検察、記者クラブメディアこそ、説明責任を果たせ! | 府中の元気・杉村康之の 「ハッキリYES、ハッキリNO」

府中の元気・杉村康之の 「ハッキリYES、ハッキリNO」

初めて議員になった時、びっくりしたことが3つ
一つは、議会なのに議員同士の議論がないこと
一つは、議会自らが条例をつくらないこと
一つは、審議の前に予算への賛否を聞かれたこと
二元代表制の地方議会では是々非々が筋
だから僕は「ハッキリYes! ハッキリNo!」

マスコミが煽るせいか、小沢氏の4億円について最近、聞かれます。
なんで小沢なんだともよく聞かれるので、書いておきたいと思います。


4億円について、マスコミは説明がない、説明がない、と騒ぎますが、
小沢氏のウェブサイト上でとっくの昔に説明がなされています。
昨年1月から出ているのに記者クラブメディアは取り上げません。
http://www.ozawa-ichiro.jp/massmedia/contents/appear/2010/ar20100124150021
http://www.ozawa-ichiro.jp/massmedia/ctr/column.php?cmd=a_back&cat=5


上記記事の、まず、4億円の出所以外について先に。


「秘書に任せていたので私は知らない、知らない・・・」となってますが
秘書のこととしてでもいいから説明すればいいじゃん、説明すべきだ!、
と思うのが市民感覚です。
しかし、小沢さんは今、市民感覚ではない検察を相手にしています。
ほぼ、たった一人で。
検察は、単なる「虚偽記載※」の「共謀」の「材料」を探していますから
秘書との関連については、
揚げ足を取られないように、慎重に発言せざるをえません。


 (※虚偽記載)
 (検察は本来なら贈収賄を立証しなければならないはずですが、
 (できないことがわかっているので、虚偽記載であげて
 (贈収賄を「印象」付けようとしています。卑怯なやり方です。
 (小沢さんは虚偽記載自体否定しています。)
  
http://www.ustream.tv/recorded/17988426 (38分:50秒ごろ)


さて、4億円の出所についてですが、上記記事によれば


「湯島の自宅の売却費」と「家族名義の口座」、とあります。
家族名義の中身は何だ? と言う人(マスコミも)は言うのでしょうが、
そもそも、自宅の売却費のことをマスコミは伝えていません。
たとえ家族の個人情報を公開したところで、言う人はまた言うでしょう。
マスコミが公正に報道する保証も殆どありません。まあないでしょう。
それでも公人なんだから説明責任を果たせ、という人がいたとしても、
それは間違いではありません。


ただし
同じ尺度で、マスコミや検察の説明責任も求めて欲しいものです。


ちなみに、
家族名義の中身かどうかはわかりませんが、こんな情報もあります。
「小沢さんは父親から信託を引き継いだ遺産3億円を元本に、
80年代から90年代にかけて5年満期の『ビッグ』を3回は更新していた」
「元利合わせて、少なくとも3億6000万円の払い戻しを受けた」
「この発言の主は、小沢家が父・佐重喜氏の時代から取引していた
安田信託銀行(現・みずほ信託銀行)神田支店の当時の担当者。」
http://gendai.net/articles/view/syakai/133018


私・杉村は、小沢さんから金をもらったわけでなく、
なにか個人的に特別に世話になったわけでもありません。
小沢氏の理念や政策に共感し、政治力に期待しています。
http://www.ozawa-ichiro.jp/policy/run_for_idea_0609.htm
http://www.ozawa-ichiro.jp/policy/run_for_ipolicy_0609.htm
小沢塾、自由党出身ということを割り引いて頂いて結構ですが、
様々な情報から考えて今の状況は、私には


国家権力(検察)とそれに頼るマスコミ(記者クラブメディア)が、
口だけでない実行力のある、それ故に国家権力にとっては驚異の
小沢一郎という国民政治家をよってたかって潰しにかかっている、
という構図に見えます。


村木事件は冤罪でした。小沢事件も冤罪だと私は思います。
佐藤栄佐久前福島県知事のブログ、著書『知事抹殺』は
検察の実態、原発行政にみる国(官)の実態をよく伝えています。
http://eisaku-sato.jp/blg/2011/01/000047.html
こういうことを放置しておけば、日本は再び過ちを繰り返します。


そうならないように私は、不利を承知で筋を通したいと思います。