長にお聞きします」と題して、来年の市長選を念頭におきながら、以下の6点を質問しました。ポイントを書きますが、ぜひ動画もご覧下さい。

ア)基地跡地がどんな価値を生むものにしたいか?
イ)中心市街地(府中駅周辺)でどんな価値生むエリアとしたいか?
ウ)市長と語る会、市長の手紙に対する想い、得られたものは?
エ)府中の魅力〜音楽のまちとしての考えは?
オ)農地の買取についての考えは?
カ)採択された陳情の扱い(例えば、公契約条例の制定)について



ウ)「市長の手紙」は、直近5年で1367通届いており、「すべてに市長自ら目を通している」そうです。すべてが市政に反映されているとは思いませんが、すべてを見ているという点は素晴らしいことだと思います。
エ)については、「市民の力も借りながら音楽の分野でも街を盛り上げていきたい」と、答弁。今年も府中4中や府中西高の合唱部の全国大会出場が決まっています。芸術劇場やウィーンとの交流など恵まれた環境を街づくりに生かしていきたいと思います。
オ)農地減少の根本原因は相続です(6月議会でもとりあげました)。市が農地の買い取って、農地として貸し出せば農地を守ることができる、という提案ですが、これについては「市財政への影響」という理由で消極的なようです。
カ)採択された陳情に関する市の対応状況を、当然議会に報告をすべきではないかと申し上げました。あらためて公の場で市長から「市として尊重し、適切に対応すべきもの」と答弁がありましたので、良しとしましょう。「公契約条例」についても対応がのんびりしていましたが、「条例制定に向け着実に取組」むとの明確な答弁があったので、承っておきました。

 さて、府中の経済、活性化という意味で、ア)イ)を聞きました。
 最近、市民の皆さんから、府中市の経済はこのままで大丈夫か? 市長は危機感がないのではないか? とのご心配の声を聞くことが多いので、この質問をしました。
 市長からは、基地跡地については、「市の発展に大きく影響する」場所であり、「多摩地域の拠点」としたい、との答弁。中心市街地については、「市全体の核として魅力と賑わいを創出するエリア」であり、「空き店舗の発生が課題」などと答弁されました。
 そこで、イ)については再度踏み込んで、先程の市民の皆さんの懸念の声を率直に市長にぶつけてみました。
すると市長からは「市の経済を懸念する声は耳にする。私も大きな課題と認識している」、そして「時機を逸することなく施策を展開したい」との答弁があったので、まずはよかったと思います。ただ、「コロナによる」とか「物価高騰が」などと仰っているので、一時的な問題だけではないのではないか、ということを、証券会社の撤退を例に挙げながら指摘しておきました。



 その後は、統計数字なども挙げて、担当部長に質疑しました。
 工業統計の製造品出荷額では毎年都内で断トツのトップです。これは東芝やNECの府中工場、及びその周辺の関連産業のおかげでしょう。また、競馬場や競艇場が府中にもたらした豊かさもはかりしれません。
 基地跡地はこれらの工場や施設に匹敵するほどの可能性を秘めていると思うので、ぜひ、戦略的に、様々な角度からあらゆる可能性を検討してほしいと述べました。

 新議場で、画像も鮮明になりましたので、詳しくはぜひ動画をご覧ください!