長崎でまたもや!地獄の犬多頭崩壊現場 | 杉本彩オフィシャルブログ 杉本彩のBeauty ブログ Powered by Ameba

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長崎でまたもや犬の多頭飼育崩壊が起こりました。


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中型犬ミックスが40頭以上、劣悪な環境下に放置され

飼い主が死亡したことで、ようやくレスキューに入ることができたそうです。

10年に渡り、行政から指導を受けていたし、警察も度々介入していたそうですが、

飼い主は犬を手放すことに絶対に応じなかったそうです。

このようなネグレクトの動物虐待は、動物愛護法に基づいた犯罪です。

しかし、これを適切に取り締まり、犬たちを保護できない現状では、


動物愛護法は充分に機能している法律とは言えません。


おそらく、狂犬病予防もしていなかったはずですし、

せめて、狂犬病予防法違反で取り締まることはできなかったものか、と残念に思います。

このような多頭飼育崩壊を適切に取り締まることができていないのは、


動物をモノとして定義していることが大きな弊害となっているのではないでしょうか。

たとえ虐待的な状況であっても所有権が重んじられる現状は、法律そのものに矛盾があるため、


一方の動物愛護法が軽んじられることになっているという印象を拭えません。

下の写真の若いワンちゃんは、地獄のような苦痛から、ようやく救われたました。

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しかし、今はもう、この世にはいません。

レスキュー後、動物病院で生き耐えてしまいました。

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本当に無念です。

一度も愛されることなく、

幸せを感じることもなく、

命が尽きてしまいました。

たくさん遊んであげたかった、、、

美味しいごはんも、


新鮮なお水も、


温かい人の愛情も、

たくさん、たくさん、与えてあげたかった、、、

そんな悲しい思いでいっぱいになって胸が張り裂けそうです。

身勝手な人のおこないにより、

社会で一番弱い存在の動物たちが犠牲になる。

彼らを守ってあげることのできない日本の法律って何なんでしょうか。

行政指導というのは、話しの通じる人にしか意味を成しません。

しかし、崩壊現場の飼い主の多くは、心に問題を抱え精神疾患を患っているわけですから、

所有権や個人情報保護、などと言ってる場合ではないのです。

認知症を患った高齢者の多頭飼育崩壊も起こっており、

動物たちを保護することは、糞尿まみれの劣悪な環境で暮らしている


認知症の高齢者を救うことでもあるのです。

目の前の苦しんでる命を救えないなんて、そんな馬鹿げたことがあってはならないはず。

一刻も早く、法律が法律としてしっかり機能する社会に改善されることを願わずにはいられません。

長崎ライフオブアニマルの皆さんが、この地獄のような現場でレスキューに尽力し

今ある命を必死で繋ごうと、行政と連携しながら奮闘されています。

さらに詳しいことは、長崎ライフオブアニマルさんのブログからご覧ください。

そして、この犬たちが心身ともに健康になり幸せをつかめるまで、


皆さんも応援よろしくお願いいたします。


長崎ライフオブアニマル

http://ameblo.jp/life-of-animal/


現在、犬たちはセンターに収容されています。しかし、センターは犬で溢れており、


このような状況では、犬たちもなかなか落ち着くことができません。

預かりボランティアや里親さん、など、長崎ライフオブアニマルさんの呼びかけがありましたら


ご協力いただけますよう、重ねてお願いいたします。