あべ総理と籠池氏とどちらがどれだけ嘘をついているかはわかりません。しかし、あべ総理やその取り巻きや日本会議が、かつては籠池氏をもてはやし、いまはそんなことは無かったかのように逃げ回っているのはよくわかる。
『安倍首相やその支持勢力が理想とする教育を実現するための小学校をつくろうとした泰典氏。彼の計画を称揚した「同志」たちが、一斉に手のひらを返した。潮目が変わったのは、2月24日の安倍首相の国会答弁だったと佳茂氏はみている。「私の考え方に非常に共鳴されている方」と共感していた泰典氏のことを「非常にしつこい」とこき下ろしたあの答弁だ。』(記事より)
思想や立場が違えども、筋の通った信念があれば称賛もできようが、あべ総理とその仲間たちのエセ保守ぶりは目に余ります。教育勅語だなんだと持ち上げといて、これではあまりにも籠池氏がかわいそうだという空気が少なからずあるのもそのためだろう。本来の保守なら歴史的大局的に物事をみるわけですが、この人たちは今だけ自分だけあべちゃんだけしか見ていない。
あべ総理も明日は我が身と思った方がいい。いったん権力基盤が崩れ出せば、蜘蛛の子散らすようにかつての仲間は消え、責任回避の津波に呑み込まれるでしょう。
地に足のついた民主主義の積み重ねの上にしか、真っ当な政治は生まれません。急がば回れ。身の回りから始めましょう。