マルチーズ50頭です。
なんとか助けたいと奮闘されています。
物資や医療費のご協力を呼びかけておられますので、
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6年前から行政指導が入っていて、長崎ライフオブアニマルさんも、
飼い主への説得を続けてきたようです。
しかし、高齢の親に世話をさせていた娘は、まったく聞く耳をもたず、
立ち入りも拒否。
不妊手術は可哀想、子孫を残したい、と身勝手な理由で、
娘は世話を親に押し付けて起こった悲劇でした。
世話と言えるようなものではないにしろ、
今回、世話を押しつけられていた高齢の親が、健康上の問題なのか、
施設に入ることになり、
ようやく立ち入ることができた、ということです。
犬たちの状態の悪さに胸が痛みます。
どれほどつらかったことでしょう。
報道に取り上げられるのは氷山の一角。
このような過剰多頭飼育者をアニマルホーダーと言いますが、
動物が病気になっていても放置、悪臭を放っていても不衛生でも、
その異常性に本人は問題を自覚していない、
という精神疾患の一種であることが多いのです。
ですから、本来は、専門家を交えた説得とフォローやケアが必要です。
そうでないと、同じことを繰り返してしまう可能性があるからです。
このように、飼い主が適切な判断能力を失っている状態であっても、
動物をモノとして定義しているこの国では、所有権の壁が厚く、
救わなければならない状況においても、救うことができない、
という本当に悔しい思いを強いられているのです。
行政側に立ち入りの権限を与えてもらえれば、
こんな最悪の事態を招く前に、ある程度食い止めることができたわけです。
とにかく、法律と制度の未熟さゆえに、事態が悪化していることは明白な事実です。
このような対応や対策は、各自治体に委ねられているわけですから、
このような問題も視野に入れ、根本的な改善をしていただきたいと切に願います。