『Cave de LUNE』 〈カーヴ・ド・リュヌ〉
続き
そして二本目は
‘エロディ バルム’というワイン。
おじいちゃんの畑をついで、
23歳の女の子が初めて作った
ワインだそうです。
地元のリショーという蔵に
弟子入りして学んだとのこと。
これも素晴らしいワインでした
最後は、南フランスの
‘ラングロール’というワイン。
ラベルの色で銘柄が違います。
オーナーの唐津さんが
一番尊敬する作り手だそうです。
作り手の方は熱い男のようで、
村の活性化に貢献し、
至福を肥やすことはまったく考えない
愛のある人らしいです。
オーナー自ら寒い中、辛い作業をし、
「どうしてそんなに大変な作業を
自らやるのですか?」
と尋ねると、
「お客様の笑顔が自分を支えてくれてるんだ」
とおっしゃる、カッコイイ作り手。
パリで引っ張っりだこのワインだけど、
日本のためだけに作ったのがこれ
日の丸を意識したラベルです。
初来日の際、
コンディションを気にしていた作り手が、
唐津さんのデキャンタージュで飲んだとき、
フランスより良いコンディションだと、
とても喜こばれたそうで、
これなら日本に安心して輸出できると
言ってくれたそうです。
何度かデキャンタージュして出したところ、
オーナーが驚くほどに美味しくなり、
そのデキャンタージュの技術を
絶賛してくれたということ。
デキャンタージュというのは、
マニュアル通りではなく、
繊細にするか荒くするかは
ワインによって違うらしいです。
どちらでやるか見極めが大切とのこと。
日本でこのワインが
一番揃ってるのがこの店!
とにかくこのワイン、
めちゃくちゃ美味しかったです(^O^)
唐津さんのこういうワインや蔵の話も、
この店でワインを堪能する醍醐味のひとつ。
とっても勉強になるし面白い。
フードメニューです
贅沢に自然派ワインだけで煮込んだ
ビーフのワイン煮込みが最高です
次回はめちゃくちゃ美味しい
地ビールをご紹介します
『Cave de LUNE』
〈カーヴ・ド・リュヌ〉
港区麻布台1-11-2
03-3505-5512